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日産セレナe-POWERの使い勝手を徹底チェック!│ミニバンレビュー

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SERENA e-POWER XV

パワートレーンが違うだけ……ではないのがe-POWERの使い勝手だ。運転席まわりを変更しているほか、2列目が左右独立のキャプテンシートになっているなど、e-POWER独自の世界観をつくりだしている。

REPORT●工藤貴宏(KUDO Takahiro)
ASSISTANT●竹田愛(TAKEDA Megumi)(身長165㎝)
PHOTO●中野幸次(NAKANO Koji)/宮門秀行(MIYAKADO Hideyuki)

※本稿は2018年3月発売の「日産セレナe-POWERのすべて」に掲載されたものを転載したものです。車両の仕様や道路の状況など、現在とは異なっている場合がありますのでご了承ください。

電動シフトを採用

シフトレバーは操作後にレバーは中立位置に戻るのが特徴の電気式。リーフやノートe-POWERと同様の仕組みで先進性を印象付ける。「P」へは下のボタンを押して入れるほか、パワースイッチをオフにすると自動で入る。

センターコンソールにトレーを配置

運転席と助手席の間にはボックスティッシュよりひとまわり大きなサイズのトレーを用意。床にバッグを置くのを嫌がる人も多いけれど、そんな人にとってはこの装備のメリットはとても大きい。

〈運転席まわり〉e-POWERに合わせたスイッチレイアウト

ハンドルに遮られずに見えることを狙って高い位置にレイアウトしたメーターなど、基本的なデザインはガソリン車同様。しかし電気式のシフトレバーやブルーのスターターボタン、ナビスペース下のスイッチなどはe-POWER専用のアレンジとなっている。電動パーキングブレーキは全車採用ではなく、一部仕様にオプションだ。
ガソリン車のレイアウトを踏襲し、デジタル速度計と7インチディスプレイを組み合わせる。しかし細かい部分では、速度計を囲むフレームがブルーになり、ディスプレイにe-POWER専用のメニューがあるなど差別化。
ナビスペースの下には左から駐車支援システム、カメラ切り替え、ハザードランプ、e-POWER専用のマナーモードとチャージモードのスイッチを配置。
左はオーディオの基本操作と、メーター内にある液晶ディスプレイの表示切り替えや設定のスイッチ。
右はクルーズコントロールを含むプロパイロットの操作系だ。「OK」や「CANCEL」のボタンに親指が自然に届く位置としている。
自動ブレーキやトラクションコントロールのオフスイッチを運転席左に配置。後者は雪道でスタックした際などに使う。
運転席右のパネルにはエコモ ードに変えて「ドライブモード」切り替えが組み込まれ、ステアリングヒーターも用意される。
標準モデルの黒に対し、e-POWERはブルーの「プッシュパワースターター」を全車に採用して特別感を演出。
標準では足踏み式パーキングブレーキを組み込むが、オプションの電動パーキングブレーキを選ぶと足元がスッキリ。
日産のミニバンとしては初の採用となる電気式のシフトレバー。右下が「D」レンジで、再び右下へ操作するとアクセルオフでの減速度が高くなる「B」レンジに入る。「R」は右上、「P」はボタンで入れる。
電動パーキングブレーキのメリットは力の弱い人でも確実に効かせられること。発進時に自動解除するオートホールドも備わる。

e-POWERのディスプレイ表示

〈マナーモード〉シフトポジションに加えて走行モードを表示。「エコモード」や、e-POWERならではの「マナーモード」「チャージモード」もここに表示される。
〈EVオドメーター〉通常の走行距離に加え、燃料を消費せずに走った距離を別に表示する。上段が総走行距離。中段はトリップリセットごとの距離で、ふたつ記録できる。
〈エネルギーモニター〉エンジン、バッテリー、モーターのエネルギーの流れとバッテリー残量がグラフィックで描かれ、ハイブリッドシステムの状況がひと目で分かる画面。

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