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プレミアム・ワゴンの主役、BMW3シリーズ・ツーリング新旧比較 サイズは燃費はどうなった?

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左が新型G21型3シリーズ・ツーリング、右が先代F31型3シリーズ・ツーリング

メルセデス・ベンツCクラス・ステーションワゴン、アウディA4アバント、ボルボV60と並んで人気の高いプレミアム・ワゴンがBMW3シリーズ・ツーリングだ。セダンに続いてツーリングも新型に切り替わったが、その新型を先代と比較してみよう。データは、欧州仕様である。

大きくなった3シリーズ・ツーリング。先代を比べみる

先代3シリーズ・ツーリング

Cd×A:0.29×2.20 ステアリングレシオ:15.1

新型3シリーズ・ツーリング

Cd×A:0.27×2.22 ステアリングレシオ:13.2
全長は76mm、全幅は16mm、新型の方が大きい

 BMWの基幹モデル3シリーズは、セダン、クーペと並んで「ツーリング(Touring)」と呼ばれるワゴンボディのモデルが歴代ラインアップされてきた。
 先代の3シリーズのセダンは「F30型」、ワゴンは「F31型」という。新型の3シリーズもセダンは「G20型」、ワゴンは「G21型」となる。

 こうして先代F31型と新型G21型を並べてみると、どちらもどこからどう見てもBMW 3シリーズ・ツーリングに見える。プレミアムDセグメントのワゴンのスタンダードにして伸びやかで美しいスタイルである。
 前後重量配分も、BMWらしく「50:50」。これは新型でも守られている。フロント/リヤのオーバーハングが切り詰められ、前後重量配分50:50となると、自然とBMWツーリングらしいプロポーションになるのだろうか。

先代3シリーズ・ツーリング vs 新型3シリーズ・ツーリング

旧型320dツーリング 全長×全幅×全高:4633×1811×1429 ホイールベース:2810mm
新型320dツーリング 全長×全幅×全高:4709×1827×1440 ホイールベース:2851mm

 3シリーズのサイズそのものが大きくなることに賛否はあるが、新型#シリーズ・セダンが大きくなったように新型3シリーズ・ツーリングも先代から大きくなっている。

 ホイールベースは、41mm伸びて2851mmになった。全長は76mm長くなった。ホイールベースの延長分が41mmだからそれ以上にボディサイズは大きくなっている。

 ボディのねじり剛性は、先代から25%向上。最大50%向上している。

トレッド:F1543mm/R1583mm(320d Touring)
トレッド:F1573mm/R1569mm(320d Touring)

 新型は、最新のBMWルックを纏うので、キドニーグリルは立体的かつ巨大になった。ややフロントが厚く見える。ボディ幅は先代が1811mm(日本仕様はドアノブなどの変更で1800mmに抑えられていた)だったが、新型は1827mm。その分、ボディサイドの抑揚が深くなりグラマラスに見える。

 空力性能は、Cd値が先代(F31型)の0.29から0.27へ向上している。

Turing Circle:11.3m
薄くなったリヤランプはLED。リヤウィンドウの幅は先代より20mm広くなった。Turing Circle:11.4m
先代F31型のリヤには伝統の「ホフマイスターキンク(リヤガラスの形状が跳ね上がる)」を採用していた
新型G21型3シリーズ・ツーリングもサイドのリヤガラスがなだらかに上がっていく。これを「ホフマイスターキンク」と呼ぶのかは不明

新型BMW3シリーズ・ツーリング価格
320i SE ツーリング:494万円
320iツーリング:567万円
320iツーリングMスポーツ:619万円
320d xDrive:614万円
320dツーリングMスポーツ:666万円
330iツーリングMスポーツ:669万円
M340i xDriveツーリング:1005万円

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