20代のクルマ好きな若者におくる、150万円以内で買える楽しいMTホットハッチ中古車5選 手軽な価格で手に入る実力派ホットハッチはこの5台だ!
- 2020/08/14
-
MotorFan編集部
インプレッサ WRX STI(2007〜2014)安定した速さを求める人にオススメ!
この3代目インプレッサ WRX STIは、標準のインプレッサをベースとし“意のままに操る愉しさ”を追求したスポーツモデル。2007年モデルのエンジンは2.0ℓ水平対向4気筒DOHC16バルブターボに6MTが組み合わされる。最大出力は308ps(227kW)、最大トルクは43.0kgm(422Nm)、また駆動方式は4WDで、ボディ形状はハッチバックとセダンが選べたが、最新型のWRXはセダンのみでハッチバックの設定がない。国産車のハッチバックで300psオーバーの車は今でも珍しく、新型シビックTYPE Rくらいだろうか。
一目でスポーツタイプとわかるエッジのきいたエクステリアデザインは歴代のWRXと共通している。前述したマツダスピードアクセラがFFでじゃじゃ馬な性格を持つ一方、こちらは4WDで安心感があり、なおかつ爆発的な加速力を求める人におすすめだ。
「WRX STIといえばクルマ好き大学生の憧れの的。最高出力300psオーバーのエンジンを四輪が受け止めるため安定感のある加速を楽しめる。最近シビックTYPE R EUROを購入したが、最後まで迷ったのがこのインプレッサ WRX STIだった」(20代前半・男性・地方出身・会社員)
全長×全幅×全高(㎜)=4415×1795×1470
ホイールベース(㎜)=2625
エンジン:2.0ℓ 水平対向4気筒DOHC16バルブターボ
駆動:フルタイム4WD
最高出力:308ps(227kW)/6400rpm
最大トルク:43.0kg・m(422N・m)/4400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:6MT
新車価格:365万4000円
※2007年発売当時のスペック
MINI クーパーS(2007~2014)とにかく運転が楽しい!
日本車ばかりでは面白くないのでドイツ車代表としてMINI クーパーSを紹介しよう。最近は輸入車のコンパクトカーとして定番となっているMINI。4ドアモデルの追加やクラブマン、クロスオーバーなど豊富なモデルをラインナップしている。今回紹介する先代型、2代目MINI クーパーSは日本では2007年にデビュー。代々受け継がれているレトロで可愛いデザインを纏っている。初代と比べて内外装の見た目は大きく変わらないが、油圧式からパワステに変わり、新開発のエンジンが採用されるなど中身は大きく進化した。
クーパーSはスポーツモデルで、下位グレードであるONEとクーパーが1.6ℓNAを採用するなか、クーパーSは1.6ℓ直4エンジンにターボを組み合わせた。最大出力は175ps、最大トルクは240Nmを発揮する。ステアリングは驚くほどに軽快でクイック。ONEやクーパーでも充分に堪能できるMINI伝統の”ゴーカートフィーリング”は、クーパーSではさらに際立って感じる。特に街乗りで楽しく運転したい人におすすめだ。
「この2代目MINI クーパーSを運転する機会が多いのだが、毎回運転するたびにこれほど街乗りでキビキビした車は他にないだろうと思うほど、運転が楽しい。ただ、高速道路などでの長距離ドライブではキビキビすぎて疲れるかも。個人的に最新型ほど未来感がなく、ある程度のレトロ感があるデザインも魅力に感じる」(20代前半・男性・地方出身・クルマ好きの編集スタッフ)
全長×全幅×全高(㎜)=3715×1685×1430
ホイールベース(㎜)=2465
エンジン:1.6ℓ 直列4気筒DOHC16バルブターボ
駆動:2WD(FF)
最高出力:175ps(128kW)/5500rpm
最大トルク:24.5kg・m(240N・m)/1600~5000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:6MT
新車価格:295万円
※2007年発売当時のスペック
ルノー・ルーテシア ルノースポール(2009〜2013)バランスの良い隠れた実力派!
知る人ぞ知る楽しいホットハッチがルーテシア ルノースポールだ。ルノースポールはF1などのルノーのモータースポーツの技術やノウハウを詰め込んだスポーツモデルで、兄貴分となるメガーヌ ルノースポールはニュルでのFF最速記録をシビックTYPE Rと競い合っていることで有名だ。
日本では2009年に発売されたルーテシア ルノースポールのエンジンは2.0ℓNAが採用され、最高出力202ps、最大トルク215Nmを発揮する。自然で気持ちいいサウンドはNAならでは。リッター100psを越えるためピーキーなのかと思えば、実際は街乗りでも扱いやすくワインディング、サーキットどこを走っても気持ちが良い。つい最近、最終型が発表となった日本の現行型は1.6ℓターボで、6速EDCのため2ペダル。NA+MTの気持ち良さを求めるならこのモデルがベストだろう。
「現行モデルにはないNA、3ペダルはやはり魅力。コンパクトなボディに最高出力202ps、最大トルク215Nmのスペックも素晴らしい。日本では今回紹介した他の4台と比べて知名度が低いが、だからこそ人と被らず、バランスの良い楽しいホットハッチを求める人にはぴったりだろう。今一番乗りたい車の一台だ」(20代前半・男性・地方出身・クルマ好きの編集スタッフ)
全長×全幅×全高(㎜)=4020×1770×1485
ホイールベース(㎜)=2585
エンジン:2.0ℓ 直列4気筒DOHC16バルブ
駆動:2WD(FF)
最高出力:202ps(148kW)/7100rpm
最大トルク:21.9kg・m(215N・m)/5400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
トランスミッション:6MT
新車価格:299万円
※2009年発売当時のスペック
今回は20代のクルマ好きな若者に向けて、150万円以内で買える楽しいマニュアルホットハッチの中古車5モデル紹介した。ホットハッチにはFFから4WDまで、性格もじゃじゃ馬なものからオールラウウンダーなものまで様々な種類がある。(当初はハッチバックだけでなく、FRもということでBRZや86も紹介しようと思ったが、150万円以下となると状態の良いものが少なかったため今回は見送った。今後オススメのスポーツカーの中古車という枠で紹介できたらと思っている。)自分にあった一台が見つかれば幸いである。
- 前へ
- 2/2
|
|
|
自動車業界の最新情報をお届けします!
Follow @MotorFanwebおすすめのバックナンバー
これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。
日産キックス600km試乗インプレ:80km/h以上の速度域では燃費...
- 2021/03/26
- インプレッション
BMW320d ディーゼルの真骨頂! 1000km一気に走破 東京〜山形...
- 2021/04/03
- インプレッション
日産ノート | カッコイイだけじゃない! 燃費も走りも格段に...
- 2021/02/20
- インプレッション
渋滞もなんのその! スイスポの本気度はサンデードライブでこ...
- 2019/08/11
- インプレッション
PHEVとディーゼルで燃費はどう違う? プジョー3008HYBRID4と...
- 2021/06/28
- インプレッション
スズキ・ジムニーとジムニーシエラでダート走行の燃費を計って...
- 2019/08/09
- インプレッション
会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ
フェアレディZ432の真実 名車再考 日産フェアレディZ432 Chap...
- 2018/08/28
- 新車情報
マツダ ロータリーエンジン 13B-RENESISに至る技術課題と改善...
- 2020/04/26
- コラム・連載記事
マツダSKYACTIV-X:常識破りのブレークスルー。ガソリンエン...
- 2019/07/15
- テクノロジー
ターボエンジンに過給ラグが生じるわけ——普段は自然吸気状態
- 2020/04/19
- テクノロジー
林義正先生、「トルクと馬力」って何が違うんですか、教えて...
- 2020/02/24
- テクノロジー
マツダ×トヨタのSKYACTIV-HYBRIDとはどのようなパワートレイ...
- 2019/07/27
- テクノロジー
Motor-Fanオリジナル自動車カタログ
自動車カタログTOPへMotor-Fan厳選中古車物件情報
ルノー ルーテシア
インテンス エディションフィナル BOSEサウンド・360度カメラ・ETC・ドラレコ・レーンセン...
中古価格 269.8万円
ルノー ルーテシア
E-テックハイブリッド レザーパック バックカメラ ナビ クリアランスソナー オートクルーズコン...
中古価格 265万円
ルノー ルーテシア
インテンス テックパック BOSEサウンドシステム シート&ステアリングヒーター 純正17インチ...
中古価格 173万円
ルノー ルーテシア
E-テックフルハイブリッド レザーパック 認定中古車・黒革シート・シートヒーター・ステアリングヒ...
中古価格 291.8万円
ルノー ルーテシア
インテンス ACC 衝突軽減ブレーキ レーンアシスト BSM 純正ディスプレイオーディオ バック...
中古価格 187.8万円
ルノー ルーテシア
インテンス ワンオーナーディスプレイオーディオバックカメラ衝突軽減ブレーキ車線逸脱警報コーナーセ...
中古価格 239万円