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スバル・インプレッサ2.0-S EyeSight 絶妙・なめらか。アイサイトの完成度を試す。「疲れにくいし、使えるシステムだ」

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 先行車を認識したときの追従は、加速側も減速側もスムーズだ。先行車が車線変更していなくなり、セット車速まで加速する際、エンジン回転数を一気に高めて猛然と加速する制御を行なうシステムも他社にはあるが、スバルのクルコンは「スタンダード」の設定でもほどよい。遅い先行車がいなくなった途端、猛然とダッシュして、運転席でひとり気まずい思いをしなくて済む。逆に、反応や加速がのんびりしてイライラすることもない。絶妙だ。

「スタンダード」と書いたのにはワケがあって、ステアリング左下にあるi/SETと▲/▼のボタンで加速レベルを4段階に調整することが可能だ。上から2 番目の「スタンダード」のほかに、上から順に「ダイナミック」「コンフォート」「エコ」の設定がある。

 クルコン作動中にクルーズスイッチの下にあるステアリングの形をした「レーンキープ」スイッチを押すと、アクティブレーンキープ(車線中央維持・先行車追従操舵機能)がオンになり、マルチインフォメーションディスプレイにレーンキープ表示灯が点灯する。種々の条件を満たすと、ステレオカメラが区画線や先行車を認識し、電動パワーステアリングと協調してステアリング操作をアシストしてくれる。

ボディカラーはアイスシルバーメタリック

 ロボットチックにカクカクとステアリングを動かす制御も他社には存在するが、アイサイトのステアリングアシストは自然で、なめらかだ。追従走行の加速/減速の制御と合わせて、スバルがそう謳うように「運転負荷軽減」につながるのを実感する。俗っぽく言えば、「使える」システムだ。

 インプレッサがありがたいのは、ツーリングアシストをオンにすると、ダッシュボード中央にあるマルチファンクションディスプレイが自動的に専用画面に切り替わり、大きく鮮やかなグラフィックで、機能がオンになった状態(ACTIVE)なのかそうでないのか、先行車を認識しているのかそうでないのかがひと目で分かることだ。

 もっとありがたいのは、ツーリングアシストを含むアイサイトのコアテクノロジーは、一部の上級グレードにだけ設定されるのではなく、全車標準装備なこと。スバルの良心である。アイサイトは「ぶつからない」機能にばかりスポットが当たりがちだが、高速道路の移動で「疲れにくい」のも大きな魅力だ。

エンジン形式:水平対向4気筒DOHC エンジン型式:FB20 排気量:1995cc ボア×ストローク:84.0mm×90.0mm 圧縮比:12.5 最高出力:154ps(113kW)/6000rpm 最大トルク:196Nm/4000rpm 過給機:× 燃料供給:筒内燃料直接噴射(DI) 使用燃料:レギュラー 燃料タンク容量:50ℓ
リヤサスペンションはダブルウィッシュボーン式
フロントはマクファーソンストラット式
タイヤは225/40R18サイズ
ヨコハマ ADVAN SPORTを履く

スバル・インプレッサ2.0i-S EyeSight
全長×全幅×全高:4475mm×1775mm×1480mm
ホイールベース:2550mm
車重:1400kg
サスペンション:Fマクファーソンストラット式 Rダブルウィッシュボーン式
駆動方式:AWD
エンジン形式:水平対向4気筒DOHC
エンジン型式:FB20
排気量:1995cc
ボア×ストローク:84.0mm×90.0mm
圧縮比:12.5
最高出力:154ps(113kW)/6000rpm
最大トルク:196Nm/4000rpm
過給機:×
燃料供給:筒内燃料直接噴射(DI)
使用燃料:レギュラー
燃料タンク容量:50ℓ

JC08モード燃費:15.8km/ℓ
車両価格○270万6000円

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