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JN2クラスではRC Fがレクサスブランドとして初の全日本優勝! シュコダ・ファビアR5が全日本ラリー第3戦唐津で初優勝! トヨタ・ハイエースは86&BRZを相手に衝撃のデビュー!?

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2台のトヨタ・ハイエースが全日本ラリーにデビュー!
今回もう一つの注目であったのが、トヨタ・ハイエースである。国沢光宏/大西恵理組(CAST RACINGマルトクハイエース)と、喜多見孝弘/木原雅彦組(CAST RACINGサンコーハイエース)の2台が、トヨタ86などが参戦するJN3クラスへ初参戦となった。ハイエース用の機能性パーツを展開するCASTのカラーリングを施されたその2台ともが、簡単なシェイクダウンをしたのみの状態で参戦。そのため、2台ともに序盤は慎重にタイムアタックをこなし、その後ペースアップという展開となった。タイム的には他の競技車両とは大きく離されており、順位こそ変化はなかったが、徐々にペースを上げていく。

恐る恐る走り始めたハイエースだったが、走行を重ねるたびにペースアップした。
2台ともに完走と言いたいところだが、残念ながら喜多見組の26号車が最終SSで脱輪リタイア。SS9からすでにその兆候が見られていたというパワーステアリングのトラブルによりコース復帰は叶わなかった。残念ながらリタイアとなってしまった喜多見選手は「パワステの異常は分かっていたんですが、全力で走り切りたいので頑張ってしまったのが良くなかった。いきなりロックしたみたいになってしまって脱輪してしまいました。もう腕がパンパンで」という。「でもデータも取れたし今回の参戦で得られたものは多かった」と語っており、次回の参戦へ準備を進めるとしている。

2台のハイエースを駆るドライバーは自動車評論家の国沢光宏選手(右)と喜多見孝弘選手(左)。
この2日間を終えて国沢光宏選手は「ギヤ比が合ってなくて、馬力もない。でもポテンシャルはあるからまだまだ速くなる伸びしろはある。もっとこれから詰めていけばJN6クラスの背中は見えてくるんじゃないかな?」と完走後にコメントしている。

86 R3やシビックユーロRといったライバルを抑えてレクサス初優勝を遂げた石井宏尚/竹下紀子組(CUSCO DL LEXUS F)。
また、JN2クラスでは石井宏尚/竹下紀子組(CUSCO DL LEXUS F)がレクサスブランドとして全日本ラリー初優勝を達成した。ドライバーの石井選手は「全日本初優勝は本当に感無量です! サポートいただいた皆様、初戦からコ・ドライバーを担当してくださった寺田さん、車両製作に協力いただいた方々、本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

写真&レポート:青山 義明

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