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12月23日に受注終了! スバルWRX STIを振り返る〈第三回:メカニズムをピンポイント解説!〉

  • 2019/12/12
  • ニューモデル速報
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スポーツリニアトロニック(S4)

プーリー駆動にチェーンタイプの金属ベルトを使用したスバル独自のCVTがリニアトロニック。従来の金属ベルトよりも巻き掛け径を小さくすることでユニット全体の小型化を実現し、伝達ロスも抑えられている。中容量(TR580型)と高容量(TR690型)の2タイプがあるが、S4に使われるのはスポーツリニアトロニックと呼ばれる高容量タイプの改良型でSI-DRIVEの「I」もしくは「S」を選択した場合、アクセル低開度時ではCVT本来の無段変速、高開度時では6速のステップ変速となる制御を採用、CVTを意識させないリニアな走りを楽しめるものとなっている。また「S#」を選択すると8速のステップ変速に変更され、加速性能を重視したクロスレシオとなる。

6速MT(STI)

STIのトランスミッションはオーソドックスな2軸+リバースアイドラー付きの自社製6速マニュアルトランスミッション(TY85型)で軸間距離85㎜。シフトレバーに近いメインロッド上にニュートラル専用のディティント機構を追加し、ニュートラル位置でのガタを減少させて節度感を向上させている。

DCCDの改良(STI)

従来型
新型

従来の機械締結を使った差動制御から、トルクカムを廃止し一体型のサンギヤを新設するとともに全域を電子制御化した。従来より最適な差動制限を可能とし、コーナーの曲がり始めの回頭性を向上させてドライバーの思い通りに素直に曲がるハンドリングを実現した。

マルチモードDCCDの 「AUTO」モードは3パター ンに細分化されており、オー ルラウンドな制御を行なう「AUTO」に対し、「AUTO+」は滑りやすい路面での安定性、トラクションを重視。「AUTO-」は回頭性を高め、ステアリング応答性を重視した制御となる。

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