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EV走行が「正規」でエンジンで発電した電力で走っているときは「非正規」 ホンダ・クラリティPHEVは、ジキル(EV走行)とハイド(ハイブリッド走行)。二面性を備えている

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 最新の日産リーフやノートe-POWERやセレナe-POWER、テスラ・モデルSやX、BMW i3などに乗って、アクセルペダルひとつで加速側だけでなく減速側の速度もコントロールできる便利さを味わった人たちは、クルマの加減速のコントロールはワンペダルがいいと思うようになるだろう。ノート&セレナe-POWERのヒットで、そう思うユーザーは劇的に増えるに違いない。

 クラリティPHEVは、従来と同様、減速時にアクセルペダルからブレーキペダルへの踏み替えを強いる。機能的には、モーターの抵抗力を利用した回生ブレーキの強さを、ステアリングホイール裏のパドルを操作することで4段階に切り替えることが可能だ。最強にしても、停止するほど強いブレーキはかからない。足で無段階にコントロールできるようにしてくれたほうが楽だしありがたいと思うのだが、これも個人差だろうか……。

 ネガティブな方向に話が向かい始めたのでポジティブな話をして締めくくると、以前乗ったクラリティFUEL CELLと同様で、クラリティPHEVはステアリングを切ったとき、アクセルペダルを踏んだとき、ブレーキを踏んだときのクルマの反応はどんなシーンでも、ドライバーをいい気分にさせる。すなわち、気持ちいい。乗り心地も同様だ。トランクリッドを開けたときの衝撃はどこかのPHEVとは正反対で、広さに衝撃を受ける。

 嫌いじゃないし、むしろ好きだってことは言っておきたい。手の込んだ空力処理も含めて。

ラゲッジスペースは充分だ。

クラリティPHEV
全長×全幅×全高:4915×1875×1480mm
ホイールベース:2750mm
車重:1850mm
エンジン:LEB型1.5ℓDOHC(105ps/134Nm)
モーター:最高出力184ps(135kW)/5000-6000rpm
     最大トルク315Nm/0-2000rpm
ハイブリッド燃費JC08:28.0km/ℓ
ハイブリッド燃費WLTC:24.2km/ℓ
      WLTC市街地モード:23.0km/ℓ
      WLTC郊外モード:24.3km/ℓ
      WLTC高速道路モード:25.1km/ℓ
充電電力使用時走行距離:JC08114.6km/WLTC101.0km
価格:588万600円

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