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日産 新型キックスとホンダ・ヴェゼル、トヨタ・C-HR、マツダ・CX-30と徹底比較!〈インパネ/シート/ラゲッジスペース/スペックetc……〉

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C-HR HYBRID G

キックスより全長は長く、全高は低いため、偏平なフォルムとなるのが外観の特徴。全高が1550㎜に収まるのは、マンションなどに多い機械式立体駐車場のユーザーにとってはありがたい。

全長:4385mm
全幅:1795mm
全高:1550mm
ホイールベース:2640mm
ミラー to ミラー:2040mm
開口高:800mm

低重心を特徴とするTNGAプラットフォ ームの採用により、ダッシュボードも低くて薄い造形に。撮影車はマイナーチェンジ前のモデルだが、現行車は8インチのディスプレイオーディオを標準装備。スマホとの連携機能を高めている。

ハイブリッド車は1.8ℓエンジンと53kWのモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。ごく短い距離をモーターのみで走行するEVモードも備わる。
「G」と「G-T」は18インチアルミホイールを装備。タイヤはミシュランのプライマシー3を組み合わせる。
リヤシート高:630mm
フロントシート高600 ~640mm

「G」と「G-T」はブラックの上級ファブリックとブラウンの本革を組み合わせたシートを装備。前席はスポーティな形状で、座り心地も良好だ。後席スペースは膝前が約180㎜、頭上が約40㎜。視界が狭く、やや窮屈さを感じる。

【通常時】高さ:680mm 奥行き:770mm
【後席格納時】最小幅:950mm 奥行き:1720mm

荷室の開口部も偏平な形をしており、幅は十分に広い一方、高さはあまり望めないのが一目瞭然。後席シートは6対4分割可倒式で、後席格納時のフロアがフラットになるところは実用的だ。

SPECIFICATIONS

全長×全幅×全高(㎜):4385×1795×1550
室内長×室内幅×室内高(㎜):1800×1455×1210
ホイールベース(㎜):2640
トレッド(㎜):(前・1540)(後・1540)
車両重量(㎏):1440
エンジン型式:2ZR-FXE
エンジン種類:直列4気筒DOHC
ボア×ストローク(㎜):80.5×88.3
総排気量(㏄):1797
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm) :72[98]/5200
エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):142[14.5]/3600
燃料供給装置:電子制御式燃料噴射装置(EFI)
燃料タンク容量(ℓ):43(レギュラー)
モーター型式:1NM
モーター最高出力(kW[㎰]):53[72]
モーター最大トルク(Nm[㎏m]):163[16.6]
トランスミッション形式:電気式無段変速機
変速比:―
最終減速比:3.218
駆動方式:FF
サスペンション:(前・ストラット)(後・ダブルウイッシュボーン)
ブレーキ:(前・ベンチレーテッドディスク)(後・ディスク)
タイヤ・サイズ:225/50R18
最小回転半径(m):5.2
WLTCモード燃費(㎞/ℓ) :25.8
車両本体価格:299万5000円
※撮影車両は19年10月の改良前のモデルです。諸元表は改良後のモデルのものです。

CX-30 XD PROACTIVE Touring Selection

プレスラインに頼らず、ドアパネルの流れで躍動感を表現。ロングノーズ・ファストバックのフ ォルムもスポーティさを感じさせる。全高は1540㎜で、C-HRと同様、機械式駐車場にも対応。

全長:4395mm
全幅:1795mm
全高:1540mm
ホイールベース:2655mm
ミラー to ミラー:2035mm
開口高:650mm

レザートリムと金属調の加飾を採用した上質な室内空間。内装色はグレード別の設定で、写真はネイビーブルーの例だ。 8.8インチのセンターディスプレイとコマンダーコントロール、左右独立フルオートエアコンなどを標準装備する。

「XD」系は1.8ℓのディーゼルターボエンジンを搭載。1600~2600rpmという広い回転域で27.5㎏mの最大トルクを発揮し、発進や追い越し加速もスムーズ。
全車18インチアルミホイールを標準装備。撮影車はトーヨータイヤのプロクセスR56を装着している。
リヤシート高:640mm
ロントシート高:590 ~640mm

シートのトリムとカラーもグレード別の設定で、写真はグレ ージュのクロスシート。肉厚でフカフカとした座り心地が印象的だ。後席スペースは膝前が約180㎜、頭上が約75㎜のクリアランスを確保。見た目ほどには狭さを感じさせない。

【通常時】高さ:740mm 奥行き:800mm
【後席格納時】最小幅:1000mm 奥行き:1640mm

車体はキックスより大きいが、荷室の奥行きや高さはCX-30の方が狭い。容積よりも質感を重視した結果と言えそうだ。後席シートは6対4分割可倒式で、格納時に若干の傾斜が生じる。

SPECIFICATIONS

全長×全幅×全高(㎜):4395×1795×1540
室内長×室内幅×室内高(㎜):1830×1490×1210
ホイールベース(㎜):2655
トレッド(㎜):(前・1565)(後・1565)
車両重量(㎏):1530
エンジン型式:S8-DPTS型
エンジン種類:直列4気筒DOHCディーゼルターボ
ボア×ストローク(㎜):79.0×89.6
総排気量(㏄):1756
エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm) :85[116]/4000
エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):270[27.5]/1600-2600
燃料供給装置:電子式(コモンレール)
燃料タンク容量(ℓ):48(軽油)
トランスミッション形式:6速AT
変速比:前進 ①3.552 ②2.022 ③1.347 ④1.000 ⑤0.745 ⑥0.599 後退 3.052
最終減速比:4.367
駆動方式:4WD
サスペンション:(前・ストラット)(後・トーションビーム)
ブレーキ:(前・ベンチレーテッドディスク)(後・ディスク)
タイヤ・サイズ:225/55R18
最小回転半径(m):5.3
WLTCモード燃費(㎞/ℓ) :18.4
車両本体価格:324万5000円

モーターファン別冊・ニューモデル速報 ニューモデル速報 Vol.597 日産キックスのすべて

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試乗インプレッション「復権への先鋒」
日産の新型車攻勢の第一弾として登場したキックス。すでに世界で販売されていた車種だが、日本導入に向けe-POWER化され新デザインを纏い、ブランニューモデルに相応しいつくり込みのクルマとなった。

ライバル車比較「コンパクトSUV 覇権の行方」
発売以来絶大な人気で盤石な地盤を固めるライバル勢に対して、独自の魅力を携えてシェア奪取を狙うニューカマーが登場した!
比較ライバル:VEZEL、C-HR、CX-30

使い勝手徹チェック「小さな車体に秘めた高い実用性と居住性」
後席は外見からは想像できない居住性良。そして荷室はクラス最大の広さを持つ。小さな車体ながらファミリーにもオススメのキックスの使い勝手を徹底チェック!

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