ケーヒン 「次世代ガソリンエンジン用吸気モジュール」 モジュールで一括提案、最大効率を図る吸気システム [人とくるまのテクノロジー展2018横浜]
- 2018/05/24
- Motor Fan illustrated編集部
源流である吸気系パーツ・モジュールのみならず、現在では制御システムやエンジンマネジメントシステムまで、幅広い分野で事業展開しているケーヒン。今回の展示会では“新環境車ソリューションのグローバルブランドへ”をコンセプトとして、電動車用制御システム、空調ユニットといった、四輪車用システム製品を組み合わせたソリューションを公開していた。その中から当サイトでは「次世代ガソリンエンジン用吸気モジュール」に注目した。
●TEXT&PHOTO:川島礼二郎(KAWASHIMA Reijiro)
今回ケーヒンが公開していた「次世代ガソリンエンジン用吸気モジュール」は、インジェクター・インテークマニホールド・スロットルボディにより構成される。その最大の強みは、完成車メーカーが求めるエンジンに合わせてセッティングして提供できる点にある。これはモジュールで提供できるケーヒンだから実現できたメリットだ。また完成車メーカー側はパッケージとして購入できるから、パーツ選定に頭を悩ます必要がなく、求める性能を手に入れることができる。これはモジュール=パッケージ販売だから実現した。
では、何処が次世代なのかと言えば、各構成パーツが次世代=最新仕様なのである。例えば、燃料噴射システムは直噴とポート噴射のタンデム仕様として開発されている。またインジェクターは35MPa仕様。スロットルボディも軽量化・コストダウンが図られている。
その結果、燃費・排ガス・軽量化・コストダウンといった、時代が求める性能を全て高めることに成功している。
|
|
自動車業界の最新情報をお届けします!
Follow @MotorFanwebおすすめのバックナンバー
これが本当の実燃費だ!ステージごとにみっちり計測してみました。
日産キックス600km試乗インプレ:80km/h以上の速度域では燃費が劇...
BMW320d ディーゼルの真骨頂! 1000km一気に走破 東京〜山形往復...

日産ノート | カッコイイだけじゃない! 燃費も走りも格段に洗練...
渋滞もなんのその! スイスポの本気度はサンデードライブでこそ光...
PHEVとディーゼルで燃費はどう違う? プジョー3008HYBRID4とリフ...
スズキ・ジムニーとジムニーシエラでダート走行の燃費を計ってみた...
会員必読記事|MotorFan Tech 厳選コンテンツ

フェアレディZ432の真実 名車再考 日産フェアレディZ432 Chapter2...

マツダ ロータリーエンジン 13B-RENESISに至る技術課題と改善手法...

マツダSKYACTIV-X:常識破りのブレークスルー。ガソリンエンジン...

ターボエンジンに過給ラグが生じるわけ——普段は自然吸気状態

林義正先生、「トルクと馬力」って何が違うんですか、教えてくだ...

マツダ×トヨタのSKYACTIV-HYBRIDとはどのようなパワートレインだ...
3分でわかる! クルマとバイクのテクノロジー超簡単解説

3分でわかる! スーパーカブのエンジンが壊れない理由……のひとつ...

3分でわかる! マツダのSKYACTIV-X(スカイアクティブ-X)ってな...

スーパーカブとクロスカブの運転が楽しいのは自動遠心クラッチ付...

ホンダCB1100の並列4気筒にはなぜV8のようなドロドロ感があるのか...

ホンダ・シビック タイプRの謎、4気筒なのになぜマフラーが3本?
