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Gクラスがジムニーシエラの「130%拡大コピー」か スズキ・ジムニーシエラは、メルセデス・ベンツGクラスの「77%縮小コピー」か?

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 さて、全長に注目してみよう。ジムニーシエラの全長はG63の77%(76.9%)である。言い換えれば、G63はジムニーシエラの130%(129.9%)だ。
 これを各数値に当てはめて
ジムニーシエラをそのまま拡大すると
4615×2138×2249mm ホイールベース2925mm
となる。実際はそうなっていないから、プロポーション的にはジムニーはG63よりやや細身で背が低いということになる。

全長に占めるホイールベースの割合は
ジムニーシエラ:63.4%
G63:62.6%
 となる。
 ジムニーシエラの方が、ホイールベース/全長比が大きく、タイヤがよりクルマの四隅に寄っていると言える。

走破性の指標である各アングルも見てみよう。

ジムニーシエラ
アプローチアングル:36度
ランプブレークオーバーアングル:28度
デパーチャーアングル:50度

AMG G63
アプローチアングル:31度
ランプブレークオーバーアングル:26度
デパーチャーアングル:30度

 これはジムニーシエラの圧勝(?)。もちろん、エンジン、トランスミッション、サスペンション……すべての総合力が最後に「走破できるか」どうかを決めるわけだが、ジムニーシエラの各アングルが大きいのは短いオーバーハングによるものだろう。

ジムニーシエラ
フロントオーバーハング:650mm
リヤオーバーハング:650mm

AMG G63
フロントオーバーハング:884mm
リヤオーバーハング:839mm


 これも130%ルールに当てはめてみよう。
ジムニーのフロントオーバーハングを130%拡大すると845mm
リヤオーバーハングを130%拡大すると845mm
 になる。これをG63と比較すると大きくはずれてない。ということは、プロポーション的にはオーバーハングはほぼ同じということになる。ジムニーシエラのラゲッジスペースは大きくないが、G63のラゲッジがそれなりに大きいのは、単にサイズが大きいからと言えるかもしれない。

スズキ新型ジムニー/ジムニーシエラ。ラゲッジルームは、軽ジムニーとシエラで違う? 使える?

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