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現行CX-3の後継モデルは「CX-20」になる!マツダのSUV/クロスオーバーモデルラインアップ戦略を読み解く CX3/CX-5/CX-30/CX-8、そしてMX-30、海外モデルも

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 現在の各モデルを全長とホイールベースで分類してみよう。

横軸が全長、縦軸がホイールベースを表している

 CX-30とMX-30のボディサイズはホイールベースを含めてほぼ同一(全高だけが少しCX-30の方が低い)。中国専用車のCX-4とCX-5はホイールベースは同一。全高がCX-4の方が長く、全高が低い。つまり、CX-4はSUVというよりクロスオーバーだ。
 今度は、縦軸に車高をとって並べてみた。

横軸が全長、縦軸が全高を表している

 せっかくなので、セダン/ハッチバック系も同じチャートに載せてみよう。

 ここでわかるのは
車高1500mm以下:MAZDA3/MAZDA6(そして本来はMAZDA2もここに入るはず)
車高1550mmあたり:CX-3、CX-30、MX-30、CX-4
車高1700mmあたり:CX-5、CX-8、CX-9
 となっていることだ。

 しかし、本来はSUV/クロスオーバーは
車高1550mmあたり:クロスオーバー
車高1700mmあたり:SUV
 という分類になった方が自然だ。
 つまり、販売順や仕向地で、CX-一桁でスタートしたマツダのSUV/クロスオーバーモデルだが、ここへ来て、
車高1550mmあたり:クロスオーバー=CX-二桁系
車高1700mmあたり:SUV=CXー一桁系
 に整理されるべきと考える。

 となると、どうなるか?
 まず、現行CX-3の後継モデルは、「CX-20」になる。
 そして、中国専用車である現行CX-4の後継モデルは「CX-40」になるのが自然だ。

 すると
車高1550mmあたり:クロスオーバー=CX-20/CX-30/CX-40
車高1700mmあたり:SUV=CX-5/CX-8/CX-9

 となる。MX-系は「MX」というモデル名は、マツダが新しいことにチャレンジする際に用いられるもの。MX-30はマツダ初の量産電動車としてのチャレンジャーの役割がある。このCX-一桁/二桁とは別に考えた方がいいだろう。

 ちなみに、アメリカの登録商標を調べると、現在はこうなっている。
Mazda
CX-10(Live)
CX-20(Live)
CX-30(Live)
CX-40(Live)
CX-50(Live)
CX-60(Live)
CX-70(Live)
CX-80(Live)
CX-90(Live)

CX-3(Live)
CX-4(Live)
CX-5(Live)
CX-6(Dead)
CX-7(Live)
CX-8(Dead)
CX-9(Live)

 MXに関しては、MX-30とMX-5 Miata(ロードスター)だけがLive状態だ。
 もちろん、登録してLiveにしてあるからと言ってそのモデルが開発中・将来販売するというものではないが、マツダがアメリカでCX-二桁系はすべてLiveになっているのは興味深い。

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