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タイプRは320ps・40.8kgm、ニュルブルクリンク北コースでFF市販車最速の7分43秒80をマーク 10代目ホンダ・シビック、9月29日発売! タイプRは約450万円、セダンとハッチバックは200万円台後半の価格設定

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軽量素材使用部位。水色…270MPa鋼板、青…340-440MPa鋼板、桃…590-780MPa鋼板、薄紫…980-1,180MPa鋼板、紫…1,500MPaホットスタンプ材、緑…6000系アルミ合金。図はセダン

フロア下高効率補強ブレース使用部位。図はセダン
シャシーと同じくプラットフォームの一新によって新設計されたボディには、ホットスタンプ材など軽量素材を多用するとともに、ボディ全体の骨格を組み立ててから外板を溶接する「インナーフレーム骨格構造」、リア環状構造、フロア下高効率補強ブレース、大断面のセンタートンネルと井桁状の骨格部材を組み合わせた「高剛性・低振動フロア構造」を採用。「セダン」では先代に対し、ねじり剛性が25%アップしつつ22kg軽量化されている。

タイプRの構造用接着剤使用部位
「タイプR」ではさらに、アルミボンネットや構造用接着剤を用いることで、先代より16kg軽量化しつつ、ねじり剛性を38%アップさせた。

セダンのパッケージング図
セダンのトランクルーム

新開発のプラットフォームは、ワイド&ローな迫力あるスタイルの構築だけではなく、居住空間および荷室空間の拡大にも貢献している。

「セダン」は先代に対し全高が20mm低い1415mmとしながらヒップポイントを20~30mmダウン。全長・全幅・ホイールベースは95mm・45mm・30mm長い4650mm・1800mm・2700mmとなり、インパネや前席背もたれの形状改善も相まって、前席カップルディスタンスと前後席ニークリアランスを拡大し、トランクルームも519Lの容量を確保した。

ハッチバックのパッケージング図
ハッチバックのラゲッジルーム

「ハッチバック」は「セダン」に対しリアオーバーハングを140mm短縮する一方、全高を20mmアップし、後席を35mm前に配置。「セダン」と同等レベルの後席空間と420リットルの荷室容量を備えている。

タイプRのパッケージング図
タイプRの専用バケットシート

「タイプR」は先代に対し、全長・ホイールベース・リヤトレッドを100mm・170mm・65mm拡大する一方、全高を25mm、全幅とフロントトレッドを5mmダウン。ヒップポイントも25mm下げ、さらに専用シートも新設計することで、操縦安定性を高めながら車両との一体感を向上させた。

前方視界が大幅に拡大した運転席まわり。写真はカーボン調パネルを装着するハッチバック6速MT車
メタル調パネルが装着されたセダンの運転席まわり
赤のアクセントとカーボン調×アルマイト調パネルがあしらわれたタイプRの運転席まわり

コクピットはボンネット後端が35mm下がり、Aピラーも15%細径化されることで視界が拡大。機能的なデザインのインパネには、中央がデジタル式のメーターが全車に装着された。

タイプR「+Rモード」時のデジタルメーター
タイプR「コンフォートモード」時のデジタルメーター

デジタルメーターは大型のタコメーターと数値表示の速度計、マルチインフォメーションディスプレイが組み合わされ、視認性がアップ。イルミネーションの色は「セダン」に青、「ハッチバック」に赤が採用され、「タイプR」にはドライビングモードに応じて白と赤の組み合わせが変化するものが与えられた。

タイプRのマルチインフォメーションディスプレイに表示可能なGメーター
タイプRのマルチインフォメーションディスプレイに表示可能なストップウォッチ

速度計の下に配置されるマルチインフォメーションディスプレイには、セダンおよびハッチバックでは航続可能距離/平均燃費、平均車速/経過時間、ターボ過給圧、後席シートベルトリマインダーが。タイプRではブレーキ圧計/アクセル開度計、ブースト圧計、Gメーター、レブインジケーター、ストップウォッチが表示可能となっている。

セダンおよびハッチバックにオプション設定されたレザーインテリア

そして、ミリ波レーダーと単眼カメラにより衝突被害軽減ブレーキ、路外逸脱抑制機能、渋滞追従機能付きACC、LKAS(車線維持支援システム)、オートハイビーム、標識認識機能を備えた「ホンダセンシング」をセダンおよびハッチバックに標準装備。予防安全性能と高速走行時の快適性を高めている。

ホンダ・シビックセダン。ボディカラーはプレミアムクリスタルレッド・メタリック
ホンダ・シビックハッチバック。ボディカラーはクリスタルブラック・パール

セダンおよびハッチバックのボディカラーは、両車共通のものがホワイトオーキッド・パール、ルナシルバー・メタリック、クリスタルブラック・パールの3色。そのほかセダンではプレミアムクリスタルレッド・メタリックとコスミックブルー・メタリック、ハッチバックではフレームレッドとブリリアントスポーティブルー・メタリックを加えた各5色が用意された。

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