メルセデス・ベンツ日本が究極のラグジュアリーSUV「メルセデス・マイバッハGLS 600 4MATIC」の導入を発表!
- 2021/07/01
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MotorFan編集部
7月1日、メルセデス・ベンツ日本はメルセデス・ベンツのラグジュアリーブランドであるメルセデス・マイバッハのラージSUV「メルセデス・マイバッハGLS 600 4MATIC」の日本導入を発表した。税込車両価格は2729万円。
パワートレインは558ps/730Nmを発揮する4.0ℓV8ツインターボに、48V電気システムと ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせたマイルドハイブリッド
メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATICは、メルセデス・ベンツのSUVを表す「GL」に、車格を表す「S」が付くその名のとおり、メルセデス・ベンツのSUVの中で最大かつ存在感のあるボディサイズと、オン/オフロードを問わない優れた走行性能を備えているGLSをベースにしつつ、メルセデス・マイバッハとしてふさわしい徹底的な改良を施し、究極のラグジュアリーSUVを体現するモデルに仕立てられた。
ボディサイズは全長5205×全幅2030×全高1838mmで、ホイールベースは3135mm(数値はいずれも欧州参考値)。エクステリアデザインはマイバッハ独特のティテールが与えられている。フロントにはメルセデス・ベンツのSUVで唯一、伝統の「スリーポインテッドスター」が輝くボンネットマスコットを採用。フロントグリルは縦方向のピンストライプをモチーフとしている。このピンストライプは上端が太くなったボートのオールのような形をしており、フロントグリルを取り囲むクロームの上部中央には「MAYBACH」の文字が刻まれている。
フロントエプロンにはクローム処理を施したメッシュのエアインテークを設け、V8エンジンの強力なパワーを控え目にアピールすると同時にエンジンルーム内の冷却機能も備えている。ハイグロスクロームのアンダーカバーと相まって、洗練された高級感が演出されている。
サイドビューで際立つのはクローム仕上げのBピピラーで、これは特にBピラーからCピラーにかけての後席空間の広さが外観からも想起できるようにもなっている。ルーフレールもハイグロスクローム仕上げとされ、機能と美しさを両立。Dピラーにはメルセデス・マイバッハのエンブレムをあしらう。
アルミホイールはメルセデス・ベンツ社が製造する乗用車の中で最大となる23インチ(タイヤサイズは前285/40R23、後325/35R23)で、フロントグリルのピンストライプをモチーフとした鍛造でポリッシュ仕上げのマルチスポークデザインを採用。足元もエレガントな印象だ。。
リヤビューはスリーポインテッドスター下部とリヤバンパー上部を走る2本のクロームトリムで、水平基調のデザインを表現。バンパー下部のアンダーガードと左右のエキゾーストエンドはハイグロスクローム仕上げとすることで一体化しているようなアピアランスを形成。
キャビンのパッケージングで特徴的なのは、SUVならではの高めのヒップポイント。セダンのSクラスと比較すると運転席で250mm以上、後席で280mmそれぞれ高くなっているが、電動ランニングボードにより、乗降性が高められている。後席はベースモデルのGLSより120mm後方に、30mm内側に移動させて、さらにゆとりを感じる広さを実現。乗車定員は4名が標準仕様となる。
後席は左右シートの間に、専用シャンパングラスの収納部と 750cc のシャンパンボトル3本が入る大型のクーリングボックスを装備。また、センターコンソールに配置されるカップホルダーには温度調整機能が備わっている。ナッパレザーのアームレスト前方には、快適機能のすべてを操作できる7インチ画面のMBUXリヤタブレットを装備。MBUXリヤエンターテインメントシステムのモニターも後席左右に配置され、様々なコンテンツをリヤシートで楽しむことができる。
シートはすべてにリラクゼーション機能を標準装備。それぞれのバックレストには身体に圧力を加えるポイントが10カ所あり、シートヒーターとの組み合わせで温めながら押圧を行うことも可能だ。また、ノイズ軽減タイヤやフロントおよびサイドウィンドウに遮音ガラスを採用しており、静粛性が極めて高く、理想的なオーディオルームにもなる。標準装備となるBurmesterハイエンド3Dサラウンドサウンドシステムは、高性能スピーカー27個と24チャンネルアンプ、合計出力1590W のシステムにより、室内の条件に合わせて適正に調整された優れたクオリティのサウンドを提供。さらに前後席間の会話をサポートする双方向車内通信システムも備わっている。
インテリアはデジタル技術と上質な素材が融合した、高級感漂う空間に仕上げられている。ダッシュボードやステアリングは厳選したナッパレザーで覆われ、エアアウトレットのルーバーにはクロームの加飾を施しフロントグリルのピンストライプを想起させるデザインが用いられた。コクピットディスプレイの表示モードは「クラシック」「スポーツ」「プログレッシブ」「ジェントル」などから選択が可能だ。
パワートレインは558ps/730Nmを発揮する4.0ℓV型8気筒ツインターボエンジン「M177」+9速AT「9Gトロニック」に、48V電気システムと ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせたマイルドハイブリッド。ISGは瞬間的に22ps/ 250Nm を短時間発生することができ、効率的な走りに寄与する。
V8ツインターボエンジンは低中負荷域で気筒休止を行うことも大きな特徴のひとつで、ダイナミックセレクトで「コンフォート」が選択された場合、エンジン回転数が 800〜3250rpmの領域で4つのシリンダーを休止。アクセルを強く踏み込むと、すぐに燃焼運転に復帰する。4気筒と8気筒の切り替えは極めてスムーズに行うので、快適性が損なわれることはない。また、振り子型ダンパーを備えることで、4気筒時に発生する2次振動などが低減されている。
●メルセデス・ベンツ公式WEBサイト「メルセデス・マイバッハGLS」
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