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【美しすぎるクルマ・ベスト3(大音安弘)】アクの強さがクセになる「アルファ ロメオ・2代目スパイダー」

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大音安弘さんが選んだ「美しすぎるクルマ」、第1位はアルファ ロメオのスパイダーだ。スパイダーというと初代のイメージが強いが、大音さんのチョイスは2代目。2台乗り継いだという大音さんに、その魅力を存分に語っていただこう。

TEXT●大音安弘(OTO Yasuhiro)

第3位:メルセデス・ベンツC36 AMG

「派手さはないが渋さが光る、質実剛健の武闘派」

1993年のフランクフルトショーでデビューしたC36 AMGは、メルセデス・ベンツとAMGの最初の共同プロジェクト。280psを発生する3.6Lの直6エンジンを搭載する。

個人的には、割とセダンが好き。その中で最もデザインが好みなのが、AMG C36だ。

初代Cクラス(W202)をベースに、ドイツチューナーAMGが仕立てた高性能セダンで、AMGとして初のF1セーフティカーにも採用されたことでも有名。そのルックスは、標準車の質実剛健なスタイルに、さりげないエアロパーツで武装することで、スポーツセダンへと昇華さたもの。

この頃のAMGは、メルセデス・ベンツとの関係性を深めたこともあってか、それまでのアウトロー的なワイルドさを控え、よりシブさが光る。派手さはないものの、今のメルセデスAMGでは失われてしまった味だと思う。今のハイパフォーマンスセダンは、モータースポーツ色が強く、羊の皮をかぶった狼的な雰囲気も薄い。それだけに、速いクルマの持つ美しさ、いや魔性を備えるC36に惹かれてしまう。一度は手にしてみたい名車だ。

1996年にメルセデス・ベンツとして初のF1オフィシャルセーフティーカーになったのもC36 AMGだ。

第2位:日産フェアレディZ(Z32型)

「デザイン優先ゆえの熱問題。それも可憐な美女の宿命か」

1989年に登場したフェアレディZ(Z32型)。当時円高で競争力が下がってきたこともあり、大幅なイメージチェンジを図ることに。計画当初はミッドシップも検討されていた。(写真:井上誠)

国産車で最も美しいクルマとして、最初に思い浮かんだのが、Z32の型式で親しまれるフェアレディZだ。

その流麗なスタイルは、まさに美人そのもの。歴代モデル同様に、2シーターと2by2が設定されたが、歴代モデルの2by2は、後席スペースを確保するため、2シーターと比べると、アンバランスに感じることが多いのだが、Z32は、いずれも完璧。特に2by2の美しさは、歴代トップだと思う。インテリアもモダンでムード満点。さぞバブル期は、デートで活躍したに違いない。同じ280psでもスカイラインGT-Rとは、キャラクターだけでなく、住む世界も違ったのだろう。

ただデザインを優先しすぎたため、ターボ車は、エンジンルームの熱問題に悩まされるとも聞く。そんな弱点も美人の持つ可愛さかも...。

インテリアは冒険するよりもスポーツカーの基本に戻ったデザインに。
上が2シーター、下が2by2(モデル年度が異なるためデザインが若干異なる)。2by2の方がホイールベースは120mm長いが、プロポーションに間延び感はない。

第1位:アルファ ロメオ・スパイダー(2代目/916前期型・中期型)

「まるでスーパーカーのように停まっている姿が絵になる」

ピニンファリーナに在籍していたエンリコ・フミア氏がデザインした、アルファ ロメオ・スパイダー。フミア氏は他にもアルファ164やランチア・イプシロンなど数多くの名デザインを手掛けた。

私の1番には、少ない車歴の中で2台も入手したことがある「アルファ・スパイダー」を挙げたい。

正統派でいえば、FRのジュリア・スパイダーを押す人が多いと思うが、私はマイナーな2代目のFFモデルだ。そのスタイルは、アクは強いが、癖になるカッコよさがある。スーパーカーでもないのに、停まっている姿が絵になる(※個人の感想)。その完成されたデザインには、無駄がない。

例えば、フロントフェンダーからトノカバーまで流れるキャラクターラインは、可動部の分かれ目を活かしたものだが、違和感がなく、スパイダーの流麗なスタイルの良きアクセントとなっている。また尻下がりとなるリヤスタイルの造形も美しい。逆にインテリアは、ややクラシックテイストだが、スポーツカーとしては正統派といえるもので、快適な空間に仕上げられている。実はデザインは、ピニンファリーナなのだ。

残念ながら、今は手元にないが、手頃な良いクルマに巡りあったら、またうっかり買ってしまうかも...(笑)。

フロントフェンダー後端からトノカバーまで、直線的なキャラクターラインが通っている。
インテリアは丸型のメーターや吹き出し口をあしらった、オーソドックスなデザイン。

『美しすぎるクルマ・ベスト3』は毎日更新です!

どんなに走りが楽しくても、どんなに乗り心地が良くても、ブサイクなクルマには乗りたくない。そう、デザインはクルマの命。ということで、これまで出会ったクルマの中からもっとも美しいと思ったベスト3を毎日、自動車評論家・業界関係者に選んでいただきます。明日の更新もお楽しみに。

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