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深化への技術的挑戦 新型ホンダ・インサイトのメカニズムを徹底解説!

  • 2019/03/26
  • ニューモデル速報
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1999年にホンダ初のハイブリッド車として登場した初代インサイトは独自のハイブリッド技術“ ホンダIMAシステム” で低燃費なHVを低価格で提供した。2009年に発売された二代目も同様のコンセプトで性能を進化させ人気を博す。そして今回の新型は、ハイブリッドシステムを最新の“ SPORT HYBRID i-MMD” に刷新。走りを支えるボディにも軽量・高剛性な最新プラットフォームが採用され、燃費性能だけでなくプレミアムな上質さをも獲得し、より深化することとなった。

TEXT◉安藤 眞
図版解説◉安藤 眞/編集部

精密管理で実現したダブルステッチ

助手席側のダッシュボードトリムには、本物のステッチが入ってい る。このカテゴリーでは型押しで済ませるケースも少なくないが、インサイトは本物にこだわった。形状が立体的なので、表皮は手作業で貼られる。

8インチナビを標準装備

8インチ大型ディスプレイのカーナビを全車標準装備。スイッチ類も含めて専用設計だ。Hondaインターナビ+リンクアップフリーに対応しているのはもちろん、Apple CarPlayにも対応している(Android Autoには非対応)。

細やかな配慮で使いやすい大型コンソールトレー

12V電源ソケットと2つのUSBジャックを備えるセンターコンソールには、大型のスマホも収まるトレーを配置。傷つきや滑りを抑えるラバーマット上面には凸形状のラインが施され、スマホの取り出しを容易にしている。

HVながらゆとりのある室内空間を実現

ハイブリッド車はモーターや駆動バッテリーなどを設置する特性上、室内空間の確保には不利となる。しかしインサイトでは関連部署の連携に加え、空間効率が徹底的に追求された空間設計とシステムのコンパクト化により、大人4人がくつろげる空間とトランク容量を確保した。(単位=mm ※数値はVDA方式によるHonda測定値)

スタイリッシュフォルムは後席乗員の視界にも貢献

「コートの襟を立てたような」前席シートのフォルムは、後席乗員の視界にも配慮されデザインされたという。先代モデルに対し座面長とシートバック高を延長。肩まわりは薄型化により、ゆったり感を高めた。

補機用鉛バッテリーを室内に設置

通常はエンジンルームやトランク内に設置される補機バッテリーをセンターコンソール内に配置。各種機能が集中する場所だけに、シミュレーション用のモデルをつくり、メンテナンス性や安全性の検証なども行なわれた。

室内空間を犠牲にしないIPUの配置

後席下に最大深さ180㎜のパン(左図赤色部)を設けてIPUを搭載。IPUをフロア下の室外方向に配置し室内空間を確保。またシートクッションもウレタン密度のチューニング等により、快適な座り心地を提供する。

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