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MotorFan.jp メカニズム解説ダイジェストVol.1『TOYOTA ALPHARD & VELLFIRE』 トヨタ・アルファード&ヴェルファイアのメカニズムを徹底解説!

  • 2018/06/09
  • ニューモデル速報
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2GR-FKS 3.5ℓ V型6気筒エンジン

V6エンジン搭載車は、そのエンジンとミッションとも刷新された。V型エンジンの将来性が取り沙汰される現在、高級サルーンとしての走りを具現するために新設計された。滑らかに発生するパワー&トルクと、新採用の8速ATが大柄なボディをスムーズに加速させる。

2AR-FE 2.5ℓ 直列4気筒エンジン

前回のフルモデルチェンジで採用された2AR-FE型も継続採用。ハイブリッドの2AR-FXEと基本骨格を共有するものの、吸排気への可変バルブタイミング機構や吸気管長切り替え機構などの採用で高出力化が図られている。ハイブリッドには及ばないが、性能的にはまだまだ競争力のあるエンジンだ。

2AR-FXE 2.5ℓ 直列4気筒エンジン+モーター

ハイブリッド仕様のエンジンは、純エンジン車の2AR-FE型をアトキンソンサイクル化した2AR-FXE型。幾何学的な圧縮比を12.5まで高めて熱効率を向上させ、吸気弁閉じ時期を最大103度まで遅らせることで、吸入空気量をコントロール。スロットルバルブによって発生する絞り損失を低減し、高効率化したものだ。2AR系は11年にデビューした新世代エンジンだが、低燃費に対する要求がいよいよ厳しさを増す現在、新急速燃焼コンセプトを実現したA25A系への移行が、すでに始まっている。

技術トレンドを取り入れた2ARエンジン

バルブ挟み角は31.5度と、狭い設定の動弁系。10年ほど前までは、バルブ挟み角を小さくして吸気ポートを立てるのがトレンドだったが、近年はむしろ、広くして吸気ポートを直線化し、吸気を偏らせてタンブルを強化するのがトレンドとなっている。

ピストンサイドフォース低減と効率の良い燃焼圧力の伝達

ボアセンターとクランクセンターをズラして配置するオフセットクランクを採用。 パワーストローク側でコンロッドの偏角を小さくし、スラスト荷重を減らしてフリクションを低減するとともに、最大燃焼圧力をクランクシャフトに効率よく伝達する。

環境性能と走行性能を両立する熟成のハイブリッドシステム

ハイブリッドシステムにも変更はなし。プラネタリーギヤを使ってエンジン出力を発電機と出力軸に振り分け、分担率を無段階に調整できるようにしたTHSⅡを継続採用する。JC08モード燃費も従来と変わっていない。

バッテリー冷却システム

ハイブリッドシステムを安定的に稼働させるため重要なバッテリー冷却システムも従来通り。2個のブロワを搭載し、全席の下部から吸い込んだ吸気をバッテリーユニットへ送り込んで冷却を行なう。

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