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5分でわかる新型アコード概要   プラットフォーム全面刷新。十代目新型アコードは、デザインと走りがキモだ!

  • 2020/04/02
  • ニューモデル速報
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 走りについては、宮原LPLが、LPL就任前に、新型セダンプラットフォームの開発責任者を務めていたことも大きいだろう。先代アコードは、評価の高い2モーターHVシステム、i-MMDを初めて搭載した車種として知られるが、i-MMD2巡目となる新型アコードでは、はじめからハイブリッドの搭載を大前提としてプラットフォーム開発が行われている。

インストゥルメントパネルのデザインはオーソドックス。車格に見合った落ち着きが演出されている。
アコードの真骨頂といえば、広大な後席空間。足元空間は、十分に広かった先代比でさらに70mm拡大されている。

 その効果として、ますパッケージングに大きく影響している。先代では、バッテリーユニット(IPU)が後席シート背後に搭載され、ラゲッジ容量にも制約があったが、新型はこれを後席座面下に搭載。大幅な低重心化に加え、広大な荷室空間、トランクスルーの実現など、走り以外にも大きな効能を生み出したのだ。

IPUを後席シートバック背後から、後席シート座面下に移した影響は多岐にWたる。

 低重心、低慣性化に加え、全長を45mm短縮しつつ、ホイールベースを55mm伸ばすなど、新型プラットフォーム化で、基本骨格が大きく見直された。ボディフレームやフロア構造、構造用接着剤の大量導入なども大きな変更点だ。また、宮原LPLのたっての希望により、日本仕様には、3種類の減衰力特性をシーンに応じて選べるアダプティブダンパーが採用されているのだ。

 フルモデルチェンジといっても、ボディ/シャシーのすべてをまったくゼロから設計できる機会はそうそうない。先代をベースに、「今回はフロントサスペンションを大幅に改良して」というようなことが通例だ。そう考えると、新型アコードの「新型感」が絶大であることにも大いに納得できる。

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