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  • 2020/03/06
  • MotorFanアーカイブ編集部 山口 尚志
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■エンジン音も何とかしたい

 さて、話は続いてエンジン音対策である。


 3気筒旧軽ジムニーに比べれば4気筒旧シエラは静かだが、もしいくらかでも効果があるのならエンジン音も何か対策をしたい。


 というわけで、ボンネット裏に⑦の「エンジン音低減シート」で対策を施す。



旧シエラのボンネット裏。

 写真を見てほしい。

 ボンネット裏も鉄板丸出しである。

 前車ティーダでさえ、申し訳ていどのインシュレーターが貼ってあったが、さすがスズキ車、1300ccの普通車でも軽ベースとなるとインシュレーターを省くなど、コスト削減に余念がない。

 この作業、ボンネットパネル裏に低減シートを貼るだけだから簡単な作業に思えるが、いざ手をつけるとなるとけっこう考え込む。

 フードを閉めたときにボディ構成部材や補器類と干渉してはいけないし、できればフード側に貼ってあるコーションプレート(エンジンやエアコンのメンテナンス上の注意書き)をふさがないようにしたい。

 また、貼り付けはシート裏全面に貼られている粘着シートで行うが、固定テープも付属しているものの、夏場など剥がれて垂れ落ち、エンジンの上に覆いかぶさってしまう心配もある。


 これらを考慮して貼り付け範囲を予想した写真がこれだ。

この薄赤いエリアに貼る。

 貼り付けるのはこの薄赤い部分。

 シートの粘着力だけに頼るのは心もとない。

 脱落防止のため、写真下端両脇、2つずつの捨て穴(赤いだ円部)と、上部にあるインタークーラー吸気口(のダミー)取付ねじ8つのうちの4つ(赤い円部)を固定補助に使う。

 まず型取りから入る。

 新聞紙4枚を2枚重ねにし、フードパネルより大きめの型紙を作る。

 写真の想定貼り付けエリアの形に新聞紙を折っては貼り、貼っては折りを繰り返してそれらしい形を作っていく。

 おおまかに型取って貼り付け、この段階でさきの写真の8か所に穴を空けて、インタークーラー吸気口(のダミー)にねじを、フードのアーム側の穴には、冒頭で紹介したクリップをはめておく。

 型紙によるリハーサル状態がこの写真だ。

全景。
インタークーラー吸気口ダミーのねじ部分(左右で4か所)。
ヒンジアーム部の捨て穴にはめたクリップ(左右で4か所)。
あてずっぽうでくりぬいたらなんとなく位置関係がいびつになった。これは大きいほうの「エンジンメンテナンス情報」のシール。
小さいほうはエアコンガスの種類と量を表示する「エアコンシステム」のシール。この頃になるとだんだん作業が雑になってきている。

 この型紙をいったんはがして部屋に持ち込み、シート本体の離型紙(りけいし)に型紙の輪郭を赤のボールペンで転写する。



このとき、裏表に注意! 裏返しにしてしまうとコーションシールの位置が左右逆になってしまう。
)周囲をなぞって型をとった後。赤いボールペンで描いたので、何も書いていないように見えますが、ちゃんと線があります。

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