ZC33Sスイフトスポーツ用とR35GT-R用が近日発売〜アラゴスタの新作サスキット開発テストに密着!〜
- 2019/03/08
- レブスピード編集部
しなやかでコシのあるフィーリングと評判のアラゴスタ。今回は箱根のワインディングで行われた新作モデルの開発テスト現場に密着取材。極上の走りを生み出すその秘密を探った。
Text/石川大輔 Photos/宮越孝政
アルミ鍛造シリンダーに特殊コーティングを実施
たとえばタイプSに採用されるアルミ鍛造シリンダーは0・2ミクロン単位の表面精度で仕上げられ、ホーニング処理により真円度が高められる。さらにバイクのフォークなどにも採用されるカシマコーティングまで実施。これは硬質アルマイト仕上げの約4倍という耐摩耗性を誇る表面処理技術で、フリクション低減にもつながるという。
またスプリングにはクセのない素直な特性というrana製を採用。スチールシリンダーやアウターケースには防錆・耐衝撃性に優れるカチオン電着塗装を施すなど細部まで妥協なく仕上げる。
新型ピストンの特性を山田英二プロがチェック
ちなみに今回持ち込まれた試作のZC 33 S&R35用ダンパーには、新型ピストンが組み込まれている。こちらは従来型ピストンと比べ、微低速域から減衰力を多めに立ち上げつつ、ハイスピード域でなだらかになるような特性だという。じっくり仕様が詰められたその味わいは別記のとおりだ。
R35GT-R 「新ピストン採用で実現したこれまで以上に質感の高い走り」
従来ピストン仕様のF:16㎏ / ㎜、R :10㎏ / ㎜から試乗。バランスはいいが、タイヤとの相性もあってか反応がよ過ぎとの意見。レートを変えずに新ピストンを入れたところ、はっきりとしなやかさが加わった。その後レートを落した場合を確認すべく、リアを2㎏ /㎜ダウン。これは減衰力ダイヤルを緩めるといいが、締め込むとイマイチ。F:16㎏/㎜、R:10㎏/㎜が最良との判断
ZC33Sスイフトスポーツ「嫌なバタツキ感が抑えられた懐が深い、上質なフィーリング」
後ろが粘り過ぎると曲らないが、締め上げ過ぎるとバタツキ感が出がちなZC33S。F: 7㎏/㎜、R : 5㎏/㎜から始め、数とおりのレートや減衰力を試した結果、F: 6㎏/㎜、R : 4㎏/㎜がベストという結論に。「初期の接地感も出ているし、追従性もよくしっかり路面を捉えている。嫌な突き上げ感もなく乗り心地もいい」と山田プロ。しなやかさと粘りを併せ持つ質感の高い走りに生まれ変わった。
■ トップラインプロダクト TEL04-7190-1391 http://www.tpl.co.jp
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