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AUDI A7 Sportback S line 1st edition アウディA7 |A8とA7スポーツバックは見た目の印象以上にキャラクターが違う。A7は断然ドライバーズカーだ。

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アウディA7 Sportback S line 1st edition 車両本体価格○1161万円

2代目となったアウディA7は、全長が5mに届かんとする大型で流麗な4ドアクーペ(実際は5ドアハッチバック)だ。A8のクーペ版かという問いに、ジャーナリスト、世良耕太が答える。
TEXT&PHOTO◎世良耕太(SERA Kota)

 アウディの説明によれば、「スポーツバックはクーペの美しさにセダンのプレステージとアバントの機能性を兼ね備えた独自のコンセプト」ということになる。その頂点に位置するのが、A7スポーツバックだ。7年ぶりにフルモデルチェンジを果たし、2代目に移行。国内では2018年9月6日に販売が開始された。

左に見える箱状のものがレーザースキャナー(LiDAR)。アウディが採用するのはヴァレオ製だ。
 A7スポーツバックは同時期に導入されたA8と同じデザインランゲージでまとめられているし、48Vのマイルドハイブリッドを搭載しているし、新しいユーザーインターフェイスを採用し、先進の安全運転支援システムを搭載する(2019年1月移行に販売される車両は順次、レーザースキャナー非装着のシステムに切り替わる。つまり、センサーの総数は22個になる)。そのため、A8のクーペ版に見えなくもない。

 実際にステアリングを握ってみると、A8とA7スポーツバックは見た目の印象以上にキャラクターが異なるのがわかる。A8にはフォーマルとかジェントルといった形容が似合う。自分でステアリングを握ってもいいが、後席の乗員になるのも悪くないと思わせるムードを醸し出している。

 一方、A7スポーツバックは断然ドライバーズカーだ。数年前になるが、取材でヨーロッパを訪れた際、あるモータースポーツ系の開発・製造業を営むオーナーのもとを訪れたことがあった。話が一段落し、「ランチに行きましょうか」といってそのオーナーが駐車スペースから引っ張り出してきたのが、A7スポーツバック(初代)だった。

 山と湖に彩られた自然豊かな土地で会社を営む男性が乗り回すクルマとして、なんと粋な選択なのだろうと感心した。オーナーはA7スポーツバックを転がし、行きつけのイタリアンレストランに案内してくれた。A7スポーツバックで森を抜けて、ときに湖を横に見ながら通勤し、ランチはA7スポーツバックを引っ張り出して近くのイタリアンに行く。なんとスマートな生活。ちなみに、食事代は筆者がもった(スマートだ。どっちが?)。

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