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トータルバランスの高さが人気 ハイトワゴンクラス4車種の比較 ホンダ、日産、三菱の軽自動車!ホンダ・N-ONEなど 注目のハイトワゴンクラス4車種を比較

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すべてに高い技術を投入したホンダの軽ベーシック…… ホンダ N-WGN カスタム/N-WGN

ホンダ N-WGN カスタムG・ターボパッケージ(FF)

衝突安全性能はトップクラス
エンジンとシャシー性能も◎


 日本のフィールドに最適なベーシックカーを軽自動車のサイズでつくったらどうなるのか? という問いに対するホンダの答えが、このN-WGN(エヌワゴン)。サイズ以外は“軽自動車”の範疇を越えている。
 
 まずは衝突安全性能。2014年には軽自動車として初めて、JJ-NCAPの衝突安全性能試験で最高評価の5つ星を獲得。超高張力鋼板を多用した強固なボディに加え、オプションの“あんしんパッケージ”を追加すると、後席までカバーするサイドカーテンエアバッグが付いてくる。発売開始が13年と古いため、安全運転支援システムはシティアクティブブレーキシステム(市街地用衝突軽減ブレーキ)と誤発進抑制機能にとどまるが、パッシブセーフティの点では、今もトップレベルにある。
 
 エンジンに採用される技術も上級車並み。ターボエンジンだけでなく、自然吸気エンジンにまでナトリウム封入排気バルブを採用しているほか、1気筒当たり2本の燃料噴射ノズルを配置したツインインジェクションを採用。筒内冷却効果を利用して、圧縮比を11.8(ターボは9.2)まで高めている。出力/トルクは現在でも660㏄最強だ。

 シャシー技術でも、フロントダンパーにリバウンドスプリングを内蔵したり、ロッドガイドにテフロンリングを使うなど、プレミアムコンパクト並みの技術を導入。大きさ以外は軽自動車の範疇からはみ出たクルマがN-WGNである。


後席
前席

独自の世界観を構築するプレミアムスモール……ホンダN-ONE

ホンダN-ONE RS

意匠は4バリエーション展開
改良で静粛性と燃費が向上


 Nシリーズの第3弾として登場して5年あまりとなる2017年12月にビッグマイナーチェンジを行なったN-ONE。最大のポイントは、より個性を際立たせるべく、世界観やデザインの異なる4タイプを新たにラインナップしたことだ。
 
 4タイプはボディカラーやホイール、インテリアカラー、装備がそれぞれの性格に合わせて設定されている。中でも新たにイメージリーダーとなった「RS」は、走りを感じさせる精悍な外観と各部に配された赤のアクセントが印象的だ。
 
 このマイナーチェンジでの「ホンダセンシング」の採用は、どうにも難しかったようで見送られたのが残念だが、装備や機構面ではいくつかの注目すべき変更があった。

 パワートレーン系では、電動ウェイストゲート付きターボエンジンや2系統吐出オイルポンプシステムを備えたCVTの搭載など、新型N-BOXに準じた改良を実施。これにより、エンジン出力を維持しながら燃費を向上させ、レスポンスを高めることに成功した。
 
 また、軽乗用車初となる遮音機能付きガラスの採用により静粛性が向上し、より上質なドライブフィールを得たことも明らかだ。さらには、360度スーパーUV・IRカットパッケージを採用したり、急速充電に対応したUSBジャックを追加するなど商品力の向上が図られている。
 
 販売台数は控えめながら存在感は大きい、個性の際立つ一台である。


後席
前席

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