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ダイハツ・タフトのメカニズムを徹底解説!DNGAをベースにさらに進化するクルマづくり

  • 2020/09/20
  • ニューモデル速報
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新型タント、ロッキーに続いて投入されたDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)採用の新プラットフォームやパワートレーン。さらには、先進安全機能やコネクティッド機能も進化を果たし、安全で楽しいクルマを目指したメカニズムが満載された!

REPORT●安藤 眞(ANDO Makoto)/編集部
※本稿は2020年7月発売の「ダイハツ タフトのすべて」に掲載されたものを転載したものです。

小さいながらSUVとしての機能も良好

全長及び全幅は、軽企画いっぱい。全高は1630mmと、長身車なら踏み台なしにルーフキャリアを利用できそう。運転席の高さはたんとより低く、よりロングドライブ向け。後席はスライド市内が、前後に身長180cm級が座れる空間は確保されている。最低地上高は190mmと、荒れた林道程度なら安心して走れる。

上方視界も良好で停車時に信号も確認できる

一般的なサンルーフの場合、運転していると開口部が視界に入らないものが多いが、タフトのスカイフィールトップは運転姿勢のままでも「上が抜けてる感」が味わえる。小さな交差点で最前列に停止した際、ここから信号が見えるという実用性もある。

限られたスペースを最大限に使いやすく

後席はタフト専用設計。背もたれを折り畳んだ際、ラゲッジボードまで完全にフラットになるよう、他モデルよりビンジの位置を高く設定している。スライドやダイブダウンはしないが、シンプルな空間をバックパック的に使って欲しいとの狙いだ。

操作性が考え抜かれたスイッチ

フロアコンソール最後部には、ダイハツ初の電動パーキングブレーキを操作するスイッチを配置。将来的に他車型にも拡大することも考慮し、スイッチの取り付け構造を最小化すると同時に、縦面に着ける場合にも操作しやすい形状と動きを作り込んだ。

広大なガラスエリアでも暑さも日焼けも心配なし!

「G」及び「Gターボ」には、前席周囲のガラスは、スカイフィールトップを含めて「スーパーUV&IR カットガラス」を採用。UV(紫外線)の約99%と、IR(赤外線)の80%以上をカットする。真夏にシェードを開けて走る時も安心だ。

二次的効果で役立つ形状

後席腰付近にある平面は、背もたれを倒した時に隅まで使えるようにするためのものだが、降車時にここに手のひらを着くと、シートに残った体重をスムーズに車外に移すことができ、足元の悪い場所でも安心して降車できる。

フラットな床面に加え床下収納も充実

ラゲッジ開口部の下面は710mmと高めだが、後席背もたれを倒した状態でも荷室床面は完全なフラットで、使い勝手とスペース効率に優れる。さらに、床下にも収納スペースを持つ他、仕切り版にも工夫があり、利便性を高めている。

ダイハツの新基軸DNGAプラットフォーム

プラットフォームには、お馴染みとなったDNGA骨格を採用。前後に貫くサイドメンバーの断点をなくして衝突荷重を効率良く受け止めると同時に、前輪で発生させた横力を素早く後輪へと伝達。安全性と操縦性能を同時に向上させた。

スイングドアへの対応とさらなる強度の向上

主要部分はタントと共用しながら、必要な箇所はタフト専用設計。サイドドアがヒンジ式になったため、サイドシルが真っ直ぐ通せている。低床化のため、床上の骨格も高さ方向が抑えられており、座屈強度は高ハイテン化によって補っている。

適材適所でより軽く高強度に

絞りが深くなるサイドアウターパネルは、一般的に成形性の良い通常鋼板の薄板を使用することが多いが、タフトはここに440MPa級の厚板を採用。これにより外板でも強度と剛性を負担させることで、骨格内部の補強を削減している。

スポット溶接を効果的な箇所に集中採用

スポット溶接の打点位置は、寄与率に応じた再配置を実施。剛性向上に効果がある開口部コーナーや骨格のつなぎ目は、ピッチを詰めて打点数を増やす一方、感度の低い部分は打点を省略。コストの上昇を抑えつつ、より剛性の高いボディに仕上げている。

基本的な強度はDNGAで確保

上:従来型、下:DNGA

DNGAプラットフォームの単体捩り剛性は、従来型プラットフォームに対して約30%向上。タフトの場合、「旧型」がないので比較はできないが、キャストアクティバあたりと較べても、確実に質の高さを感じることができる。

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