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スバル新型レヴォーグ:走れるエンジニア(SDA)が開発する「ディテール(細部)」の仕上げが、走りに表れる。ステアリングホイール、サスペンション、そしてシート。

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新型のシートは「面」で支えるコンセプトになった。

新型は長時間座っていても腰が痛くならない形状になっているという。
「自分の会社の悪口を言っては怒られてしまいますが、従来のシートはいまひとつ納得がいっていませんでした。点で体を押さえていたこともあって、腰が痛くなったりしました。ホールド性にも欠けていました。今回はSDAのメンバーを入れ、どういうシートがいいのか評価してもらい、彼らの評価を聞き入れました。シート屋さんだけが開発すると、扱う車速が低すぎてしまいます。きちんと走れる人が評価することで、ホールド性が高く、疲れないシートとしました。新型レヴォーグのシートは面で押さえます。今までは肩で押さえていましたが、今度は脇も押さえる形状にし、座面は骨盤が転ばないようにしています」

大きな旋回Gが発生するスポーツ走行時のホールド性を重視したことになるが、座った瞬間に圧迫感を感じるような設計になっていないことは、実際にテストコースで乗り込んで確かめた。着座した際の印象は前型とさほど変わらず、ホールド性の良さは旋回時に実感できる。長時間ドライブした際の印象については、公道に持ち出せるタイミングを待って確認することにしたい。

スバル初の電子制御ダンパーをSTI Sportは採用。ダンパーはZF(ザックス)製である。
最上級グレードのSTI Sportはスバル初の電子制御ダンパーを採用しているのが特徴だ。このダンパーの適合もSDAの働きが大きいという。

「日本では(一部区間で試行されている)120km/hまでしか試すことができません。その先の速度域まで確認して初めて、その領域でのいい操安性や、いい乗り心地が実現できます。そのため、(速度無制限区間のある)ドイツまで出向いて適合しました」

高いレベルの走行領域まで自ら持ち込み、体感することで、日常域で安心して気持ち良く走れるクルマを作ることができる。新型レヴォーグの開発において、スバルが力を入れて育成を進める「走れるエンジニア」が果たした役割は大きい。

スバル・レヴォーグ STI Sport EX

■ボディサイズ
全長×全幅×全高:4755×1795×1500mm
ホイールベース:2670mm
車両重量:1580kg
乗車定員:5名
最小回転半径:5.5m
燃料タンク容量:63L

■エンジン
型式:CB18
形式:水平対向4気筒DOHCターボ
排気量:1795cc
ボア×ストローク:80.6×88.0mm
圧縮比:10.4
最高出力:177ps(130kW)/5200-5600rpm
最大トルク:300Nm/1600-3600rpm
燃料供給方式:筒内直接噴射
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン

■駆動系
トランスミッション:CVT
駆動方式:フロントエンジン+オールホイールドライブ

■シャシー系
サスペンション形式:FマクファーソンストラットRダブルウィッシュボーン
ブレーキ:FベンチレーテッドディスクRベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ:225/45R18

■燃費
WLTCモード:13.6km/ℓ(社内測定値)
JC08モード:16.5km/ℓ(社内測定値)

※数値はすべてプロトタイプのもの。

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