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Mazda ATENZA(Mazda6) Driving Impression 新型マツダ・アテンザ(Mazda6)燃費は?走りは?質感は?580kmドライブしてわかったこと。:XD L Package(AWD)

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セダンでもラゲッジスペースはとても大きい。何を載せるんだろう、こんなに大きくて。

 新型アテンザ、マツダのフラッグシップに相応しい高級車然としたデザインと走りで、充分に高級セダンカテゴリーで競争力があると感じた。

次期アテンザ? RX7? マツダが開発中という噂の「FR」モデル。トランスミッションはどうなる?

 気の早い話だが、2020年と噂されているFR化まで、このアテンザが商品力を保つことができるか。580kmのドライブの感想では、「できそう」という結論だった。

FFモデルの燃料タンクは62ℓ。対してAWDモデルは52ℓだ。

さて、583.9km走って燃費は
16.6km/ℓ

 これを金額に直すと
軽油130円/ℓとすると約35ℓで4550円
 これがBMW320iの場合、おそらく同じような走行パターンで、燃費は14.0km/ℓだとして
ハイオク41.7ℓ
ハイオク158円/ℓとして6588円。
その差額は2038円となる。

 走りもいい、財布にも優しい、そして高級感もある。アテンザ、いいです。あとはサイズがもうちょっと小さかったらなぁ(個人的な感想です)

メーターのフォント、針のデザインが繊細で非常に美しい。シンプルだが、ここにもマツダデザイン力の高さが窺える。

 580kmドライブして非常に満足したアテンザだが、不満がないわけではない。
 インテリアの質感は非常に高いし、シートの出来もい。メーターはシンプルだが、見ていて惚れ惚れするほど繊細で美しいレタリングを使われている。不満は(予想通り)ナビゲーションシステムだ。進化しているのはわかるが、これは「フラッグシップ」に相応しい完成度とは言えない。また、惚れ惚れするほど繊細で美しいメーターからナビ画面へ目を移すと、マップの表示(精細度・フォントなど)が、メーターほど洗練されていないのだ。起動も遅いし……マツダコネクトのナビがもっと洗練されたら、さらに高く評価できたのに……と思った。

(追記)次期モデルのFR化は噂ではなく、中期経営方針資料にも明記された。

マツダ・アテンザ(セダン)XD L Package(AWD)
■ボディ寸法
全長×全幅×全高:4865×1840×1450mm
ホイールベース:2830mm
車両重量:1670kg
駆動方式:フルタイム4WD
■エンジン
形式:直列4気筒DOHCディーゼルターボ
型式:SH-VPTR型
排気量:2188cc
ボア×ストローク:86.0×94.2mm
圧縮比:14.4
最高出力:190ps(140kW)/4500rpm
最大トルク:450Nm/2000rpm
燃料タンク容量:52ℓ
■トランスミッション
6速AT
■燃費
WLTCモード燃費:19.0km/ℓ
 WLTC市街地モード:16.0km/ℓ
 WLTC郊外モード:19.1km/ℓ
 WLTC高速道路モード::20.9km/ℓ
■車両本体価格:426万6000円(試乗車はオプション7万5600円含む434万1600円)

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