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キャンバストップをフルオープンにして海岸線を走りたい! コンパクトで乗りやすいのに2人で波乗りに行ける幸せ〈ルノー・トゥインゴ長期レポートVol.3〉

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小ぶりな車体は市街地での取り回しもラクなトゥインゴ。ただしターボ付きエンジンは強力だ。

全長3645mm、全幅1650mmとコンパクトなのに5ドアハッチバックで、乗り降りも荷物も積み下ろしもラクラク。さらに最小回転半径は4.3mと小回りもメッチャ得意なので、都市部での使いやすさが際立っているトゥインゴだが、実は900ccターボエンジンのパワフルさや、大空を満喫できるキャンバストップなどを備えているので、遠出も楽しい相棒なのだ。今回はそんな相棒と波乗りに行ってみたぞ!

レポート日:2020年8月2日
オドメーター:1060km

TEXT&PHOTO●千輪 毅(CHIWA Tsuyoshi)

波乗りには2人で行くので、シートアレンジはこんな感じ。

 トゥインゴの助手席は前方に倒れる可倒式。5対5分割可倒式のリヤシート左側を倒して、助手席も倒せば、長さ2.3mの長尺物まで積めちゃうのだ。これなら運転席と後席右側を使って2人で波乗りに行けちゃうってわけ。

サーフボード2枚とウエットスーツなどを積み込む。

 波乗りに行くとき、最もかさばるのがサーフボード。次に大きいのが着替えにも使用するし、濡れたウエットスーツを入れて持ち帰るポリBOX。さらに海あがりに浴びる水を入れたポリタンクだ。それ以外はタオルやリーシュコード、ワックスなどの小物なので、積載スペースに気を遣う必要はない。

1.8m程度のサーフボードだと、まだ長さに余裕がある。

 いわゆるショートボードというと、ボードケースに入れても2m以下くらいだ。今回も板を2枚積んでみたが、まだ上にも重ねられるし、もっと長いボードでも積載可能。このようにして助手席の足元スペースに水浴び用のポリタンクを積めばカンペキ~!

もちろん後席の居住性も問題なし!

 ドリンクホルダーなども使用できるし視界も良好。5対5分割可倒式。つまり半分だけ倒れるリヤシートなので、後席の片側だけでも広々としている。

こんなに大きく開放できるキャンバストップを開けて、海岸線を走ったら気持ちいいだろ~な~。

■ルノートゥインゴ EDC キャンバストップ
全長×全幅×全高:3645×1650×1545mm
ホイールベース:2490mm
車両重量:1040kg
エンジン形式:ターボチャージャー付き直列3気筒DOHC12バルブ
総排気量:897cc
最高出力:68kW(92ps)/5500rpm
最大トルク:135Nm/2500rpm
トランスミッション:6速DCT(6EDC)
サスペンション形式:Ⓕマクファーソン Ⓡド・デオン
ブレーキ 前/後:Ⓕベンチレーテッドディスク Ⓡドラム
タイヤサイズ :Ⓕ165/65R15 Ⓡ185/60R15
乗車定員:4名
WLTCモード燃費:16.8km/ℓ(市街地モード) 17.6km/ℓ(郊外モード) 19.5km/ℓ(高速道路モード)
車両価格:213万5000円

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