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欧州生まれの質実剛健な実力派 スズキ・エスクード|知る人ぞ知るSUVの伏兵〈ひと目でわかる人気車種のすべて〉

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1.4ターボ

初代から受け継がれていたラダーフレームは採用されなかったが、オンロードでの走行性能に定評のある欧州仕込みの構造を採用。電子制御4WDや4種類のドライブモード、車両運動協調制御システムを搭載することで悪路への対応力は健在。

TEXT●山本晋也(YAMAMOTO Shinya/写真解説)
PHOTO●神村 聖(KAMIMURA Satoshi)

アーバンSUVの元祖といえるエスクード。前後のアンダーガーニッシュはグレーメタリックに塗装され、アクティブとフォーマルの両面を感じさせる装い。撮影車はブラックの17インチアルミホイールが標準装備される。
全長×全幅×全高 4175×1775×1610mm
ミラー・トゥ・ミラー 2020㎜
開口高 710㎜

1.4ターボ
全長×全幅×全高(㎜):4175×1775×1610
室内長×室内幅×室内高(㎜):1960×1480×1265
ホイールベース(㎜):2500
トレッド(㎜)前/後:1535/1505
車両重量(㎏):1220
エンジン種類:直列4気筒DOHCターボ
総排気量(㏄):1371
最高出力(kW[㎰]/rpm):100[136]/5500
最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):210[21.4]/2100-4000
燃料タンク容量(ℓ):47(レギュラー)
トランスミッション形式:6速AT
駆動方式:4WD
タイヤ・サイズ:215/55R17
最小回転半径(m):5.2
JC08モード燃費(㎞/ℓ):16.8(17.4 ※「1.6」)
車両本体価格:258万6600円
月間登録台数:215台(18年3月〜18年8月)
現行型発表:15年10月(グレード追加 17年7月)

※1は4万3200円高。※2は2万1600円高。
アナログ時計とエアコン吹き出し口を3連として、それぞれにレッドアルマイトのリングを加えた部分がアクセントになっている。アルミペダルの装着と相まってスポーティな印象が強い。エンジンフードは先端まで視認でき、ノーズ位置を把握しやすいのも美点だ。
後席:中央はタイトだが左右は十分なスペースを確保した後席。座面の前後長にも余裕があり、コンパクトクラスとしてはゆったりとした感覚で座ることができるが、膝まわりの余裕はボディサイズなりのスペースだ。
前席:乗降性をスポイルしない範囲で、SUVカテゴリーとしては十分にスポーティでしっかりと身体を支えるドライバーズシート。ステアリングのチルト&テレスコピックとシートリフターでポジションを調整できる。
通常時:奥行き785mm
後席格納時:高さ740mm 奥行き1585mm 幅1020mm

 フル乗車時の容量は362ℓ、ラゲッジボードを下にセットすることで荷室高は835mm、容量は375ℓまで広がる。6対4分割可倒式の後席格納時にはラゲッジボードを上にセットすることで段差のないフロアになる。タイヤハウス手前の幅は、1420mmもありゴルフバッグを横積みできる。

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