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セレナe-POWER公道試乗レポート 街なか走行時のセレナe-POWERの静かさは驚異的‼︎ 日産セレナe-POWER公道試乗レポート

  • 2018/03/14
  • ニューモデル速報 森本 太郎
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テストコースではなく、一般道で通常の交通の中でドライブするとセレナe-POWERの静粛性はさらに際立つ。遮音性能も高められており、エンジン停止時には周囲の音が聞こえない。

ノートe-POWERも基本的に同様のシステムを積むが、あちらの場合は始動時にあからさまにエンジンが掛かったぞ、と主張する。はっきり言ってやや大きくて気になるのだ。ノートe-POWERオーナーこそこの違いには驚くだろう。

セレナe-POWERの開発責任者を務めたDCVEの中谷信介氏。ノートe-POWERの販売台数が伸びれば伸びるほどe-POWER改良のための課題もどんどん増えていったという。(PHOTO:宮門秀行)

EV・HEVシステムの担当技術者に聞けば、ノートではエンジン始動時に一気に2370rpmまで回転を上げていたが、セレナでは2000rpmに抑え、停止状態から掛かったときとの回転差を小さくしているという。エンジンにはもっとも燃費に有利な回転数領域があり、2000rpmに抑えることは燃費面ではむしろ不利になる。それでも、ノートe-POWER後の静粛性に対する課題をクリアするため、徹底的に音に対する対策を講じたのだ。

e-POWERとプロパイロットとの親和性はとても高かった。とくに、前走車の加速に対してクルマが付いていくときに、モーター駆動の力強く滑らかな加速感が印象的だった。
 エンジン回転数以外にも、静粛性への対策は多岐に渡る。ハイト系のミニバンはとくに、ボディ(=空間)自体の大きさ、開口部の大きさなど、静粛性を徹底的に上げていくのが難しい。それを考えるとなおさらこの静かさに驚かされる。通常のエンジン車よりもずっと、全方位における静粛性対策を施してきたことが伺える。開発責任者である中谷DCVEの「最初の目標の二倍以上は静かにした」というコメントにも納得できる。

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