Motor-Fan[モーターファン]|自動車最新ニュース・速報、試乗記など、クルマとカーライフを楽しむサイト

  • モーターファンテック
  • モーターファンバイクス[Bikes]
  1. TOP
  2. カタログ
  3. メルセデス・ベンツ|MERCEDES BENZ
  4. Cクラス

メルセデスベンツ Cクラスの使い勝手を徹底レビュー〈C-Class〉

このエントリーをはてなブックマークに追加

〈居住性&乗降性〉運転感覚はスポーティ、後席は充分なスペース

 フロントはスポーティな運転感覚、リヤは充分なスペースを用意しコンフォータブルな空間に。ドライバーズカーとしても、ファミリーセダンとしても、ハイレベルな領域でまとめられたパッケージングを実現している。

着座位置を低くした運転ポジションはSUVやミニバンとの運転感覚の違いを強調し、「セダンである」ことを主張。シート形状は仕様により4タイプあるが、撮影車両は『アバンギャルド』用のシートで本革仕様だ。「AMGライン」を装着するとスポーツシートが組み込まれる。また、AMGモデルでは本格的なバケットシートも用意されている。
足元の広さなども含め、ファミリーユースでも充分な対応をみせるリヤシート。お尻をわずかに沈みこませるような感覚の着座姿勢にはなるが、無理な姿勢を強いられているというものではない。自然な着座姿勢がとれるので、リラックスして乗車することができる。頭上空間も不足なし。身長167㎝(胴長)の筆者が座って、こぶしひとつ分程度の余裕がある。
「C180」標準仕様を除き、フロントシートはヘッドレストまで電動調整が可能。スイッチは、メルセデス定番のドアに備えるシート型で、3パターンのメモリー機能も備えている。シートヒーターも用意。
フロントシートは、先端を可変式とすることで座面の長さも調整可能に。特に長身の人にとっては、この調整によりロングドライブの疲労が軽減されることだろう。調整は電動式で、ドアにある電動調整スイッチでコントロールできる。
肘を置いてリラックスできる、幅広設計のセンターアームレスト。P68の「収納スペース」で説明するが、ドリンクホルダーやトレーが組み込まれている。
後席頭上のグリップ付近には読書灯が備わるばかりか、コートハンガーまでも組み込まれている。
センターコンソール後方には後席用のエアコン吹き出し口が装備されており、リヤシートを快適にしてくれる。

乗降性は、低めの着座位置としたセダンの直球的なスタイル。フロントはAピラーの傾斜が強いものの、セダンとしては常識的な範囲だ。リヤはCピラーの傾きが大きいため乗降時に頭が当たらないよう気をつける必要があるが、それはライバルモデルも同様である。ドアの開閉音は、低音が響き重厚。ボディの頑丈さや安心感を印象付ける。

ISO-FIXバーにも技あり!

ISO-FIX対応のチャイルドシートを固定するためのバーが後席に内蔵されているが、操作のしやすさなど、その作りは秀逸だ。
カバーを開けると固定用バーが顔を出す。シートに埋もれないように設計されているため確認が容易でしっかりとアンカーを装着することができる。カバーは内部(奥側)に固定可能。

おすすめのバックナンバー

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。

これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。 一覧へ

会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ

会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ 一覧へ

Motor-Fanオリジナル自動車カタログ

自動車カタログTOPへ

Motor-Fan厳選中古車物件情報

中古車TOPへ