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スバル・レヴォーグ 輝くのはワインディングロード【連載】クルマに乗って「オイシイモノ」を食べに行こう! ④ スバル・レヴォーグ「モデル末期の現行型、買いか? 待ちか?」アナログ派・ヒトシ君×助手75の言いたい放題本音インプレ

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 ふたりを乗せたレヴォーグは環八を北上して東名高速道路に向かう。

ヒトシ君:うーん。
助手75:うーん。なんか乗り心地が硬くて上下に揺すられる感じがする。
ヒトシ君:うーん。CVTの悪いところが、やっぱりあるよね。市街地の低速域ではなんだか運転しにくいね。
助手75:これはリニアトロニックってやつでしょ?
ヒトシ君:そう。チェーン式のCVT。アウディもチェーン式を使っていたけど、いまはないから、スバルだけがチェーン式CVTを使っているんだ。さすがに長い時間をかけて熟成してきたから、チェーンの音もしなくなったし、すごくよくなっている。でも、やっぱりCVTなんだよな。
助手75:乗り心地は? これがスポーティってこと?
ヒトシ君:うーん。

 東名高速道路はほどよく空いていた。


助手75:そもそもの話、していいですか?
ヒトシ君:アナタのそもそもの話は、だいたい身も蓋もない話なんだよね……まぁ、いいよ。
助手75:これってスポーツワゴンっていうカテゴリーなんですよね? 最近、ずいぶん下火のカテゴリーじゃないですか?
ヒトシ君:お、珍しく比較的マトモな話じゃない。そうだね。トヨタのカルディナとかプリメーラとか、ステージアとかいろいろスポーツワゴンがあったよね。でも、いまやこのレヴォーグくらい。ワゴンといえば、BMWとかメルセデス・ベンツとかアウディとか輸入車ブランドの方が優勢だね。ある意味「スポーツワゴン」って絶滅危惧種なのかも。メルセデスのCのワゴンとかBMWの3のツーリングとかって、スポーツワゴンというより、質実剛健でちゃんと機能性のための「ワゴンボディ」だしね。
助手75:荷物を乗せるための「ワゴン」とスポーツカーみたいに走る「スポーツ」を両立させようと思ったらなんだか中途半端な感じにならないかしら?
ヒトシ君:う、うーん。まだ乗り始めたばかりだから結論めいたこと言うのはやめようよ。

シートは本革とウルトラスエードのコンビ
お尻が滑らず、座り心地もいい感じ


助手75:こうやって100km/h巡航での車内は、まぁまぁ静かね。でも、前後の会話明瞭性はあんまり高くないかも。でも、シートは悪くないわね。これはサイドが本革で座面と背面がアルカンターラね。お尻が滑らないからとってもいい!
ヒトシ君:そうだね。でも、ぶぶー。これはアルカンターラじゃなくて、ウルトラスエードのほう、東レの。
助手75:あぁ、アルカンターラはイタリアのアルカンターラ社が製造するほうか。でも、同じ東レグループじゃん。
ヒトシ君:やっぱり身も蓋もない会話になったか(笑)。確かに、座面は本革よりウルトラスエードの方がいいね。
助手75:で、今日はどこへ行くの? いつの間にか小田厚(小田原厚木道路)に入ってるってことは、さては箱根ね。
ヒトシ君:いや、箱根はいつでも行けるから、今日は海沿いを走って伊東へ行こうと思っているんだ。伊東に「フツーの街の中華屋さん」があって、ここが美味しんだよ。
助手75:やっぱりラーメン……。

 レヴォーグは、小田厚から真鶴道路を通り、海沿いの道路を気持ちよく走っていく。

市街地だとCVTの悪い面がでたけど、こうやって郊外に出ると、トランスミッションも悪くないね


ヒトシ君:んん? こういうところに来ると、俄然いい感じじゃない? 滑らかしなやかな乗り味になってきた。
助手75:んん? なんか乗り心地も良くなってきた。気のせい?
ヒトシ君:市街地だとCVTの悪い面が出たけど、こうやって郊外に出ると、トランスミッションも悪くないね。
助手75:そうそう。街中だと、なんだか前輪より前が長くて、重いものが鼻先に載っているような気がしたけど、こういう道路なら気にならない。
ヒトシ君:うん、前輪より前、つまりフロントのオーバーハングね。水平対向エンジンの宿命なんだよ、フロントのオーバーハングが長くなっちゃうのは。
助手75:こうやってシートに座って前を見ると、ボンネットの孔(エアインテークね)がボディの一番前かと思ったら、その先がずいぶんあるじゃないですか。とはいえ、青い空、青い海、気持ちのいい道路、ってことになるとレヴォーグ、とってもいいですね。

 いつになく順調に伊東駅に到着。ヒトシ君の案内で、「広野あかのれん」へ。見るからに街の中華屋さんである。専用駐車場(2台分あり)にクルマをとめ、店舗入り口へ向かうと、んんんんんんんん?!

ヒトシ君! ヒトシ君! こんなところに足湯が……こりゃ入っとかないと! やばい、タオル、あ、手を拭く用のハンドタオルがある! 入れる!
「はいはい。ご飯が先よ」と温度差のありまくるヒトシ君。大興奮の75を子どもをあやす母のように諌め、お店へと入る


 店内の壁には綺麗な品書きが。とにかく綺麗。美しい。古き良き、街の中華屋さんである。が、雰囲気が新しすぎる……と思ったら、取材当日は、まさに消費税の変更の日。それに合わせて品書きをすべて書き直したとのこと。どうりで。なんだか、開店当初の時代にタイムスリップしたみたい。
「ここは、なんでも美味しいから(なに頼んでも)」というヒトシ君の言葉を信じ、75は大好きなタマゴを堪能できる天津麺、ヒトシ君はワンタン麺(大盛)をチョイス。和やかにランチを食す。

ヒトシ君チョイスはワンタン麺。ただでさえボリューミーなのに、大盛。喉越しのよいワンタンだけでなくチャーシューも入る、大食いヒトシ君も大満足の一杯
こちらは75のチョイスした、卵焼きが載る天津麺。この卵がまた、美味しいのなんの(でも、かなりの量に、最後ヒトシ君に手伝ってもらいました)


ヒトシ君:あー美味しかった。
助手75:さ、続いてお隣へ河岸を変えますよ。
ヒトシ君:え、本当に入るの?


「旅行記なんだから、入らないわけないじゃん! あ~、あるとわかっていたら、服装を考えたのに!」とひとりで満喫する75。隣のヒトシ君の「本当に入ってるし……」という視線もなんのその。足湯、大満喫

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