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元祖・高級クロスオーバーSUVは分離独立したレクサスRXと対照的にリーズナブルな価格帯を維持 【コスパ抜群! 一世代前の狙い目モデル】三代目トヨタ・ハリアー(U6#W系)…国内トヨタブランド専売となりダウンサイジングを敢行。コンプリートカーやターボ車も追加されスポーティな性格に

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三代目トヨタ・ハリアー(2013年11月発表モデル)

中古車は世代が古く低年式なモデルほどお買い得かと言えばさにあらず。生産終了から年月が経つにつれ残存台数が減り、希少価値が上がることで相場が高騰することは珍しくない。

また本体価格が安かったとしても程度の良い個体が少ない、あるいは部品代が高いどころか一部の重要保安部品が生産終了していて入手困難なため維持そのものが困難、というケースも多々見られる。

そこで狙い目なのが、流通台数が多く故障や部品の心配も少ない、また燃費を含めた動力性能や安全性能の面でも大きく見劣りしないためコストパフォーマンス抜群な、現在新車販売されている世代よりも一つ前のモデルだ。

今回は、2013年11月にデビューしたトヨタの高級クロスオーバーSUV「ハリアー」の三代目をご紹介しよう。

TEXT●遠藤正賢(ENDO Masakatsu) PHOTO●トヨタ自動車

目次開く

【2013年11月13日発表、ガソリン車12月2日発売、ハイブリッド車2014年1月15日発売】フルモデルチェンジ

【2014年12月22日発表、2015年1月30日発売】追加モデル

【2015年6月2日発表・発売】一部改良、特別仕様車

【2016年5月23日発表、6月1日発売】特別仕様車

【2017年6月8日発表・発売】マイナーチェンジ

【2017年9月19日発表・発売】追加モデル

【2018年9月3日発表・発売】特別仕様車

【2019年7月2日発表・発売】特別仕様車

初代トヨタ・ハリアー
「WILD but FORMAL」のキャッチコピーとともに1997年12月に登場した初代ハリアーは、前輪駆動の乗用車であるカムリのプラットフォームをベースとして作られ、流麗なスタイルとオンロードでの快適性を重視した高級クロスオーバーSUVの先駆けとして一躍有名になった。

二代目トヨタ・ハリアー
2003年2月発売の二代目もその路線を踏襲しつつ、ハンドリングと予防安全性能を追求。2005年3月には3.3L V6エンジンに新開発のハイパワー版「THS2」ハイブリッドシステムと電動4WD「E-Four」を組み合わせた「ハリアーハイブリッド」を追加して、動力性能と環境性能でもこのカテゴリーをけん引する存在に進化している。

三代目レクサスRX(写真は後期型RX450h“Fスポーツ”)
なお、初代および二代目のハリアーは、海外ではレクサスブランドの「RX」として販売されていたが、2005年8月よりレクサス店が国内でも開業したのに伴い、RXは2009年1月発売の三代目よりハリアーから独立。この三代目RXはレクサス店専売で、ボディサイズ・価格とも大幅にアップしたこともあり、二代目ハリアーの国内販売は継続され、2012年に生産終了となった。

三代目トヨタ・ハリアー(2013年11月発表モデル)

しかしながらユーザーのみならず、専売車種かつ看板車種として重宝していたトヨペット店からも熱いラブコールを受けたことで、トヨタは2013年11月、約1年のブランクを経て10年ぶりにハリアーをフルモデルチェンジ。三代目へと世代交代した。

国内トヨタブランド専売となったこの三代目ハリアーは、日本未導入の四代目RAV4をベースとして、二代目ハリアーより全長を15mm、全幅を10mm、ホイールベースを55mm縮小し、全高は10mmアップ。全長×全幅×全高=4720×1835×1690mm、ホイールベース2660mm、最小回転半径5.3~5.7mmとして、日本の道路・駐車場環境でも扱いやすいサイズに収めている。

ガソリン車のパワートレイン・駆動方式は、吸気バルブ連続可変リフト機構「バルブマチック」を備え151ps/6100rpmと193Nm/3800rpmを発する3ZR-FAE型2.0L直4エンジン+CVTに、FFのほか電子制御カップリング式「ダイナミックトルクコントロール4WD」を設定。

三代目ハリアーハイブリッドのパワートレインとベアシャシー

ハイブリッド車は二代目に続きTHS2+E-Fourとしながら、2AR-FXE型2.5L直4アトキンソンサイクルエンジンとの組み合わせに変更し、フロントモーターも小型化している(詳細は末尾のスペック参照)。なお、2017年6月のマイナーチェンジで2.0L直4ターボ車が追加された(詳細は後述)。

ディープボルドー本革内装の運転席まわり
エンボス加工入り上級ファブリック+合成皮革のアイボリー内装

エクステリアは歴代ハリアーに共通する水平基調のプロポーション、前傾したリヤクォーターピラーを踏襲しながらモダンに進化。インテリアは助手席側がえぐれた造形のインパネとアーチ状のセンターコンソール、ディープボルドーの内装色やキルティング状のエンボス加工入りシート表皮を設定するなど、その仕立てはモダンとレトロが融合した大胆なものだ。

では、そんな三代目ハリアーがどのように進化していったのか、モデルの変遷を以下に記す(価格はいずれも発表時点のもの(当時の税率における消費税込み))。

【2013年11月13日発表、ガソリン車12月2日発売、ハイブリッド車2014年1月15日発売】フルモデルチェンジ

三代目トヨタ・ハリアー(2013年11月発表モデル)
グレード構成は2.0LガソリンFF車、同4WD車、2.5Lハイブリッド4WD車とも、下から「グランド」「エレガンス」「プレミアム」「プレミアム“アドバンスドパッケージ”」の4種類。

このうち最上級グレードの「プレミアム“アドバンスドパッケージ”」にはパノラミックビューモニター、レーンディパーチャーアラート、プリクラッシュブレーキ、インテリジェントクリアランスソナーなどのADAS(先進運転支援システム)が標準装備される。

価格は以下の通り。ボディサイズも車格も上がったレクサスRXが当時432万円~676万円のプライスタグを提げていたのに対し、ハリアーはエンジン排気量が全体的に下がったこともあり、比較的手に届きやすい価格帯を維持していた。

<2.0LガソリンFF車>
グランド…272万円
エレガンス…280万円
プレミアム…305万円
プレミアム“アドバンスドパッケージ”…360万円

<2.0Lガソリン4WD車>
グランド…290万9000円
エレガンス…298万9000円
プレミアム…323万9000円
プレミアム“アドバンスドパッケージ”…378万9000円

<2.5Lハイブリッド4WD車>
グランド…361万円
エレガンス…367万円
プレミアム…392万円
プレミアム“アドバンスドパッケージ”…447万円

【2014年12月22日発表、2015年1月30日発売】追加モデル

ハリアーエレガンス“G's”のエクステリア
ハリアーエレガンス“G's”のスポーティシート

トヨタガズーレーシングカンパニーがトータルチューニングを施したコンプリートカー「G's(ジーズ)」を設定(FF車:329万1055円、4WD車:348万5455円)。

2.0Lガソリン車の「エレガンス」をベースに、専用のエアロパーツやスポーティシートを装着。さらに、全高を約35mmダウンさせた専用スポーツサスペンションや235/50R19タイヤ&19インチアルミホイール、高μフロントブレーキパッドを採用し、床下剛性アップパーツやスポット溶接打点の追加などによりボディ剛性も高めることで、旋回性能を大幅に高めている。

【2015年6月2日発表・発売】一部改良、特別仕様車

ハリアーハイブリッドプレミアム“スティールモーヴ”のエクステリア
ハリアーハイブリッドプレミアム“スティールモーヴ”のインテリア

「プレミアム“アドバンスドパッケージ”」に、運転席から車両を透かして外を見るような映像を表示するシースルービュー機能を追加したパノラミックビューモニターや、T-Connect SDナビを採用。また「グランド」にプリクラッシュブレーキを新たにオプション設定するなど、安全装備を充実させた。

「プレミアム」と「プレミアム“アドバンスドパッケージ”」に設定された特別仕様車「スティールモーヴ」は、アルカンターラをシートのメイン生地に採用した、藤色を基調とした専用内装色スティールモーヴを採用。さらに運転席8ウェイ&助手席4ウェイパワーシートや快適温熱シート、専用18インチアルミホイールを装着し、内外装の質感と快適性を高めている。

 価格は以下の通り。

<2.0LガソリンFF車>
グランド…279万7714円
エレガンス…288万円
プレミアム…313万7143円
プレミアム“スティールモーヴ”…323万7055円
プレミアム“アドバンスドパッケージ”…369万7527円
プレミアム“アドバンスドパッケージ・スティールモーヴ”…379万7673円

<2.0Lガソリン4WD車>
グランド…299万2114円
エレガンス…307万4400円
プレミアム…333万1543円
プレミアム“スティールモーヴ”…343万1455円
プレミアム“アドバンスドパッケージ”…389万1927円
プレミアム“アドバンスドパッケージ・スティールモーヴ”…399万2073円

<2.5Lハイブリッド4WD車>
グランド…371万3143円
エレガンス…377万4857円
プレミアム…403万2000円
プレミアム“スティールモーヴ”…413万2473円
プレミアム“アドバンスドパッケージ”…459万1963円
プレミアム“アドバンスドパッケージ・スティールモーヴ”…469万2109円

【2016年5月23日発表、6月1日発売】特別仕様車

ハリアーハイブリッドプレミアム“スタイルアッシュ”のエクステリア
ハリアーハイブリッドプレミアム“スタイルアッシュ”のインテリア

「プレミアム」と「プレミアム“アドバンスドパッケージ”」に設定された特別仕様車「スタイルアッシュ」は、ウルトラスエードをシートのメイン生地に採用した、ライトグレーを基調とした専用内装色ウォームグレーを採用。さらに運転席8ウェイ&助手席4ウェイパワーシートや快適温熱シート、専用18インチアルミホイールを装着し、内外装の質感と快適性を高めている。

価格は以下の通り、「スティールモーヴ」と同一。

<2.0LガソリンFF車>
プレミアム“スタイルアッシュ”…323万7055円
プレミアム“アドバンスドパッケージ・スタイルアッシュ”…379万7673円

<2.0Lガソリン4WD車>
プレミアム“スタイルアッシュ”…343万1455円
プレミアム“アドバンスドパッケージ・スタイルアッシュ”…399万2073円

<2.5Lハイブリッド4WD車>
プレミアム“スタイルアッシュ”…413万2473円
プレミアム“アドバンスドパッケージ・スタイルアッシュ”…469万2109円

【2017年6月8日発表・発売】マイナーチェンジ

ハリアーターボ2WD車プログレス“メタル&レザーパッケージ”のフロントまわり
ハリアーガソリン4WD車エレガンスのリヤまわり
ハリアーターボ2WD車のブラック×レッド内装
ハリアーガソリン2WD車プログレスのダークサドルタン内装

アッパーグリルが薄くロアグリルがワイドなフロントマスクに改めつつ、ヘッドライトにシーケンシャルターンランプを採用し、リヤコンビランプを赤色の面発光とするなど、外観をリファイン。室内にはアルミヘアライン加飾を施したシフトパネルやプレミアムナッパ本革を採用したシート表皮などを設定し、質感をさらに向上させた。

また、衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンスP」と、電動パーキングブレーキを全車に標準装備。インテリジェントクリアランスソナーの超音波センサーを8個に増やし、右左折時やハンドルが切れている状態でも衝突緩和を可能とするなど、ADASを充実させている。

 そして、231ps/5200-5600rpmと350Nm/1650-4000rpmを発する8AR-FTS型2.0L直4直噴ターボエンジンに6速ATを組み合わせ、車体前後にパフォーマンスダンパーを装着、内外装も専用のスポーティな装いとしたターボ車を追加した。

 これに合わせ、グレード構成を変更。下から「エレガンス」「プレミアム」「プレミアム“メタル&レザーパッケージ”」「プログレス」「プログレス“メタル&レザーパッケージ”」の5種類としている。

 なお“メタル&レザーパッケージ”は、内装にプレミアムナッパ本革が用いられ、フロントシートが快適温熱シート+シートベンチレーション仕様となるなど、快適性が大幅に高められた仕様となる。

 価格は以下の通り。

<2.0LガソリンFF車>
エレガンス…294万9480円
プレミアム…324万9720円
プレミアム“メタル&レザーパッケージ”…359万9640円
プログレス…378万円
プログレス“メタル&レザーパッケージ”…412万9920円

<2.0Lガソリン4WD車>
エレガンス…314万3880円
プレミアム…344万4120円
プレミアム“メタル&レザーパッケージ”…379万4040円
プログレス…397万4400円
プログレス“メタル&レザーパッケージ”…432万4320円

<2.0LターボFF車>
エレガンス…338万400円
プレミアム…351万9720円
プレミアム“メタル&レザーパッケージ”…385万200円
プログレス…405万円
プログレス“メタル&レザーパッケージ”…438万480円

<2.0Lターボ4WD車>
エレガンス…357万4800円
プレミアム…371万4120円
プレミアム“メタル&レザーパッケージ”…404万4600円
プログレス…424万4400円
プログレス“メタル&レザーパッケージ”…457万4880円

<2.5Lハイブリッド4WD車>
エレガンス…377万4600円
プレミアム…407万4840円
プレミアム“メタル&レザーパッケージ”…442万4760円
プログレス…460万4040円
プログレス“メタル&レザーパッケージ”…495万3960円

【2017年9月19日発表・発売】追加モデル

ハリアーGRスポーツのエクステリア
ハリアーGRスポーツの運転席まわり

トヨタガズーレーシングカンパニーがトータルチューニングを施すコンプリートカーシリーズが、「G's」から「GR」に一新。これに伴い、ハリアーにも「GRスポーツ」が設定された(2.0LガソリンFF車:339万8760円、2.0Lガソリン4WD車:359万3160円、2.0Lターボ4WD車:399万6000円)。

2.0LガソリンFF/4WD車および2.0Lターボ4WD車の「エレガンス」をベースにしており、チューニングメニューは従来の「G's」とほぼ同様。ただし外装のデザインや内装の仕立ては変更されており、「G's」のマイナーチェンジ版に相当する。

【2018年9月3日発表・発売】特別仕様車

ハリアーターボ2WD車プログレス“スタイルブルーイッシュ”のエクステリア
ハリアーターボ2WD車プログレス“スタイルブルーイッシュ”のインテリア

「プログレス」と「プログレス“メタル&レザーパッケージ”」に設定された特別仕様車「スタイルブルーイッシュ」は、専用のブラック×ブルーシート表皮やブルーステッチ、ブルー木目(プログレスのみ)を採用。さらに専用18インチアルミホイール、スモーク調メッキ加飾のヘッドランプエクステンション、漆黒メッキのフードモールやサイドプロテクションモールを装着し、内外装の力強さを際立たせている。

価格は以下の通り。

<2.0LガソリンFF車>
プログレス“スタイルブルーイッシュ”…381万240円
プログレス“メタル&レザーパッケージ・スタイルブルーイッシュ”…416万160円

<2.0Lガソリン4WD車>
プログレス“スタイルブルーイッシュ”…400万4640円
プログレス“メタル&レザーパッケージ・スタイルブルーイッシュ”…435万4560円

<2.0LターボFF車>
プログレス“スタイルブルーイッシュ”…408万240円
プログレス“メタル&レザーパッケージ・スタイルブルーイッシュ”…441万720円

<2.0Lターボ4WD車>
プログレス“スタイルブルーイッシュ”…427万4640円
プログレス“メタル&レザーパッケージ・スタイルブルーイッシュ”…460万5120円

<2.5Lハイブリッド4WD車>
プログレス“スタイルブルーイッシュ”…463万4280円
プログレス“メタル&レザーパッケージ・スタイルブルーイッシュ”…498万4200円

【2019年7月2日発表・発売】特別仕様車

ハリアーガソリン2WD車プレミアム“スティールノアール”のエクステリア
ハリアーガソリン2WD車プレミアム“スティールノアール”のインテリア

「プレミアム」の2.0Lガソリン車に設定された特別仕様車「スティールノアール」(FF車:329万9400円、4WD車:349万3800円)は、ダークシルバー塗装のインパネ・ドアトリム・ステアリングスイッチベゼルと、ブラック加飾入りのドアスイッチベース・シフトパネル・オプティトロンメーターを採用。

さらに専用のブラック塗装×切削光輝18インチアルミホイール、スモーク調メッキ加飾のヘッドランプエクステンション、漆黒メッキのフードモールやサイドプロテクションモールを装着して、内外装を黒基調のシックな装いとしている。

■トヨタ・ハリアーハイブリッドプレミアム“アドバンスドパッケージ”(F-AWD)*2013年11月発表モデル
全長×全幅×全高:4720×1835×1690mm
ホイールベース:2660mm
車両重量:1800kg
エンジン形式:直列4気筒DOHC
総排気量:2493cc
エンジン最高出力:112kW(152ps)/5700rpm
エンジン最大トルク:206Nm/4400-4800rpm
フロントモーター最高出力:105kW(143ps)
フロントモーター最大トルク:270Nm
リヤモーター最高出力:50kW(68ps)
リヤモーター最大トルク:139Nm
サスペンション形式 前/後:ストラット/ダブルウィッシュボーン
ブレーキ 前/後:ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤサイズ 前後:235/55R18
乗車定員:5名
車両価格(当時):447万円

三代目トヨタ・ハリアー(2013年11月発表モデル)

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