マツダ・ロードスター ユーザーレポート 燃費は?長所は?短所は? マツダ・ロードスター| これがオーナーの本音レビュー !「燃費は?長所は?短所は?」<モーターファン会員アンケート>
- 2019/12/18
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MotorFan編集部
日本が世界に誇るライトウェイト・オープンスポーツ、「マツダ・ロードスター」。初代NA型(デビュー当初は「ユーノス・ロードスター」)から現行のND型まで、世界中で人気を博してきた。Motor-FanTECHの会員の方々にも多くのオーナーがいる。そのオーナーにアンケートを実施。オーナーだからこそわかる燃費、不満、よいところを見てみよう。
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ND型(2015年〜)
S Special package(2016)「意外や実用性はあります。四季がはっきりとしている日本こそオープンカー!」
ND5RC SP(2016)「短所:暑い。寒い。寝られない」
S スペシャルパッケージ「このクルマ一台で人生ひっくり返るくらい、楽しくなりました」
スペシャルパッケージ(2015)「依然として軽量・コンパクト・安価なクルマに仕上がっています」
Sスペシャルパッケージ(2015)「リヤフェンダーからリヤバンパーまでの曲線美!」
ND5RC/RSグレード(2015)「人生を充実させる事のできるクルマ」
S スペシャルパッケージ(2018)「パワフルな感じを求めるならRF、軽さを重視するなら幌」
NR-A(2019)「楽しい。気持ちが良い。運転がしやすい」
RF S(2017)「ノーマルのままでもサーキット走行もそこそこ可能」
総合評価:燃費も走りもデザインも文句なし
NC型
RS(2007)「粋にドライビングを楽しみたいならロードスターで間違いない」
RSRHT(2011)「2000ccあるのでパワー十分、RHTは長い移動も問題なくこなせる」
NCEC(2006)「旧モデルとなって……値段も下がっていますので……一度、オープンカーを体験してみてください!」
RS(2009)「NDの様な派手さはないが、シンプルモダンな外観がいい」
総合評価:2.0ℓエンジンの十分なパワーは魅力
NA型(NA型1989年〜1997年)
Standard(1995)「純粋にスポーツカーが好きな人にはオススメ」
スペシャルパッケージ(1991)「丈夫。大きな不具合がない(約30年、12万㎞)」
Vスペシャル2「ライトウェイトに乗りたい人には最高な車。パワーを求める人や快適装備必須な人は期待外れ」
NB型(1998年〜2005年)
SP(2000)「長く付き合って下さい。良さがもっとわかると思います。
RS-1「オープンが本当に気持ち良い季節は冬だとわかった」
総合評価:すでにクラシックの領域。オーナーの満足度はほぼ満点!
初代マツダ・ロードスター(当時の日本名はユーノス・ロードスター、北米ではMAZDA MX-5 Miata)がデビューしたのは1989年のことだった。
初代(NA型)
2代目(NB型)
3代目(NC型)
4代目(ND型)
と型式で呼ばれることが多い。
ロードスターの変遷については、下記の記事を参照していただきたい。
今回のオーナーレポートは、新しい順、つまりND型からNC、NA&NB型と時代を遡っていくことにする。

マツダ・ロードスターの30年を振り返る Part 1〈初代「NA」&二代目「NB」編〉
マツダ・ロードスターが誕生したのは、バブル真っ盛りの1989年。今年は生誕30周年のアニバーサリー・イヤーであり、2月9日か...

マツダ・ロードスターの30年を振り返る Part 2〈三代目「NC」&四代目「ND」編〉
マツダ・ロードスターが誕生したのは、バブル真っ盛りの1989年。今年は生誕30周年のアニバーサリー・イヤーであり、2月9日か...
ND型(2015年〜)
2015年にデビューした現行4代目(ND型)は、SKYACTIVテクノロジー+魂動デザイン。初代NA型への回帰、というテーマも感じられる。つまり、「ライトウェイト・スポーツ」への回帰だ。もっとも軽いグレードの車重は1トンを切る軽量ボディに、1.5ℓ直4(SKYACTIV-G1.5)を搭載する(北米仕様は2.0ℓ直4SKYACTIV-G2.0を積む)。2016年にはリトラクタブル・ハードトップモデルである「RF」が追加された。こちらは、日本仕様も2.0ℓ直4(SKYACTIV-G2.0)である。
S Special package(2016)「意外や実用性はあります。四季がはっきりとしている日本こそオープンカー!」

排気量:1.5ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:14.0km/ℓ(下道6割、高速4割。高速で100km/h6速巡航なら20km/ℓ余裕で超えます。)
長所:唯一無二のライトウェイトスポーツ。人馬一体の操作感。この価格で唯一買えるデザインと2シーターオープン。
短所:荷物が乗らない。女性から不評。ACCや自動ブレーキ等が一切ない。ミラーすら手動。
評価
外観:★★★★★ ワールドカーオブザイヤー受賞
室内:★★★★☆ ドリンクホルダーに高さが無いため強めのブレーキで前に飛び出します。
走行性能:★★★★★ 人馬一体
燃費性能:★★★★☆
装備:★★☆☆☆ 初期型は自動ブレーキ等が一切ないので自動ブレーキくらいはあっても良かったかも。
満足度:★★★★★ この価格でこのデザインと走りはロードスターだけ。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「2シーターオープンなので確かに実用性は低いですが、独り身またはカップルであれば、2〜3泊分の荷物は載せられて、コンパクトだから取り回しもしやすいので、意外実用性は有ります。四季がはっきりとしている日本こそオープンカーが合うと思います。まずは、1度レンタカーなどで遠出してみて下さい。オープンカーの良さがわかって、意外普通の車と変わらない事がわかります。」
ND5RC SP(2016)「短所:暑い。寒い。寝られない」

排気量:1.5ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:15.0km/ℓ(100km以上のドライブ用)
長所:完全オープンが気持ちいい。変わっている、目立つ。燃費。
短所:暑い。寒い。寝られない。
評価
外観:★★★★★
室内:★★☆☆☆
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★★☆
装備:★★★☆☆
満足度:★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「条件があえばおススメです」
S スペシャルパッケージ「このクルマ一台で人生ひっくり返るくらい、楽しくなりました」

排気量:1.5ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:17.0km/ℓ(チョイ乗り含めた時。高速主体で走った時20km/ℓを超えたのにはびっくり!)
長所:片手であっという間に幌の開閉が出来る。コストを掛けた足周り構成。下回り覗いた時の満足感。抜群のスタイリング。いつまで見ていても飽きない。
短所:小さい車が好き。いっそ5ナンバーサイズだったら良かった。
評価
外観:★★★★★ 文句無しのスタイルです!
室内:★★★★☆ デザインはなかなか。質感が固い樹脂の部分が多い。
走行性能:★★★★★ ドライバースキルがないので、何一つ困りません。
燃費性能:★★★★★ 省燃費走行しないでやや高めを保ってシフトしても充分走れます。
装備:★★★★☆ 今時の平均な物はあると思います。
満足度:★★★★★ 大満足。長く大切にして行きたい。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「最初悩むのは「人数が乗れない」「荷物が積めない」だと思います。私も契約時、ハンコ押すまで迷いが有りました。でも、今は乗車する上で何も困りません。何よりこの車、仲間が仲間を呼び人の輪が広がります。これが一番の収穫でした。車一台で人生ひっくり返るくらい、楽しくなりました」
スペシャルパッケージ(2015)「依然として軽量・コンパクト・安価なクルマに仕上がっています」

排気量:1.5ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:13.0km/ℓ(街中の通勤がほとんど)
長所:軽快な吹け上がりと加速感。
短所:グローブボックスがなく、室内の収納力が限られている点。
評価
外観:★★★★★
室内:★★★★☆
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★★☆
装備:★★★★☆
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「初代ロードスターからの乗り換えですが、持っていた軽快感はそのままに現代には必要な装備を加えて、依然として軽量・コンパクト・安価なクルマに仕上がっています」
Sスペシャルパッケージ(2015)「リヤフェンダーからリヤバンパーまでの曲線美!」

排気量:1.5ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:17.2km/ℓ(北関東近郊でのドライブ7割 高速道路3割)
長所:軽快なハンドリング、リニアなブレーキの効き。エンジンが暖まった後のレスポンスが本当に良い!リヤフェンダーからリアバンパーまでの美しい曲線。
短所:ナビの地図がなかなか更新されない。位置精度もよくない。エンジンが暖まる前はレスポンスが良くない。低回転で走り続けるとレスポンスが鈍いままになる。長時間ドライブでは、かかとからの振動で足が痺れたようになる。
評価
外観:★★★★☆ リヤフェンダーからリヤバンパーまでの曲線美!
室内:★★★☆☆ 少しキズがつきやすいかな
走行性能:★★★★☆ エンジンが温まってからのレスポンス良し!
燃費性能:★★★★★ 高速では21km/ℓを超えることもざらです
装備:★★☆☆☆ マツコネが。。
満足度:★★★★☆ まだまだ乗り足りない!
このクルマの購入を検討している人にひと言
「色んな表情を見せてくれる、奥深いクルマです。」
ND5RC/RSグレード(2015)「人生を充実させる事のできるクルマ」

排気量:1.5ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:19.0km/ℓ(ワインディングのドライブが9割、一般道が1割)
長所:いつまでドライブしても苦にならない感覚。
短所:なし。
評価
外観:★★★★★
室内:★★★★☆
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★★★
装備:★★★★☆
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「人生を充実させる事のできる車。期待を裏切らないこと間違いなし‼️」
S スペシャルパッケージ(2018)「パワフルな感じを求めるならRF、軽さを重視するなら幌」

排気量:1.5ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:17.5km/ℓ(高速7割、市街地3割)
長所:軽さが実感でき振り回して楽しめる。幌の開閉が楽。燃費が良い。高速で18~20km/ℓ。Fフェンダーの峰が見えて車両感覚がつかみやすい。
短所:もう少しパワーが欲しい(NCと比較して)。グローブボックスは残して欲しかった。ハイオク指定。レギュラーにして欲しい。
評価
外観:★★★★☆ フロントの顔付きがキツすぎ? もっと愛嬌があっても良いかも
室内:★★★★☆ ダッシュボードはスラッシュ成形にして欲しい
走行性能:★★★★☆ もうちょっとパワーがあると嬉しい
燃費性能:★★★★★ 予想より良かった。歴代ナンバー1
装備:★★★★☆ Car Playは欲しい。ACCもあれば嬉しい。
満足度:★★★★★ 運転の楽しさは依然としてナンバー1。全体的には質感も悪くない。割り切りとのバランスが難しいが、個人的にはもう少し実用性側に振っても良いと思う。コスパはこの手のクルマとしては良いと思う。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「パワフルな感じを求めるならRF、軽さを重視するなら幌。運転の楽しさを気軽に味わえるのは依然としてこのクルマ以外にない。作り手の想い(気合い)が現れている。このようなクルマを作り続けてくれるマツダに感謝です」
NR-A(2019)「楽しい。気持ちが良い。運転がしやすい」

排気量:1.5ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:15/kmℓ
長所:楽しい。気持ちが良い。運転がしやすい。
短所:狭い場所での乗り降りが大変
評価
外観:★★★★★
室内:★★★★★
走行性能:★★★★★
燃費性能:★★★★★
装備:★☆☆☆☆
満足度:★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「是非、試乗して下さい。買って後悔しません」
RF S(2017)「ノーマルのままでもサーキット走行もそこそこ可能」

排気量:2.0ℓ トランスミッション:MT
平均燃費:13km/ℓ(10km以内の近所の移動が8割で月1回程度100km程度のドライブ)
長所:ノーマルのままでもサーキット走行もそこそこ可能。最高に気持ちいいシフトレバーとこれまでで最高に扱いやすいクラッチ。乗り心地と操安性のバランスがよい。
短所:オプションでも前走車追従式オートクルーズがない。左斜め後方の視界がかなり悪い。
評価
外観:★★★★☆ グリーンハウスがもう少し薄ければ文句なしだった
室内:★★★☆☆ 収納の少なさは不満
走行性能:★★★★☆ 私のは改良前の型なので高回転の伸びの気持ちよさがもう少しあればと感じる
燃費性能:★★★★☆ 十分
装備:★★★☆☆ マツダの他車にはあるオートクルーズやHUDが無いのは不満
満足度:★★★★☆ マツダロードスターとして考えると値段は高めだが他に比べるものがない以上仕方ない
このクルマの購入を検討している人にひと言
「ほしいなら買え。実用性なんて後から何とでもなる」
総合評価:燃費も走りもデザインも文句なし
軽量ゆえに、燃費は抜群だ。多くのユーザーから燃費については絶賛のコメントが寄せられた。外観(デザイン)と走行性能については、ほぼ文句なし!の評価だ。その一方で、2シーターのライトウェイト・オープンスポーツとわかって購入しているものの、室内のデザイン、質感、装備については、やや不満がみられた。
ところが、総合評価になる満足度の平均は4.7と非常に高い。ほぼ満点と言ってもいいほどだ。ロードスターというクルマに対する愛情の深さが感じられる結果だ。
レポートをご覧になってお気づきかもしれないが、NDユーザー9名中MT比率は100%、つまり全員がマニュアル・トランスミッションであることにも注目だ。

ユーザーの平均評価
外観:4.7
室内:3.7
走行性能:4.7
燃費:4.6
装備:3.0
満足度:4.7
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