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生誕40周年を迎えたイタリアの至宝! フィアット パンダの偉大なる足跡と、そのDNAを受け継いだ期待の限定車「パンダ コンフォート」の魅力に迫る〈Fiat Panda Comfort〉 PR

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2020年4月18日に発売されたパンダ コンフォート。コロッセオ グレーの専用ボディカラーをまとう。

今、パンダを味わい尽くすなら「パンダ コンフォート」

 そんなたっぷりの魅力を備えたイタリアの名車パンダをとことん味わい尽くすのにピッタリな限定車が登場しました。それが2020年4月18日に誕生した「パンダ コンフォート」です。

 早速、実際にクルマを見ていきましょう。

販売台数は全国限定で90台。車両価格はベースモデル比で僅かに10万円高の234万円だ。

2020年4月から12月までにパンダ(限定車も含む)を成約かつ登録した人には、40周年記念ステッカー(2色セット/60mm×60mm)がプレゼントされる。
 まず外観ですが、目を惹くのは角が丸められつつも全体的にはスクエアなシルエットです。この「四角いのに角が丸い」デザインテーマを、スクエアとサークルを足して「スクワークル」とフィアットでは呼んでいます。

 最近は「エモーショナルなデザイン」とか「クーペ風シルエット」などがもてはやされていますが、限られた寸法内で最大のスペースを稼ぐには、パンダのようなスクエアなデザインが正解でしょう。このクルマがチャーミングなだけでなく、極めて真面目な生活のパートナーであることが伝わってきます。

 とくに真横から見るとそれは顕著で、ボディ後端までルーフが伸ばされ、しっかりとラゲッジスペースが確保されているのがわかります。5ドアハッチバックと言うよりも、すごくコンパクトなステーションワゴンと言いたくなります。

 こうしたパンダの信念は、インテリアにも反映されています。ステアリングのセンターパッドに始まり、メーターから各種スイッチに至るまで、随所にスクワークルのモチーフが散りばめられているとともに、直感的に操作しやすい! 初代パンダのオマージュと思われるダッシュボード助手席側の収納棚など、デザインと機能の融合が随所に取り入れられています。

 パンダ コンフォート専用のシートは、ブラックを基調としつつショルダー部と座面サイドサポート部をレッドとした鮮やかなデザインです。これまた専用の外装色であるコロッセオグレーとのコーディネートも見事で、カジュアルにもシックにも乗りこなせそうです。老若男女どなたにもピッタリ似合う雰囲気も魅力ですね。

 注目していただきたいのは、シートバックのレッドとブラックの境目の高さが、見事にサイドウインドウ下端のラインと一致しているということです。リクライニングしてしまえば多少はズレますが、こうしたところもしっかり意識してデザインしているのは評価すべきでしょう。

「さすがデザインの国イタリア」とひと言で片付けられるほど自動車の開発は単純なものではありません。シートのデザイナーと車体設計者がしっかりと連携して仕事をしているからこそ、こういったプロダクトは実現するのです。

 さらにこのパンダ コンフォートの前席には、シートヒーターが装備されています。このクラスではかなりの贅沢品と言っていいでしょう。これから暑くなっていくので、しばらくは恩恵を感じる機会はなさそうですが、真冬になれば重宝するのは言うまでもありません。一方、フルオートエアコンは年間を通して大活躍してくれるでしょう。

 ラゲッジスペース容量は225Lで、6:4の分割可倒式リアシートを倒せば870Lにまで広がります。いずれもクラストップレベルですが、リアゲート開口部の広さや、荷室の天地方向の高さがもたらす実質的な使いやすさも特筆ものです。

(次ページに続く)

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