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日産 日産 フェアレディZ 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格

  • 2023/02/21

日産 フェアレディZの新型モデル情報を紹介します。 日産 フェアレディZの性能・装備や燃費・内装など特徴をまとめて解説。 日産 フェアレディZ新型モデルのグレード一覧や新車・中古価格をチェックして購入の参考にしてください。

日産 フェアレディZ新型モデルの概要

日産 フェアレディZは、同社のGT-Rと並ぶフラッグシップのスポーツカー。初代の登場は1969年となっており、幾度のフルモデルチェンジを経ながら実に半世紀以上もファンに愛され続けているピュアスポーツカーでもある。オーナーの中には、フェアレディZからフェアレディZへ乗り換え続けるという熱狂的なファンも数多くいるほどだ。

2022年にモデルチェンジが行われた現行モデルは3.0LV型6気筒エンジンを搭載し、6速MTとマニュアルモードを搭載した9速ATを採用する計4グレードを設定。価格は、ベースグレードとなるフェアレディZの約524万円からスポーツ性能と上質感の向上が図られて最上級グレードのフェアレディZ Version STの約646万円に設定されている。

日産 フェアレディZの外観・内装デザイン

半世紀という長い時間の中で醸成され続けてきた日産 フェアレディZは、伝統を受け継ぎながら新たな試みも盛り込まれたデザインを採用。まずは外観と内装デザインについて見ていこう。

外観:初代を思わせるレトロなデザインを継承

「伝統と最新技術の融合」をデザインテーマに掲げた日産 フェアレディZ。初代からの伝統となるロングノーズ・ショーデッキフォルムを採用し、リアのコンビネーションランプはスポーツカーブーム真っ只中に人気を博した4代目を思わせるデザインに仕上がっている。

それでありながら、存在感を示すだけでなく冷却効果の向上を図るために大きく開いたフロントグリルに空力性能を突き詰めた流麗なボディ形状など、最新技術に基づいたデザインも取り入れられている。歴代のフェアレディZのアイデンティティーを継承しながらも最新技術と融合し現代風なデザインに仕上がっている。

内装:先端技術と伝統を巧みに融合

フェアレディZとしては初の試みとなる前面液晶によるメーターパネルを採用するも、タコメーターを中央に大きく表示するモードを搭載するなどクラシカルな要素もしっかり継承。エンジンの回転数を把握しながら走行したいと願うスポーツカーファンのハートをしっかりと掴む演出と言えるだろう。

また、歴代フェアレディZで受け継がれるダッシュボードの3連メーターも継承され、電圧、タービンの回転数、ブースト圧が一目瞭然だ。本モデルからタービンにセンサーが組み込まれ、正確な数値が表示される仕組みとなっている。

ドライバーを包み込むシートの着座位置はスポーツカーらしく歴代と同様に低い位置に設置。ショルダー部やサイドサポートが見直され、強烈な横Gが掛かった時もドライバーをしっかりホールド。ハンドルの前後調整機能も新たに搭載され、ドライビングポジションの自由度がグンとアップしている。

日産 フェアレディZのサイズ・室内スペース

フェアレディZは、ロードを駆け抜ける愉しみと喜びを与え続けるピュアスポーツカーだが、そのサイズ感や室内スペースはどうだろうか。日常使いの快適さを左右する収納スペースも含めて見ていこう。

ボディサイズ:ホイールベースが長く伸びやかな印象

フェアレディZのボディサイズは、全長4,380×全幅1,845×全高1,315mmとなっておりピュアスポーツらしく低く構えたワイド&ローなフォルムを持つ。ライバルとなるトヨタ スープラやポルシェ 718 ケイマンなどのクルマと比べるとホイールベースが長く、クルマそのものの全長は大差ないものの、伸びやかな印象を与える。

室内スペース:ポジショニングに優れるも割り切りが必要

日産 フェアレディZはスポーツ走行性能を重視したピュアスポーツであるが故、着座位置も天井も低いため、広くて乗り降りしやすいクルマとは言い難いのが実情。よく言えば、スポーツカーの王道スタイルと言えるだろう。

とはいえ、本モデルから新たにハンドルの前後調整が行えるテレスコピック調整機能を搭載。座面の前方と後方のポジションをそれぞれ独自に調整することもできるため、ドライビングポジションは自由自在にカスタムすることができる。

収納スペース:スポーツカーとしては必要十分な広さを確保

ピュアスポーツにとって収納スペースの狭さは宿命のようなものと言える。しかし、日産フェアレディZのラゲッジルームは奥行きが900mmと広く左右幅も530mm~1,370mmも確保されており、スポーツカーとしては十分過ぎるほどの広さを確保。機内持ち込みサイズのスーツケースと大型サイズのスーツケースをそれぞれ1個ずつ積めるほど。

キャビン後方にもハンドバッグやショルダーバッグなどが積めるほどの広さを持つトレーが備わっているのも嬉しいポイントだ。

日産 フェアレディZの性能・燃費・装備

日産 フェアレディZは、走行性能を追求したピュアスポーツとしてこの世に生を受けた1台だが、それ以外の性能はどうだろうか。クルマの維持費を左右する燃費性能や快適に乗るためにチェックしておきたい装備・機能などにも触れていこう。

走行性能:V6ツインターボ搭載で強烈な加速を体感

フェアレディZに搭載されるエンジンは、3.0LV型6気筒のツインターボエンジン「VR30DDTT」。最大出力は298kW(405PS)/6400rpmとなっており、最大トルクは475N・m(48.4kgf・m)/1,600-5,600rpmと太く、強烈な加速感と高速域までしなやかなに伸びる感覚を味わえる。

トランスミッションは、まるで吸い込まれるようにシフトが納まる6速MTとマニュアルモードを備え、ドライバーの操作に即座に対応してくれる9速のATの2種類。NISSAN GT-Rの開発思想を踏襲したブレーキを採用することで、初期制動から効き感、剛性感を強化。スポーツ走行時におけるコントロールもしやすい。

安全性能:MT車にも先進のクルーズコントロールを搭載

高速道路走行時、設定速度に応じて自動的に前車との車間距離を保ちながら走行するインテリジェント クルーズコントロール機能を全車に標準装備。2台前の車両も監視し、ブレーキの踏み遅れによる玉突き事故を防止してくれるインテリジェントFCWも全車標準装備するなど、ドライバーの負担を軽減する先進技術もしっかりと搭載。

上り坂の発進時、ブレーキからアクセルへと踏み変える際、クルマが2秒間ブレーキ力を維持。MT車に返り咲いたドライバーも安心して坂道発進が行えるのも嬉しいポイントと言えるだろう。

その他にも他車や人などとの衝突回避や踏み違いによる衝突の回避、レーンキープアシストなど、先進の予防安全技術も搭載されるなど、安全性能にも死角はない。

燃費性能:WTLCモード10㎞/Lオーバーで時代に適用

機敏なレスポンスと純粋な速さを追求するピュアなスポーツカーに燃費性能を求めるのは酷な話だが、地球環境への配慮が求められるいま、スポーツカーに省燃費性能も求められるのは言うまでもない。

日産 フェアレディZの燃費は、WLTCモードで6速MT車が9.5km/Lとなっており、マニュアルモード付の9速AT車が10.2km/Lと、AT車なら10㎞/L以上を達成。クルマの性質と走行性能を鑑みれば十分な燃費性能と言えるだろう。

装備・機能:高揚感溢れるスポーツサウンドを実現

剛性を高めたロードホイールの採用に加え、吸音材を適所に配置することで不快なロードノイズや風切り音をシャットアウト。シリーズ史上、もっとも静粛性が高く車内の会話も弾む。

それでありながら、アクセルの踏み込み量やエンジンの回転数、ギヤポジションをリアルタイムで読みとり、クルマの挙動に応じたスポーツサウンドを奏でるアクティブ・サウンド・コントロール、アクティブ・ノイズ・コントロールをフェアレディZ Version STとフェアレディZ Version Tに標準装備。ドライバーとクルマの一体感を高め、より高揚した気分でドライブが楽しめる。

日産 フェアレディZおすすめポイント要約

1969年の登場以来、スポーツカーを愛するファンから絶大な支持を集め、そして羨望の眼差しを集めた日産 フェアレディZ。半世紀もの時を超え、ノスタルジックな雰囲気を継承しつつも現代の最新技術と見事に調和し、令和という時代に更なる進化を遂げている。

いまとなっては希少となったツインターボエンジンを搭載し、市街地はもちろんワインディングも颯爽と駆け抜ける姿は、往年のスポーツカーブームを懐かしむドライバーにとって垂涎もの。先進の安全性能や省燃費性能といった時代に合った装備を搭載しながら、クルマを意のままに操りアクティブな走行を愉しみたい。そんなスポーツカーファンの本質を追求しカタチにした珠玉の1台は、まさに日本を代表するピュアスポーツカーと言えるだろう。

日産フェアレディZ 2023年8月発売モデル

ベースグレード

価格 540万円
排気量 3000cc
駆動方式 FR
最高出力 405 ps(298 kW)/6400rpm
最大トルク kg・m(48.4 Nm)/1600〜5600rpm
乗員 2名
燃費 -

バージョンS

価格 625万円
排気量 3000cc
駆動方式 FR
最高出力 405 ps(298 kW)/6400rpm
最大トルク kg・m(48.4 Nm)/1600〜5600rpm
乗員 2名
燃費 -

バージョンST

価格 666万円
排気量 3000cc
駆動方式 FR
最高出力 405 ps(298 kW)/6400rpm
最大トルク kg・m(48.4 Nm)/1600〜5600rpm
乗員 2名
燃費 -

ベースグレード

価格 540万円
排気量 3000cc
駆動方式 FR
最高出力 405 ps(298 kW)/6400rpm
最大トルク kg・m(48.4 Nm)/1600〜5600rpm
乗員 2名
燃費 -

バージョンT

価格 586万円
排気量 3000cc
駆動方式 FR
最高出力 405 ps(298 kW)/6400rpm
最大トルク kg・m(48.4 Nm)/1600〜5600rpm
乗員 2名
燃費 -

バージョンST

価格 666万円
排気量 3000cc
駆動方式 FR
最高出力 405 ps(298 kW)/6400rpm
最大トルク kg・m(48.4 Nm)/1600〜5600rpm
乗員 2名
燃費 -

ニスモ

価格 920万円
排気量 3000cc
駆動方式 FR
最高出力 420 ps(309 kW)/6400rpm
最大トルク kg・m(53 Nm)/2000〜5200rpm
乗員 2名
燃費 -

日産フェアレディZの歴代モデル

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