ルノー ルノー トゥインゴ 新型情報|グレード/性能/新車・中古価格
- 2021/01/22
フランスをはじめ、南欧や東欧を中心に圧倒的な人気を誇るAセグメントハッチ。三代目となるトゥインゴの現行モデルは2016年9月に日本仕様が発売。稀有なRRレイアウトを採用し、登坂路や低μ路でのトラクション性能や大きな前輪切れ角による小回り性能でライバルに差をつける。エンジンは直列3気筒で、90psの0.9ℓターボと71psの1.0ℓ自然吸気、日本仕様では前者に6速DCT、後者に5速MTが組み合わされる。SMARTフォーフォーとはブランド違いの兄弟車で、ともにルノーのノヴォメスト工場(スロベニア)で生産される。
《 ルノートゥインゴ カタログ目次 》
(1)ルノー・トゥインゴGTのベストバイは、5速MTか、それとも6速DCTか?[2018年1月30日]
(2)MT原理主義者も唸らせる! 新型ルノー・トゥインゴGTはDCT仕様に注目【試乗記】[2018年2月1日]
(3)小さいけれど走りはワイルド! ルノー・トゥインゴGT試乗<Vol.1 車体編>[2018年3月1日
(4)小さいけれど走りはワイルド! ルノー・トゥインゴGT試乗<Vol2走行性能編>[2018年3月1日
ルノー・トゥインゴGTのベストバイは、5速MTか、それとも6速DCTか?
皆さんは、トゥインゴと聞いて、どんなイメージを持つだろうか? 「コンパクトでオシャレなフランス車」というのは正解である。しかし、トゥインゴをマニアックな視点で評価すれば「リヤエンジン+リヤ駆動の軽量コンパクトなRR車」と表現することができる。そんなトゥインゴの最上級スポーツモデルとして「トゥインゴGT」がラインナップされた。
TEXT&PHOTO:西内辰夫(NISHIUCHI Tatsuo)
MT車にはクルマとの一体感がある
走りが楽しめるRRにパワフルなターボエンジンを搭載し、意のままに操れるサスペンション・セッティングを施した。そしてESCは通常モデルとは異なり若干のドリフトを許容するという……ある意味で究極のスポーツカーと言えるだろう。
まずはスペックを紹介しておこう。0.9L DOHC直列3気筒ターボエンジンは、最高出力80kw(109ps)/5750rpm、最大トルク170Nm(17.3kgm)/2000rpmを発生。5速MTに加え、限定モデルにはなかった6速DCTモデルが加わった (ちなみにルノーでは、DCTを“EDC(エフェシエント デュアル クラッチ”と呼んでいる)。
さらに、前後ダンパーが40%引き締められたサスペンションのほか、ステアリングにはバリアブルギアレシオを採用している。
操作方法もシンプルで直感的だ。シフトノブを右側に傾けておくと普通のオートマチックのように気兼ねなく走れる一方、シフトノブを左側に倒せば前後のシーケンシャル操作によってマニュアル操作でシフトチェンジできる。ちなみに、前がシフトアップ、後がシフトダウンだ。シフトポジションはメーターパネル内にデジタル表示されるが、スピードメーターだけでタコメーターがない。
じつは、DCTのマニュアル操作では、シフトアップとダウンのタイミングに戸惑ってしまった。シフトダウン時にオーバーレブ気味になったり、シフトアップのタイミングが早すぎたりしたのだ。ロングドライブに行ったり、オーナーになって乗り続けていけば体が覚えてくれるのだろうが、小一時間ほどの試乗でDCTのマニュアル操作は完璧には習得できなかった。
なぜだろう? その理由を自分なりに冷静に分析してみると、DCTのマニュアル操作では、シフトチェンジするときに少しだけタイムラグが生じ、それが自分の意識と一瞬遅れることがちょっとした違和感につながったのかも知れない。
一方のMTは、当然のことながらすべてが自分の支配下にあり、タコメーターがなくても不安感がなく乗ることができた。そう、MT車にはクルマとの一体感があるのだ。MT車からDCT 車に乗り換えての試乗で、それを実感した次第。
記事元はこちら→ルノー・トゥインゴGTのベストバイは、5速MTか、それとも6速DCTか?
MT原理主義者も唸らせる! 新型ルノー・トゥインゴGTはDCT仕様に注目【試乗記】

リヤエンジン+リヤドライブという、好事家の心を揺さぶるホットハッチ、
ルノー・トゥインゴGTがついに正式なカタログモデルとしてラインナップされた。
2017年に200台の限定車として先行販売されたが、あっという間に完売となり、
正式発売を待ちわびていたファンも多いだろう。
トピックはDCT仕様の追加とカラーバリエーションの拡大だ。
TEXT&PHOTO:小泉建治(KOIZUMI Kenji)
ルノー・スポール・カーズ直系の熱血ホットハッチ!
そのトゥインゴをベースに、ルノー・スポール・カーズによってモータースポーツ直結のテクノロジーを注入されたホットハッチが、このGTである。
エンジンはベースモデルと同じく直列3気筒0.9Lターボだが、最高出力はプラス19psの109ps、最大トルクはプラス35Nmの170Nmを発生する。
DCT仕様と新色の追加が最大のトピック
ここまでは、17年に導入された限定車とまったく同じ内容で、唯一の違いはボンネットとルーフにあったブラックのデカールがなくなっていることだけだ。
そして今回、カタログモデルとして改めて登場したトゥインゴGTには、限定車と同じオランジュ ブレイズMに加えてグリ リュネールMが新ボディカラーとして追加され、さらにはルノーがEDC(エフィシエントデュアルクラッチ)と呼ぶ6速DCT仕様がラインナップに加わっている。価格は5速MT仕様が229万円、6速EDC仕様が239万円だ。
続きはこちら→MT原理主義者も唸らせる! 新型ルノー・トゥインゴGTはDCT仕様に注目【試乗記】
小さいけれど走りはワイルド! ルノー・トゥインゴGT試乗<Vol.1 車体編>

後輪駆動のコンパクトな5ドアハッチバックという、稀有なキャラクターで人気を博しているルノー・トゥインゴ。今回、200台の限定グレードだったトゥインゴ「GT」がカタログモデルとして発売。まずはベースモデルとの違いをチェックしてみました。(PHOTO&REPORT:石川順一)
スポーティさを増したエクステリア
加えて、車体左側後方にはエアインテークが設置されている。もちろん、これは見かけだけではない。ちゃんとエンジンまでつながっており、タービンに流入する空気の温度を12%低下させ、エンジンの吸気流量を23%向上させている。これによりタービンの回転を上げることができ、エンジンの出力アップも可能になっているのだ。
パワーアップしたエンジンは、荷室を圧迫することなく車体後方下のスペースにぴったりと収まっている。もともと冷却に不利なRR(リヤエンジン・リヤドライブ)ということもあり、前述のエアインテークの他、フロントには3つのラジエーターを搭載。エンジン、タービン、エアコンのそれぞれに別々の冷却系統を備えることで弱点を克服している。
排気系も専用のデュアルエキゾーストマフラーを搭載。こうしたカスタマイズも相まって、ベースモデルのZENと比べると、最高出力38psアップ、最大トルク79Nmアップと、0.9Lの小排気量ながらかなりの性能向上を果たしている。
走りを支える専用の足周り
足周りもルノー・スポールによる専用設計。フロント、リヤともに減衰力を40%アップさせたことに加え、スタビライザーも23mmと径を太くしたことで、コーナリング性能が向上している。
実際の試乗については次回の記事に譲るが、街乗りはもちろんのこと、かなり攻めた走りまで楽しめる。MT仕様だけでなくAT限定免許でも運転できるEDC仕様も選べるので、幅広い人が気軽に走りを堪能できる一台と言えそうだ。
元記事:小さいけれど走りはワイルド! ルノー・トゥインゴGT試乗<Vol.1 車体編>
小さいけれど走りはワイルド! ルノー・トゥインゴGT試乗<Vol2走行性能編>
ついに発売となったルノー・トゥインゴGT。ルノー・スポールが手を入れたという走行性能はいかに?(PHOTO&REPOET:石川順一)
エンジンのスタート方法は今となっては珍しいキーシリンダータイプ。キーを差し込んでひねると車体の後ろから勇ましい音が聞こえてくる。
主に首都高での高速走行を試したが、RR(リヤエンジン・リヤドライブ)とは思えないほど車体の安定性が高い。直線でもコーナーでもぴったりと地面に吸い付くような走りが楽しめる。やや横Gを感じるような高速カーブでも思い描いた通りのラインを描いて曲がってくれる。
思いのままに操れるMTと運転のレベルをアップさせてくれるEDC
小回りの良さはベースモデルゆずり。実際、お台場海浜公園駅近くにある広めの二車線道路でUターンを試してみたが、少ないハンドル操作で最大舵角まで切ることができ、一度も切り返す必要がなかった。最小回転半径4.3mは伊達ではない。
■specifications■
全長×全幅×全高(mm):3,630×1,660×1,545
エンジンタイプ:直列3気筒DOHCターボチャージャー
総排気量:897cc
最高出力(EEC):80kW(109ps)/5750rpm
最大トルク(EEC):170Nm(17.3kgm)/2000rpm
トランスミッション:5速MT/6速DCT
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
燃料供給装置:電子制御式マルチポイントインジェクション
エンジン型式:H4B
タイヤ:前 185/45R17、後 205/40R17
ブレーキ:前 ベンチレーテッドディスク、後 ドラム
車両重量:1,010 kg(MT)/1,040kg(EDC)
乗車定員:4人
価格:MT 229万円 EDC 239万円
本記事:小さいけれど走りはワイルド! ルノー・トゥインゴGT試乗<Vol2走行性能編>
ルノートゥインゴ 2022年3月発売モデル
インテンス
価格 | 210万円 |
---|---|
排気量 | 1000cc |
駆動方式 | RR |
最高出力 | 65 ps(48 kW)/5300rpm |
---|---|
最大トルク | kg・m(95 Nm)/4000rpm |
乗員 | 4名 |
燃費 | - |
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