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いきなり実戦投入へ! 【超速報】新型A90スープラがニュルブルクリンク耐久選手権最終戦にエントリー!カーナンバーはもちろん『90』

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写真は10月17日に捕獲された市販テスト車両の走行シーン。

10月17日にニュルブルクリンク耐久選手権の主催者から発表された最終戦の暫定エントリーリストに、なんと『TOYOTA A90』の名前が記載されている。いきなりの実戦デビューなのか!?

★10/17の新型スープラA90のニュルテストのスクープはこちら★

★レクサスLFA ニュルブルクリンクパッケージのテスト走行場面はこちら★

 上記が、日本時間17日夜に明らかになった、10月21日決勝となる2018年VLN最終戦の暫定エントリーリストの一部である。

 まさに、『Gazoo Racing TOYOTA A90』の名前が確認できる。新型スープラA90のエントリーと見て間違いないだろう。

 参加予定のクラスはSP8T。2600cc~4000ccのターボエンジン搭載の市販改造車がエントリーできるクラスだ。
 ドライバー名は、“Yabuki Hisashi”と“Herwig Daenens”の2名が記載されている。
恐らく、トヨタ自動車の凄腕技術部 矢吹久氏と、トヨタモーターヨーロッパNV/SA車両実験部所属のベルギー人Herwig Daenens氏だと予想される。

 カーナンバーは、もちろん『90』だ!

 通常、開発中や発売前の車両はSPXクラスからの参戦となるが、デビューレースでSP8Tクラスからの参戦となることから、すでにFIAのホモロゲーションを取得し、レーシングカーとしての全ての申請が完了されていたものと思われる。そうした手続関係の時間軸から逆算すると、恐らく市販車版スープラの構想段階から並行してレーシングカーの作成の準備が同時に行われていたと考えられる。

 10月8日にニュルブルクリンクで行われたトラックデーでは、Gazoo Racingも参加して数名のドライバーがスープラのステアリングを握りコースインしていた姿が目撃されている。
 この際に使用された車両にはロールケージが入っており、ステアリングやペダル関係等はレーシング仕様になっていたものの、市販車用のオーディオが搭載されていたり、ギアも通常のものだったという。この車両が今回SP8Tクラスにエントリーしている車両とは異なると考えられる。

2018年3月のジュネーブショーで発表された
「GR Supra Racing Concept」

 果たして、今週末のVLN最終戦にはどのような仕様のマシンが、そしてどのようなカラーリングで登場するのだろうか!? 2018年3月に開催されたジュネーブショーで発表された「GR Supra Racing Concept」のようなレーシングマシンが現れるのだろうか!?

 ここ数年ヨーロッパを中心に人気が復活しているGT4クラスに、このA90スープラのGT4バージョンが発売されるのではないか、という噂も広まっている。それだけに、今回にVLN最終戦に電撃出走するA90がどのような仕様であるのか、そしてどのようなカテゴリーのレースに参戦可能な車両なのだろうかが気になるところだ。

 そしてなにより、このA90がどんなタイムを出してくるのか、本当に楽しみだ!

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