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快適な毎日のために”心地よさ”という提案:ホンダ新型フィットの使い勝手を徹底チェック!

  • 2020/04/06
  • ニューモデル速報
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〈ナビ・AV・空調〉新コネクテッドサービス「Honda CONNECT」を搭載

メーカーオプションとして用意されるナビの画面は9インチ。ホンダの純正ナビは従来から通信ユニットを標準搭載してコネクテッドカー化されていたが、新型フィットから「Honda CONNECT」と呼ぶ新タイプへ進化した。
先代はタッチパネル式だった空調操作スイッチだが、新型はダイヤルを組み合わせて原点回帰。先進感はタッチパネルの方が有利だが、操作性に優れるのがダイヤルの長所だ。ダイヤルのフィーリングが極上なのも見どころ。
マニュアルエアコン車は操作頻度に合わせて風量ダイヤルの位置が左右逆配置となるなど操作方法が若干異なる。基本デザインはオートエアコンと共通で、ダイヤルを回す際のフィーリングが優れるのもオートと共通。
オーディオとしてBluetoothに対応するほか、Apple CarPlay を通じてスマホも接続可能。Googleマップなども活用できる。
ホンダのナビは、通信機能を使いVICSなど一般的な交通情報よりも膨大で詳細なデータをルート案内に活用する。正確性が高いのが特徴。
通信機能を活用し、車両ではなくサーバーで目的地までルートを生成することが、最も早く到着できるルートを選んで誘導できる理由だ。
こちらは最も広範囲を見られるリヤビューカメラ画面。距離感はつかみにくいが、左右から接近するクルマなどが把握しやすい。
リヤビューカメラは3つの画角(画像処理で見え方を変えている)を選択可能。上から見下ろす画面は障害物との距離がわかりやすい。

12VシガーソケットとUSBポート

前席はインパネの中央にUSBポートが用意されていて、これはナビとスマホを接続する際にも活用する。オプションで非接触充電機能も設定。
後席用のUSBポートはセンターコンソールの最後部に組み込まれる。2個あるから、後席に座る2人までが1人1個使える。

〈居住性&乗降性〉クッションの厚みを増し、座り心地にこだわる

前席

自慢はシートの座り心地だ。骨盤の支持性を高め、座面のクッションを従来比30㎜も厚くしている。着座位置は高く、細いAピラーやスッキリしたダッシュボード上面と相まって視界は良好。ハンドル調整範囲の最適化や自然に踏めるように角度を工夫したペダルなど、運転環境もこだわる。

シート高 585mm ステップ高 375mm

大きく開くドアと低過ぎず乗り降りしやすい着座高が好印象。細部に目を向けると、革シートより布シートの方が座面の隅が柔らかくてスムーズに乗降できる。

後席

フロントシート同様に後席も新設計。評価の高いシートアレンジは犠牲にすることなく、座面の厚みを24㎜増したことでたわみ量が増えて座り心地が良くなったことを実感する。背もたれも含めて表面が立体的になり、乗員を包み込む感覚が増している。空間の広さは先代と同等で、コンパクトカーとは思えないほど居住性が高い。「LUXE」のみ本革シートとなる。

シート高 620mm ステップ高 380mm

後席は前席よりも着座位置が高く、そのぶん姿勢変化が少ないので腰に優しい。ただし頭上クリアランスは前席よりも狭い。Bピラーと後席座面の隙間は280㎜と広めだから、足の出し入れは楽にこなせる。

タイプ別の違い

「LUXE」は本革シート(歴代フィット初!)で「HOME」はコンビシートだが、それ以外のグレードは布張り。シートの形状も若干異なる。
「CROSSTAR」や「NESS」の表皮は撥水タイプでなんと3トーン。「NESS」では縁取りをライムグリーンにコーディネートした仕様もある。

車体を25㎜リフトアップ(FF )した「CROSSTAR」は、着座位置も上がり、それ以外のグレードよりも乗降時の姿勢が楽になっている。

〈注目装備〉

センターアームレストも設定

「e:HEV」のBASIC以外にはリヤセンターアームレストを装備。4名乗車時にリラックスできる。

バニティミラー

バニティミラーは運転席と助手席に設定。サンバイザー裏に組み込まれており、スライドリッドを開くとランプが点灯。

プッシュオープン式給油口

給油口リッドはドアロックに連動してロックが解除され、リッド自体を押すと開くのでセルフ給油で便利だ。

非接触式キー

キーは非接触式で、小さな箱型。身に付けているだけでドアロック解除やエンジン始動(システム始動)ができる。

ルーフレール

「CROSSTAR」にはフィット史上初めてのルーフレールが用意され、ルーフキャリアの装着にも役立つ。

SOSボタン

緊急時にコールセンターを呼び出せるSOSボタン。新型フィットでは新たに頭上にスイッチを用意した。

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