トヨタ・シエンタ| これがオーナーの本音レビュー! 「燃費は? 長所は? 短所は? <モーターファン会員アンケート>
- 2021/02/18
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MotorFan編集部
トヨタのコンパクトサイズのミニバンであるシエンタは、ミニバンとして史上初の登録車新車販売台数月間1位を記録するなど、大ヒットを記録している。無論、Motor-Fan TECHの会員の方々にもこのクルマのオーナーはいる。そのオーナーにアンケートを実施。オーナーだからこそわかる燃費、不満、よいところを見てみよう。
二代目 P17系(2015年-)
トヨタ・シエンタの現行モデルは2015年に発売された、二代目にあたるP17系。18年9月のマイナーチェンジ以後のモデルが最新である。初代の好評により、フルモデルチェンジは約12年ぶりのこととなった。外観はスクエアでクリーンな印象の初代から、「トレッキングシューズ」をイメージして機能性と動感を表現した若々しく躍動感あふれるものへ一新。ボディサイズは、全幅こそ1,695mmと変わらず5ナンバー枠内のサイズを維持しているが、先代モデルに対して全長は135mm、ホイールベースは50mm延長され、全高は2WD車が5mm、4WD車が15mm高くなった。パワートレインは新開発の1.5ℓ直列4気筒ガソリンエンジンに加え、モデル初となるハイブリッド車を新設定している。18年のマイナーチェンジでフロントバンパーのデザイン変更に伴い全長は35mm延長され4,260mmとなったほか、新たに2列シート車が設定された。
2018年式 ガソリン G クエロ 「操舵感がよくきびきびと動き、足もほどよく硬いので気持ち良い」
排気量:1500cc トランスミッション:CVT
平均燃費:8.5km/ℓ
長所:丸みのあるモダンデザインが美しい。操舵感がよくきびきびと動き、足もほどよく硬いので気持ち良い。電動スライドドアの予約ロック機能などがとても便利で使いやすい。
短所:カーテンシールドエアバッグがオプション設定 標準装備にすべき。タンク容量が小さく、航続距離が少ない 薄型燃料タンクを搭載しているとあって仕方がないことではあるが、ミニバンとして遠出すると必ず給油が必要になるのは少々不満。2列目シートのホールド性が足りない。座面、背もたれともに硬く、乗っていて落ち着かない。ステアリングフィールが良い分、峠道などで大胆な動きをしてしまうが、2列目シートが平面的でホールド性が弱く体が揺らされてしまう。
評価
外観:★★★★☆ 最近の日本車の中ではかなり良いと思う 全体としてのテーマがわかりやすく、明快なデザイン。
室内:★★★★☆ 外観とも調和のとれた美しいデザイン。最初は遊び心がありすぎるのではと感じたが、これぐらいの方が見ていて楽しくなる。
走行性能:★★★☆☆ 動力性能は必要にして十分といったところ。多人数乗車で上り坂だとエンジンがかなり唸ってしまうので、台湾向けの1.8 ℓが羨ましくなることもある。操舵フィールは小気味よい。
燃費性能:★★★☆☆ ハイブリッドだと元がとれそうにないということでガソリン仕様を購入。燃費は思っていてほどには届かず、以前乗っていた10系ウィッシュに毛が生えた程度。
装備:★★☆☆☆ 先進サポートは充実している。
満足度:★★★★☆ ライバルのフリードよりは低価格な印象。デザインにはしっかりと個性が出ているが、運転支援や走行性能ではフリードに軍配が上がる。デザインと程よい性能という上でのコスパは良い。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「シエンタはアクアのパワートレインをベースにボディを大型化し、スライドドアを搭載したクルマだと思うとわかりやすいです。走行性能に関しては多少の重さは感じますが、ステアリングフィールは良く、それなりに楽しく運転ができます。期待できるのはデザインとそういったフィーリングから来る楽しさでしょうか。しかし、絶対的な性能やコネクテッド、運転支援にはあまり期待できません。Apple Car Play等はできませんし、ACCや渋滞支援機能も付いていません」
2015年式 G 「小さくたまに大人数乗車が必要な方に最適」
排気量:1500cc トランスミッション:CVT
平均燃費:15km/ℓ
長所:ガソリン車でこの燃費。7人乗り。
短所:シートアレンジがいまいちフラットに出来ない。
評価
外観:★★★★☆ 新型が出たがあまり大きな変更とはなっていない。
室内:★★★☆☆
走行性能:★★★☆☆ 当初、立ち上がりが悪いことがあり、数年後プログラム変更で解消。
燃費性能:★★★★☆
装備:★★★☆☆
満足度:★★★★☆ シートが可動域がもう少し改善出来れば。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「小さくたまに大人数乗車が必要な方に最適」
2015年式 「ファミリーカーとして最適なチョイス」
排気量:1500cc トランスミッション:AT
平均燃費:13km/ℓ
長所:ラゲッジスペース広くキャンプ用品も積み込める。かと言って大きすぎず取り回ししやすい。価格が安く感じた。
短所:長距離ドライブ時にシートが疲れる。
評価
外観:★★★☆☆
室内:★★★☆☆
走行性能:★★☆☆☆
燃費性能:★★★★☆
装備:★☆☆☆☆
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「ファミリーカーとして最適なチョイス」
2018年式 ハイブリッド 7人乗り 「ハイブリッドなので、アイドリングスタート&ストップがスムーズ。燃費が良い」
排気量:1496cc トランスミッション:AT
平均燃費:14km/ℓ
長所:ハイブリッドなので、アイドリングスタート&ストップがスムーズ。燃費が良い。サイズ的に取り回しがいい。
短所:エンジンの力がない。負荷がかかると高回転となる。フロントエンドが分かりにくい。
評価
外観:★★★☆☆ 個性的。
室内:★★★☆☆ 一般的。
走行性能:★★★☆☆ 少しアクセルを踏み込むとエンジンが始動する。
燃費性能:★★★★☆ 燃費を良くするためモータのみの走行を重視すると運転が楽しくない。
装備:★★★☆☆
満足度:★★★★☆ 良くまとまっている。使い勝手がいい。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「ハイブリッドと価格アップは燃費改善で取り返すのは難かしいが、車庫入れなどはモーター駆動なのでスムーズ。又、アイドリングスタート&ストップでモーターで駆動されるのでスムーズ」
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