〈レクサスRX〉フットワークの良さを大幅に向上【ひと目でわかる国産新型車の魅力】
- 2020/03/12
- ニューモデル速報
JC08モード燃費:18.8㎞/ℓ ※RX450hの「F SPORT」と「version L」のFF車
月間登録台数:1196台(8月〜12月平均値)
REPORT●小林 秀雄(KOBAYASHI Hideo)
PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio)
MODEL●菅原 樹里亜(SUGAWARA Juria)
※本稿は2020年1月発売の「2020年 国産新型車のすべて」に掲載されたものを転載したものです。
■RX450h“ F SPORT”
全長×全幅×全高(㎜):4890×1895×1710
室内長×室内幅×室内高(㎜):2095×1590×1200
ホイールベース(㎜):2790
トレッド 前/後(㎜):1640/1630
車両重量(㎏):2060
エンジン形式:V型6気筒DOHC+モーター
総排気量(㏄):3456
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):193[262]/ 6000
エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):335[34.2]/4600
モーター最高出力(k W[㎰]):123[167]
モーター最大トルク(Nm[㎏m]):335[34.2]
燃料タンク容量(ℓ):65(プレミアム)
トランスミッション形式:電気式無段変速機
駆動方式:FF
サスペンション 前:ストラット 後:ダブルウイッシュボーン
ブレーキ 前:ベンチレーデッドディスク 後:ベンチレーデッドディスク
最小回転半径(m):5.9
JC08モード燃費(㎞/ℓ):18.8
タイヤ・サイズ:235/55R20
車両本体価格:747万
先進安全装備(Lexus Safety System+)
ボディカラー
レクサスRXの3つのポイント
1.デザインの変更で外観をリフレッシュ
2.世界初のブレードスキャンAHSを採用
3.ボディやサスペンションの改良で操安性向上
全長は5人乗りモデルが4890㎜、6/7人乗りの「RX450hL」が5000㎜という、堂々たるサイズ感を誇る。マイナーチェンジで前後バンパーのデザインが変更され、「F SPORT」以外のスピンドルグリルにはL字のブロックメッシュパターンが採用された。
エンジン&ホイール
乗降性
Aピラーが強く傾斜しているため、頭の動線は意外と狭い。とはいえ、高さがあるので大きく頭を傾ける必要はなく、乗り降りするのに苦は感じない。
ドア開口部にもエッジの効いた形状で横方向にも広いため、楽に乗り降りできる。ただし、ステップ高が高い分、乗るときは足を高くあげる必要がある。
インパネ
メーター
前席
「F SPORT」は表皮一対発泡工法を採用した専用本革スポーツシートを標準装備。優れたホールド製とフィット感を実現している。アイポイントはそこまで高いわけでもなく、むしろスポーツカーを運転しているような一体感すら感じさせる。
後席
大柄の人でもゆったり座れるシートを装備。膝前スペースは約270㎜、頭上は約80㎜と、空間的にもゆとりがある。「RX450hL」にはオプションとしてセカンドキャプテンシートが追加され、3列目席に2種類のシートポジションが設定された。
うれしい装備
ラゲッジルーム
通常時でも十分過ぎるほどの容量を確保。「RX450hL」の場合でもサードシートを格納すると、2列シート車と同等のフロアを実現することができる。4対2対4分割可倒式セカンドシートは、一部に電動格納機能も標準装備。荷室側にあるスイッチを押すだけで背もたれを格納できる。
使い勝手撮影車両データ
インテリアカラー:“F SPORT”専用ブラック&アクセントホワイト
オプション装備:ブレードスキャンアダプティブハイビームシステム/おくだけ充電
〈TOPICS〉「ブレードスキャンAHS」 世界初搭載
〈EQUIPMENT〉“F”のエッセンスを注いだ“F SPORT”専用チューニング
RXの走行性能に、さらなる切れ味を与えるため車両の前後には「パフォーマンスダンパー®」を装着。走行中、ボディに生じるしなりや微振動を速やかに吸収し、ハンドリングの特性を一層シャープにするとともに、乗り心地と静粛性を向上させる。さらに、シームレスな連続可変制御を可能にしたNAVI・AI-AVSにより、ショックアブソーバーの減衰力を車両状態の変化に応じて最適に電子制御し、しなやかな乗り心地とフラットで安心感のある走りを両立した。また、電動による瞬時のレスポンスでロールを抑制するアクティブスタビライザーも採用。“FSPORT”専用アルミホイールとの組み合わせで、コーナリングや高速走行時のレーンチェンジなどにおけるロール抑制に加え、路面入力によるロール方向の動きも抑え、フラットな車両姿勢を維持することで、快適なドライビングを提供する。
バイヤーズガイド
「F SPORT」で活発に走るのなら2.0ℓターボでもいいが、RXの快適性を存分に味わいたいならハイブリッドを選んでおきたい。ハイブリッドなら、本革シートなどが標準装備された「version L」がおすすめ。3 列シート車のRX450hLは40万円高くなるが、使い勝手が良くなり、手放す時も高く売れるはずなので狙い目のモデルだ。
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