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ホンダ Honda eが欲しい。問題はたくさんあるが、それでも「欲しい!」と思わせる魅力がある。では、その「問題」とはなんだろう?

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12.3インチの2画面は、HOMEだとこの表示。
アクアリウムを選ぶとこうなる。

Honda eはインテリアもいい。シアターのスクリーンのような、横一面のディスプレイにも目を奪われる。「将来のクルマの姿を体験していただく思想を取り入れている」と、開発を担当したエンジニアは説明する。先取りしたのは、完全自動運転が実現した世界だ。そうなると、常に前方を注視していなくてもよく、ステアリングから手を離していられる時間が長くなり、ディスプレイに目を向けられる時間が長くなる。そうなった時代をイメージしたインテリアだ。

Honda eはインテリアも魅力だ。

だからだろうか、クルマが動いていないときの居心地がいい。モダンな家の、あるいはホテルの客室のインテリアを思わせる。「これ、リモートで作業するのにいいんじゃない?」(エンジン車と違ってシステムを起動していても外に騒音出ないし)と思ったが、ビジュアルコンテンツを楽しむ環境としてもいいかもしれない。おあつらえ向きにHDMI端子がついているし、クルマ自体が常時インターネットに接続しており、車内Wi-Fiが整備されている。なんなら車内プレゼンや車内会議も可能だ。それは、いやか。

5つ並んだスクリーンの両サイドの2つは、サイドカメラミラーシステムのディスプレイ(6インチ)だ。これ、見やすくてとてもいい。外についていた大きなミラーがなくなって、左右の視界がすっきりしたのもいい。Honda eは「これいいな」と思わせるところがひとつやふたつではなく、たくさんある。購入をためらわせるハードルもあるが、それをなんとか解決してものにできないかと思わせる魅力が詰まっている。

クルマ自体が常時インターネットに接続している。HDMIの入力端子も備える。
サイドカメラミラーシステムは、170万画素のカメラ(LEDフリッカー抑制機能付き)と横13cm×高さ7.8cmのモニターで構成される。
これがサイドカメラ。ドライバーの左右視界にミラーが入らないことのメリットは思いのほか大きい。

モーターがもたらす走りが大きな魅力のひとつだし、それありきのパッケージングなのは承知している。だが一応、「モーターの代わりにエンジン積めませんか?」と開発担当者に聞いてみた。「無理です」と即答された。

パーキングスペースに駐めても、全長3895mmとコンパクトなので、余裕がある。
充電は急速充電(CHAdeMO)で充電警告点灯からSOC80%まで30分。家庭用Type1(~3.2kW)で9.6時間以上、TYpe1(~6.0kW)で5.2時間以上となっている。

Honda e Advance
全長×全幅×全高:3895mm×1750mm×1510mm
ホイールベース:2530mm
車重:1540kg
サスペンション:Fマクファーソン式 Rマクファーソン式
モーター形式:交流同期モーター
モーター型式:MCF5型
定格出力:60kW
最高出力:154ps(113kW)/3497-10000rpm
最大トルク:315Nm/0-2000 rpm
電池:リチウムイオン電池
総電力量:35.5kWh
総電圧:355.2V
WLTC交流電力量消費率:138Wh/km
一充電走行距離WLTC:259km
車両価格○495万円

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