自動車保険の顧客対応満足度ランキング！口コミ・評判を徹底比較

2025/07/01
MotorFan編集部

自動車保険選びで重視すべき指標の1つが「顧客対応」です。
保険会社とのやり取りは、いざという時の事故対応だけではなく、契約更新時の内容確認などでも発生し、対応スピード、説明の分かりやすさ等で比較して選ぶと良いでしょう。とはいえ自動車保険の顧客対応は実際に利用してみないと分からないため、どの保険会社にするか迷ってしまいますよね。

そこで本記事では自動車保険ユーザーに対するアンケート結果を集計し、専門家チームが比較・検証を行い、「自動車保険顧客対応満足度ランキング」を作成しました。

顧客対応満足度の比較・検証方法

J.D.パワーによる自動車保険契約者満足度調査では、代理店型・ダイレクト型（ネット型）ともに顧客対応満足度はほぼ同水準です。つまり自動車保険の顧客対応は代理店型かダイレクト型かで比較するのではなく、共通の指標で比較していくことが重要です。保険会社とのやり取りが発生する契約手続き、事故対応において、どれだけ高品質であるかが、顧客対応の満足度を図る指標となります。

本記事では、以下の4項目を中心に自動車保険の顧客対応を比較・検証しています。

1．契約手続きのサポート
自動車保険の加入または更新手続きの際に丁寧な説明をしてくれるか、契約満期前にリマンドや保険内容の見直し、割引などの顧客目線での提案をしてくれるかが評価ポイントです。繰り返し書類の修正や再提出を求められる説明を行う保険会社は要注意です。

2．対応品質の安定さ
24時間365日いつでもコールセンターに繋がりやすく、かつ専門用語を分かりやすく説明してくれるかが重要です。また顧客の話している内容を汲み取り、適切な提案をしてくれる場合は満足度が高いです。逆に質問の意図を汲み取ってくれなかったり、同じ説明を繰り返されたりする場合は品質の安定さにかけていると言えます。

3．事故対応の連携
事故対応には複数の専門家が関わります。まずは事故発生時に顧客が何をすべきかの説明、レッカー手配といった初期対応のスムーズさが重要です。次に担当者間の連携です。折り返しが遅い、担当者間で情報が十分に引き継がれていないといった場合は顧客対応の体制が不十分である可能性があります。

4．事故処理フォロー
事故処理では主に示談交渉の支援、そして保険金の支払いのスムーズさが求められます。事故の過失割合は過去の判例を参考に決めていきますが、絶対的な正解はなく、お互いが納得できる交渉力が重要です。また事故の支払いは立て替え払いが発生することがあるので、保険金の支払いがスムーズであることは経済的負担を無くす意味でも重要になってきます。

自動車保険顧客対応満足度ランキング

この自動車保険補償内容満足度ランキングは、保険市場の顧客対応満足度ランキングを参照し、当社の独自調査結果を踏まえて順位を決定しています。

自動車保険に契約をしたリアルなユーザーに対するアンケートを元に作成しています。ご自身に合う自動車保険選びにご活用ください。（※アンケート調査概要はこちら）

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1位:三井ダイレクト損保

三井ダイレクト損保は、「強くてやさしいクルマの保険」として、ダイレクト型ならではの手頃な保険料と、充実したサポート体制が魅力です。専任のコンシェルジュが見積もりや補償内容の相談から事故対応まで丁寧にサポートし、24時間365日の事故受付や「レスキュードラレコ（ドラレコ特約）」による自動連絡など先進サービスも提供しています。

多様な割引や特典も豊富で、家計にもやさしい自動車保険です。

通称	三井ダイレクト損保
保険会社	三井ダイレクト損害保険株式会社
契約型	ダイレクト
補償内容	対人賠償保険対物賠償保険対物超過修理費用特約他車運転特約被害者救済費用特約
対応可能条件設定	使用目的年間走行距離運転者年齢条件運転者の範囲免許証の色
付随可能な特約	人身傷害保険搭乗者傷害特約傷害一時金払／死亡・後遺障害）自走事故傷害特約無保険車傷害特約車両保険新車特約車両全損復旧費用特約身の回り品補償特約車両保険無過失事故特約ドラレコ特約日常生活賠償特約レンタカー費用特約弁護士費用補償特約ファミリーバイク特約ファミリー傷害特約自転車・車いす・ベビーカー・シニアカー事故傷害定額払特約自転車賠償特約
事故発生時の連絡方法	電話・Web・手話通話サービス
事故受付	24時間365日
事故初期対応	24時間365日

2位:SBI損保

SBI損保は、24時間365日事故受付、業界最高水準のロードサービスで評価の高い自動車保険です。
緊急対応のサポートに優れ、バッテリー上がり、ガス欠でも駆けつけてくれます。
※利用回数制限があります

またダイレクト型ならではの手頃な保険料と、走行距離に応じた合理的な設定が特長です。インターネット割引や証券不発行割引など多彩な割引制度があり、顧客対応と保険料の安さの両方で指示されています。

通称	SBI損保
保険会社	SBI損害保険株式会社
契約型	ダイレクト
補償内容	対人賠償保険対物賠償保険人身傷害保険無保険車傷害保険自損傷害保険搭乗者傷害保険車両保険他の自動車運転危険補償特約被害者救済費用等補償特約
対応可能条件設定	年間走行距離記名被保険者の住所運転者限定運転者年齢条件使用目的免許証の色
付随可能な特約	個人賠償責任危険補償特約自転車事故補償特約ファミリーバイク特約全損時諸費用保険金特約自宅・車庫等修理費用補償特約対物差額修理費用補償特約車内外身の回り品補償特約弁護士費用等補償特約車両損害に関するレンタカー費用補償特約新車特約
事故発生時の連絡方法	電話・Web・LINE・手話通訳サービス・筆談
事故受付	24時間365日
事故初期対応	平日19:00まで、土日祝日17:00までに受け付けた事故

3位:SOMPOダイレクト（おとなの自動車保険）

おとなの自動車保険（SOMPOダイレクト）は、30代以上の大人向けに設計された、SOMPOグループのダイレクト型自動車保険です。新規でも継続でもネット申し込みなら保険料が安くなり、最短でお申込みの当日から補償開始することができます。

顧客対応ではALSOKによる現場駆けつけサポートや、24時間365日の事故受付、選べる補償内容などの特長があります。走行距離や必要な補償に応じて保険料を合理的に設定でき、ネット申込で最大13,600円の割引も魅力です。個人賠償責任特約には示談代行サービスが付いており、いざという時の対応もしっかりサポートしてくれます。

通称	SOMPOダイレクト
保険会社	SOMPOダイレクト損害保険株式会社
契約型	ダイレクト
補償内容	対人賠償保険対物賠償保険人身傷害保険無保険車傷害特約他車運転特約
対応可能条件設定	免許証の色使用目的年間走行距離運転者限定年齢
付随可能な特約	対物全損時修理差額費用特約搭乗者傷害保険車両保険車両無過失事故に関する特約車両新価特約車両全損修理時特約事故代車費用特約ロードアシスタンス特約弁腰費用特約個人賠償特約自転車傷害特約ファミリーバイク特約車両身の回り補償
事故発生時の連絡方法	LINE・Web・電話・FAX・手話通訳サービス
事故受付	24時間365日
事故初期対応	24時間365日

4位:ソニー損保

ソニー損保はお客さまの立場に立った事故解決に強みを持ち、24時間365日体制で事故受付をしてくれます。事故対応は専任担当者が弁護士、医師といった各分野のエキスパートと連携して対応。

「バッテリー上がり」・「キー閉じ込み」・「パンク」などトラブルへのロードサービス駆け付けが無料で付帯しており、利用してもノンフリート等級には影響しません。そしてソニー損保の自動車保険は、「走る分だけ保険料」で無駄なくお得に契約でき、幅広く「お客様視点」を大事にしています。

通称	ソニー損保
保険会社	ソニー損害保険株式会社
契約型	ダイレクト
補償内容	対人賠償保険対物賠償保険人身傷害保険車両保険
対応可能条件設定	年齢条件免許証の色使用目的年間走行距離運転者限定条件
付随可能な特約	搭乗者傷害特約新車買替特約事故時レンタカー費用特約車内身の回り品特約ファミリーバイク特約故障補償特約（搬送時）弁護士特約個人賠償特約おりても特約
事故発生時の連絡方法	Web・電話・アプリ・LINE・手話筆談サービス
事故受付	24時間365日
事故初期対応	0:00～20:00までに事故受付が完了していれば当日中に初期対応

5位:イーデザイン損害保険

イーデザイン損保は東京海上グループのダイレクト型自動車保険会社で、事故対応の安心感とリーズナブルな保険料が特長です。保険料は「走った分だけ」で、走行距離が短い人ほどお得になります。セコムの事故現場急行サービスや24時間365日対応の事故受付など、充実したサポート体制もポイントです。

バッテリー上がり、ガス欠といったトラブルへの駆け付けサービスも付帯しており、手厚いサポートが特長の自動車保険でうｓ。

通称	イーデザイン損害保険
保険会社	イーデザイン損害保険株式会社
契約型	ダイレクト
補償内容	対人賠償保険対物賠償保険人身傷害保険他車運転特約被害者救済特約無過失特約
対応可能条件設定	年齢条件運転者限定条件
付随可能な特約	車両保険弁護士特約個人賠償特約自転車傷害特約ファミリーバイク特約対物超過特約入院時諸費用特約ペット特約セット新車買替特約車両全損時諸費用特約車内身の回り品特約事故時レンタカー特約事故時帰宅宿泊特約
事故発生時の連絡方法	電話・アプリ・Web
事故受付	24時間365日
事故初期対応	24時間365日

なぜ顧客対応の比較が重要なのか

自動車保険選びでは、保険料、補償内容、事故対応に加え、顧客対応も含めた4つの視点で比較することが重要です。顧客対応は事故対応の一部のように思われるケースもありますが、契約時から含めた保険会社との対応全般が「顧客対応」です。

ではなぜ顧客対応を比較する必要があるのか、紐解いていきます。

契約・更新手続きを円滑にするため

満期直前の手続き遅延や書類不備は補償が切れる無保険期間を招き、事故を自費で負うリスクを生みます。ソニー損保は満期64日前からマイページで24時間更新可能と案内し、東京海上日動もWeb更新と代理店更新を選択できる仕組みを提供。オンライン契約・更新サポートを比較しておけば空白期間を防ぎつつ補償内容の最適化も容易になります。

事故の初動対応

事故発生直後の対応が不十分な場合、怪我や物損に対する対応が遅れて被害を大きくする恐れがあり、更には過失割合の決定や示談交渉で不利になる可能性があります。事故直後は気持ちが動揺することもあるため、専門家による冷静かつ的確なアドバイスをもらえる環境作りが初動対応では重要になってきます。

深夜・休日の対応

事故はいつ起こるか分からず、深夜や休日に起きる事もあります。保険会社の窓口が休みの場合は相手方との交渉がスムーズにいかないだけではなく、ロードサービスや代車の手配がすぐに行えず、自腹負担になる恐れもあります。基本的には24時間365日対応を行っている自動車保険を選ぶようにしましょう。

示談交渉をスムーズに進めるため

示談交渉における過失割合の決定は基本的には過去の判例や事故の内容で決めていきますが、当事者間の心情なども考慮して進める必要があるため、専門性と交渉力が重要になってきます。強気に手続きを進めようとすれば相手の態度を悪化させる可能性がありますし、かと言って弱腰になりすぎると相手が強気になってきて自己負担が大きくなる可能性も出てきます。様々な専門家の知見を活かし、必要以上に自己負担が大きくならないような示談交渉を支援してくれる保険会社が望ましいと言えます。

顧客対応の比較なら一括見積もりがおすすめ

自動車保険を顧客対応満足度で比較するなら、一括見積もりサービスの利用がおすすめです。一括見積もりでは一度の情報入力だけで、複数の保険会社から見積もりを取得できるため、手間と時間を大幅に削減できます。
また、同じ条件で各社の保険料や補償内容、カスタマーサポートの内容を一覧で比較できるため、顧客対応の違いも明確に把握可能です。見積もりサイトによってはキャンペーンや特典が用意されている場合もあり、お得に情報収集ができます。

代理店型・ダイレクト型の両方を一度に比較できるため、自分に合った保険会社を効率よく選べるのも大きなメリットとなります。保険選びで迷ったときは、一括見積もりを活用して満足度の高い一社を見つけましょう。

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自動車保険一括見積もりの保険市場とは？

「保険市場」は、国内最大級の保険比較・無料相談サイトです。2025年5月時点で、全国に749店舗（直営11店・協力738店）を展開し、96社の保険会社を取り扱っています。生命保険・医療保険・がん保険・学資保険など、幅広い保険商品を一括で比較できるのが大きな特長です。

自動車保険では、最短5分の入力で最大12社へ無料で一括見積もりが依頼できます。年間2,000万人以上が利用し、運営は東証プライム上場の「アドバンスクリエイト」で安心感も抜群です。ネット申し込みで好きなタイミングに見積もり依頼ができ、約50％の契約者が保険料5万円以上の節約に成功しています。

「自動車保険の更新時期が近い」「新しく車を購入する予定がある」など、自動車保険の加入を検討している人は、切り替えや加入を考えている方は、保険市場の自動車保険一括見積もりを利用し、自分に合う保険選びを進めてみてはいかがでしょうか。

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自動車保険選びは比較が大事

この記事では自動車保険の顧客対応を比較し、ランキング形式で紹介しました。
顧客対応の満足度を比較するためには、契約や更新時のサポート体制、事故発生時の迅速かつ丁寧な対応、コールセンターの対応スピードや分かりやすさなど、複数の指標で評価することがポイントです。調査によると、ダイレクト型と代理店型では顧客対応の大きな差がないこともわかりました。
自分が重要視するポイントを明確にし、顧客満足度の高さを踏まえつつ保険会社を決めるのがおすすめです。自動車保険を安さだけで選ぶと、万が一の時に損をしたり事故手続きがスムーズに進められない可能性もあります。

顧客対応の品質をしっかり比較し、自分にベストな自動車保険を見つけてみてください。

自動車保険顧客対応満足度ランキングアンケート実施概要

調査対象
保険市場のメールマガジン「保険道場」読者のなかで、自動車保険を見直されたことがある方（保険市場調べ）

調査期間
2018年2月8日～3月5日

回答者数
451人

男女比率
男性67.2％、女性32.8％

年代比率
20代1.6％、30代13.3％、40代27.9％、50代30.8％、60代以上26.4％

顧客対応満足度の算出方法
アンケートの回答から算出した満足度ポイント数（※1）の平均値
(※1) 満足：100、やや満足：80、普通：60、やや不満：40、不満：20
(※2) 保険市場に商品掲載があり、かつ規定回答数に達した会社を順位づけしたもの