「BMW X3」初のプラグインハイブリッドモデル「xDrive 30e」が上陸！ 税込778万円から EVモード時の航続距離は44km

• 2020/04/09

• MotorFan編集部

  

ブックマークする

4月9日、ビー・エム・ダブリューはプレミアムミッドサイズSUVの「X3」に設定された初のプラグインハイブリッドモデル「X3 xDrive 30e」を導入し、同日より発売した。税込車両価格は778万円から836万円だ。

• 
• 
• 
• 
• 
• 
• 
  すべての写真を
  見る
  

システムトータルで292psを発揮する2.0ℓハイブリッドを搭載。EVモード時の航続距離は44kmを実現

　「xDrive 30e」に搭載されるパワーユニットは、184ps/300Nmを発揮する2.0ℓ直列4気筒ガソリンターボエンジンと、109ps/265Nmを発するモーターの組み合わせ。システムトータルでは292psを引き出す。ハイブリッド燃費はWLTCモードで11.8km/Lと発表された。

　最高速度は210km/hでリミッターが作動。EVモード時の最高速は140km/hをマークする。リチウムイオンバッテリーは34Ahで、一回の満充電で最高44kmの走行が可能だ。バッテリーの充電は、普通充電によって0%から80%までを約3.5時間で、0%から100%までを4.3時間で完了する。

　センターコンソールには「eDrive」ボタンが設置され、ピュアEV走行となる「MAX eDrive」、走行状況に応じてEV走行とエンジン走行の間で最適な駆動方式を選択する「AUTO eDrive」、ドライバーが任意に設定した充電量に達するまでエンジン走行する「Battery Control」の3つの走行モードが設定されている。

　そのほか装備面では、安全機能や運転支援システムとして「アダプティブクルーズコントロール」や「ステアリング&レーンコントロールアシスト」を含む「ドライビングアシストプラス」が、また、先進のコネクテッド技術を採用した「BMWコネクテッドドライブ」が標準装備されている。

　グレードバリエーションは「xLine」と「M Sport」の2グレードが基本となるが、日本仕様ではそれぞれに一部の装備内容を変更することで価格を抑えた「Edition Joy＋」がラインナップされ、選択肢が広げられている。

●「BMW X3 xDrive 30e」モデルラインナップ
・X3 xDrive 30e xLine Edition Joy＋：778万円
・X3 xDrive 30e M Sport Edition Joy＋：781万円
・X3 xDrive 30e xLine：833万円
・X3 xDrive 30e M Sport：836万円
※価格は消費税込み