メルセデス・マイバッハの新型「Sクラス」「GLS」が7月1日に日本発表! 今年で創立100年を迎えたマイバッハの魅力に改めて迫る
- 2021/06/21
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MotorFan編集部
6月21日、メルセデス・ベンツ日本はメルセデス・マイバッハの新型「Sクラス」および新型「GLS」を7月1日に発表すると予告。これを機に「『ラグジュアリー』と『乗る人を鼓舞する創造性』で メルセデス・マイバッハが頂点に立ち続けてきた理由」というテーマで、創立100周年を迎えたマイバッハ・ブランドの魅力を改めてアピールした。
現在、次の卓越したユニークなクルマのあり方を世に問うべく、初の純電気自動車を準備中。詳細は今後数カ月の間に発表される予定
「最善の中の最善をお届けする」――この大胆な目標をカール・マイバッハと父ヴィルヘルムが打ち出したのは、 今からちょうど100年前、ふたりが「マイバッハ22/70 HP W3」を発表した際のこと。メルセデス・マイバッハが今日、世界屈指の独自性をもつ超高級車ブランドとなる「種」が撒かれた瞬間だった。
会場のベルリン・モーターショーでその日打ち出されたこのフィロソフィは、以来ずっとマイバッハ・ブランドの中核思想となっている。長い年月を通じて王族や世界のリーダー、映画スター、有名スポーツ選手などに選ばれ続けたメルセデス・マイバッハ。いまやそのダブルMのエンブレムは、革新技術と洗練されたラグジュアリーの頂点を表すものとなっている。それは、情熱、そして乗る人を鼓舞する創造性の象徴なのだ。今日、マイバッハは単に「最善」の製品であるだけでなく、「最高」の社会性をも表現する言葉と言える。
1921年9月、マイバッハ・モトーレンバウ社のシリーズ生産車第一号となった「W3」が発表された瞬間から、ひとつの伝説が生まれた。4輪ブレーキ(ドイツ車初)や、プラネタリーギヤボックスと6気筒エンジンの組み合わせ(1速で全速度域に対応)、豪華なウッドや本革張りの室内など、その設計/デザインは既成概念を打ち破るものだった。このクルマは、あたかも走る芸術品のように大衆を魅了した。しかし、確実に長く継続するには絶えざる進化が求められる。
1961年、ダイムラーがマイバッハ・モトーレンバウ社を買収し、その後2002年に新時代を開く「マイバッハ62」を発売した。シリーズ生産車第一号100周年にあたる今年、メルセデス・マイバッハはふたの新型モデルを発表した。ひとつは「Sクラス」。数多くのデジタル革新技術と卓越した技巧により、自動車ラグジュアリーの典型としてこれまで以上に進化を果たしている。そしてもうひとつはSUVの「GLS」。こちらはSUVセグメントにおける現代化の最高水準を示すモデルだ。いずれのモデルのデザインにおいても、すべてがもれなく検討しつくされている。
また、メルセデス・マイバッハでは現在、次の卓越したユニークなクルマのあり方を世に問うべく、初の純電気自動車の準備を進めている。詳細については今後数カ月の間に発表される予定だ。
ダイムラー社およびメルセデス・ベンツ社取締役 営業、マーケティング統括のブリッター・ゼーガー氏は次のように述べている。
「メルセデス・マイバッハは、メルセデス・ベンツの高級車の頂点に君臨するモデルです。ラグジュアリーカーの最先端としてマイバッハが築いた独自のクルマづくりの伝統が今年100周年を迎えるにあたり、当社はこのブランドをさらに発展させ、スタイルと快適性、それに卓越したクラフトマンシップに最高の基準を打ち立てたいと、変わらぬ情熱を燃やし続けています。マイバッハのお客様は特別なものを求めるお客様であり、当社としてもその期待以上のものをお届けしたいと願っています。当社独自のカスタマーケアプログラムに、メルセデス・ベンツの完璧さと最新技術、そしてマイバッハ独特の性格を組み合わせることで、他に類を見ない洗練されたラグジュアリーな体験をお客様にご提案しています」
しかし、ラグジュアリーというものは常に実体的なものだけではない。豊かな創造力はメルセデス・マイバッハのDNAの一部であり、常に話題性のある文化との関わりを持つことで、マイバッハの創造力をさらに高めることになるだろう。マイバッハ車第一号100周年にあたる2021年は、この精神を改めて強調するさまざまな取り組みが行われる予定だ。
メルセデス・ベンツでは現在、最高級車セグメント、そして電動化、デジタル化における成功をさらに拡大するために新たな戦略的方向転換を進めているが、メルセデス・マイバッハは、そのなかでも重要な成功要因として位置づけられている。
●メルセデス・ベンツ公式WEBサイト「メルセデス・マイバッハSクラス(現行モデル)」
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