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1.8ℓ直噴リーンバーンターボ! 次期スバル・レヴォーグから始まるスバルのパワートレーン戦略を予想する

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新開発1.8ℓ水平対向4気筒直噴リーンバーンターボを予想する。

 新開発1.8ℓエンジンは、
・排気量は1.8ℓ
・リーン燃焼
・熱効率40%以上
・圧縮比UP
 となっている。
「リーン燃焼」については、もちろん全域リーンというわけにはいかないだろうが、最新の燃焼コンセプトを織り込んでくるだろう。非常に楽しみだ。そのうえで、圧縮比UPも謳っている。

 圧縮比の前にボア×ストロークを考えてみよう。
 水平対向エンジンでもっとも重要なのはストロークだ。ストロークを延ばせばそれはエンジン幅の拡大に直結する。最新トレンドのロングストローク化にも限度があるのだ。スバルはFBエンジン開発の際に、従来のショートストロークからロングストローク化することに成功している。現在、もっともストロークが長いのはFB20とFB25の90.0mmだ。
 ストローク90.0mmまで使うとなると、ボアは80.0mmになる。
ボア80.0mm×ストローク90.0mmで排気量1809.6ccだ。
 これでS/B比(ストロークをボアで割った数字。1より大きければロングストローク)が1.125となる。スバルでもっともS/B比の大きなエンジンになるわけだ。

 ちなみに、VWのEA211evo(1.5ℓ直4直噴ターボ)のS/Bは1.153だ。EA211evoの圧縮比が12.5だから、スバルの新開発エンジンの圧縮比もターボエンジンながら12.0〜12.5くらいまで上げられるだろう。特別なエンジンでないという位置づけならレギュラーガソリン仕様となるから、12.0あたりになるのではないか?

 新開発1.8ℓ水平対向4気筒エンジンの予想スペック(あくまでも予想)はこうなる。

エンジン形式:水平対向4気筒DOHCターボ
排気量:1810cc
ボア×ストローク:80.0mm×90.0mm
圧縮比:12.0
最高出力:200ps
最大トルク:320Nm
燃料供給:筒内燃料直接噴射(DI)
バルブ駆動:ロッカーアーム
可変バルブタイミング:In/Ex
使用燃料:レギュラー

 さて、ここまで予想にお付き合いいただいたので、もう少し進めてみたい。次はスバル版THS、つまりスバル・ストロングハイブリッドについてだ。

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