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軽自動車の保険料相場はどれくらい?安い自動車保険はどこ?

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軽自動車の保険料相場はどれくらい?安い自動車保険はどこ?

軽自動車は、車両価格や維持費が安いだけでなく、自動車保険料も普通車に比べて安い傾向です。実際、軽自動車の年間保険料平均は約5万円と、普通車よりも2万円以上お得になるケースがあります。さらに、保険料を年払いにしたり、運転手の範囲や年齢条件を限定したりするなど工夫次第で保険料をさらに安く抑えることも可能です。本記事では、軽自動車の保険料相場や、賢く節約するためのポイントをわかりやすく解説します。


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軽自動車の保険料が安くなる理由は?

軽自動車の自動車保険料が安くなる主な理由は、「事故率の低さ」と「1件あたりの保険金支払額が少ない」ことです。
軽自動車は普通自動車や小型車と比べて、近い距離を走ることが多く走行スピードがあまり出ないため、事故発生率のリスクが低いとされています。

損害保険料率算出機構の統計でも、軽自動車の事故率は約7.0%と、自家用車(普通)の8.7%より低い水準です。
また、軽自動車は車体が小さく重量も軽いため、事故時の相手への損害が大きくなりにくく、1件あたりの保険金支払額も自家用車(普通)より低くなっています。加えて、型式別料率クラス(車種ごとの事故リスクを反映させた保険料区分)においても、軽自動車は低いクラスに設定されることから、保険料が抑えられる仕組みです。

軽自動車の保険料相場はどれくらい?

軽自動車の保険料は普通自動車と比較すると安いことがわかりました。では、実際の価格はどの程度なのでしょうか。ここでは、自動車保険料の相場について紹介します。自動車保険料の相場について、2024年度の損害保険料率算出機構の統計を元に解説します。全国で支払われている契約保険料の総額を契約台数で割ったものを、平均保険料として比較していきましょう。

契約保険料(総額)
契約台数※
平均保険料
自家用乗用車(普通)1,304,251,192千円17,927,098台72,753円
自家用乗用車(小型)753,348,687千円13,990,798台53,846円
軽四輪自動車(乗用車)938,154,003千円18,805,922台49,886円
参考:損害保険料率算出機構 ※新契約された台数

上記の表を見ると、軽自動車は普通自動車と比べて、年間平均保険料が23,000円程度安いことがわかります。また、小型車と比較すると4,000円ほど価格が下がります。軽自動車ユーザーが増えているのは、家計にやさしい保険料が理由の一つとして挙げられるでしょう。
なお、自動車保険料は年代によって大きく変動します。特に10代や20代前半は事故率が高いため保険料が最も高く、30代以降は事故リスクの低下に伴い保険料も下がります。しかし高齢になると再び事故率が上昇するため、70代以降は保険料がやや高くなる傾向です。年齢条件、運転歴、年間走行距離などを細かく設定することで、リスクに応じた適正な保険料が算出され、価格が変動します。

軽自動車の保険料をさらに安くするコツ

軽自動車の保険料はさらに保険料を安くするコツがあります。ここでは、以下の6つのコツを紹介します。

保険料をさらに安くするコツ

  • 保険料を年払いにする
  • 運転手の範囲や年齢条件を限定する
  • 型式別料率クラスが小さい車を選ぶ
  • 補償内容や特約は必要なものだけにする
  • 車両保険が必要か検討する
  • 保険料を複数社で見積もり比較する

保険料を年払いにする

支払い方法には月払いと年払いがあり、年払いを選択すると1度で支払えるため分割手数料がかかりません。
月払いは年間保険料を12回に分けて支払うため1回の支払い金額が抑えられ利便性は高いものの、手数料分だけ割高になります。例えば、ソニー損保では約2,500円の追加、東京海上日動では5%増しで支払いが必要です。現在月払いで契約している場合は、年払いに切り替えることでトータルの保険料を節約できます。特に長期的に保険に加入する予定がある方や、まとまった資金を用意できる方には年払いがおすすめです。
ただし、年間払いをしていて途中解約する場合は、返ってくる金額が少ない場合があります。「短期料率」と呼ばれる計算方法を用いるため、単純に日数で割る日割り計算よりも返金額が少ないです。途中解約をする可能性がある方は、月払いが向いています。

運転手の範囲や年齢条件を限定する

軽自動車の運転者範囲や年齢条件を狭めることで、保険料を大きく下げられます。運転者が限られることにより、事故のリスクが下がるためです。
例えば、運転者を「本人のみ」や「夫婦のみ」に限定したり、年齢条件を「30歳以上補償」などに設定すると、事故リスクが低いと判断され保険料が安くなります。逆に、家族全員や全年齢補償にするとリスクが高まるため保険料も上がるのが一般的です。実際の利用状況に合わせて、無駄のない範囲・年齢条件を選ぶと節約できるでしょう。
さらに、免許証の色によっても保険料を下げられます。多くの任意保険にはゴールド免許割引が適用されるためです。免許証の色は事故や違反をしているかが明確に判断できるため、保険料を算出する際の判断基準の一つになっています。

型式別料率クラスが小さい車を選ぶ

他にも、型式別料率クラスが小さい車を選ぶのは保険料を下げるコツとして挙げられます。2025年から軽自動車の型式別料率クラスが3段階から7段階に細分化され、安全性や事故リスクが低い車種ほど料率クラスが小さくなり、保険料も安くなります。
反対に、事故リスクが高い型式や修理費が高額な車種は料率クラスが大きくなり、保険料も高くなります。新たに車を選ぶ際は、事故の実績が少ない型式別料率クラスの車種選択で、保険料の節約につながります。
愛車や検討中の車種がどの型式別料率クラスなのか知りたい場合は、損害保険料算出機構の「型式別料率クラス検索」を利用しましょう。保険会社によっては、この検索とは異なる結果になる場合もあるため、あくまで目安として使用してください。

補償内容や特約は必要なものだけにする

自動車保険の保険料を下げるためには、補償の内容を必要なものに抑えることが重要です。補償内容や特約を充実させるほど保険料は高くなります。ポイントは、必要最低限の補償に絞り、不要な特約は外して保険料を抑えることです。
例えば、車内身の回り品特約は、ゴルフバッグやキャンプ用品を日常的に車に載せている方には必要ですが、基本的に高価なものを載せない方には不要といえます。利用頻度や自分の生活スタイルに合わせて本当に必要かを見極めましょう。
さらに、自動車保険の見直しを定期的に行うのもポイントです。家族のなかで運転する方が独立して家を出た場合や車の使い方が変わった時などは、無駄な補償がついていないかチェックしましょう。

車両保険が必要か検討する

車両保険が必要かどうかを検討する際は、まず「本当にその補償が自分にとって必要か」を冷静に考えることが大切です。新車や高額車、ローン返済中、日常的に車を使う人は加入の必要性が高いですが、修理費を貯蓄で賄える場合や車の価値が低い場合は外す選択肢もあります。
車両保険には幅広く補償する「一般型」と、補償範囲を限定して保険料を抑える「エコノミー型」があり、補償範囲が広いほど保険料は高くなります。保険会社によっても補償の範囲が異なるため、加入前には確認が必要です。
また、免責金額(自己負担額)を高く設定すれば保険料は下がります。例えば「5万円-10万円」といった形で、1回目の事故は5万円、2回目以降は10万円を自己負担する仕組みです。免責金額を高くした場合は、事故時の負担も増えるため、補償範囲・保険料・自己負担のバランスを考えて選びましょう。

保険料を複数社で見積もり比較する

同じ条件でも保険会社によって保険料は大きく異なります。複数社から見積もりを取り、内容と価格を比較検討することで、最適かつ最安の保険を選べるでしょう。インターネットの一括見積もりサービスを活用すれば、手間なく複数社の保険料を比較でき、より安い保険会社を見つけやすくなります。定期的な見直しも保険料節約のコツです。

どの一括見積もりを利用するか迷ったら、保険市場がおすすめです。保険市場は最短3分で入力完了、厳選12社に自動車保険の一括見積もりが可能です。

保険市場を運営するアドバンスクリエイトは創業25年以上で東証プライム市場に上場しており、利用者数は年間2,000万人以上の実績があり安定感のある会社です。

見積もりは無料なので、これから加入を検討してる方も、今の保険と料金比較してみたい方も、一度試してみてはいかがでしょうか。

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ご自身のカーライフにあった保険プランを選ぼう

本記事では、軽自動車の保険料相場や、賢く節約するためのポイントをわかりやすく解説しました。軽自動車は普通車と比較して、事故率が低く、1件あたりの保険金支払額が少ないことから保険料の相場が低い傾向です。2024年度の損害保険料率算出機構の統計によれば、年間の平均保険料は、約5万円となっています。また、軽自動車の保険料は「保険料を年払いにする」「型式別料率クラスが小さい車を選ぶ」などの工夫でさらに抑えられます。自身のカーライフにあった保険プランを選んで、安心してドライブを楽しみましょう。

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