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MAZDA ROADSTER RF VS マツダ・ロードスターRF:「完璧である」エンジンとドラポジの改良を受けて、注文をつけたい部分がなくなった

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車両型式は「5BA-NDERC」

 テレスコピック機構を追加したのと同じタイミングで、2.0ℓ直4自然吸気エンジン(SKYACTIV-G 2.0)も大幅な改良を受けた。最高出力は15%以上高まり、最高回転数は6800rpmから7500rpmに上昇している。そうした数値の変化もさることながら、音や応答性の進化に意味がある。1100kg台の車重に2.0ℓの排気量は、数字単体から受けるイメージはともかく、動かして感じるイメージは大排気量自然吸気エンジンと同種だ。

 ロードスターRFのエンジンは、低回転であっても、アクセルペダルを踏み込んだ直後に力強い加速で応えてくれる。ギヤは固定のまま、心地良いサウンドに乗せて息の長い加速を提供してくれる。もちろん、機械装置を動かす楽しさを味わいながら、ギヤを切り替えてもいい。その都度、エンジンは指揮者の動きに忠実な奏者のように、音の変化でドライバーの耳を楽しませてくれる。

形式:2.0ℓ直列4気筒DOHC 型式:PE-VPR[RS]型 排気量:1997cc ボア×ストローク:83.5mm×91.2mm 圧縮比:13.0 燃料供給:筒内燃料直接噴射(DI) バルブ駆動方式:ロッカーアーム 最高出力:184ps(135kW)/7000pm 最大トルク:205Nm/4000rpm

 手応えのあるシフトレバーと同じように、ステアリング操作にも適度な手応えがあり、1.1tの重量物を自らの手で操っている実感がともなう。延々と対向車と出くわさないような環境が、田舎にはところどころある。土地の起伏に合わせて造ったそんな道は、ときに30km/hでクリアするのもやっとのタイトのカーブが待ち構えていたりする。そのカーブに向けて車速を調整し、ギヤを掛け替え、ステアリングを切り込んでいく。そうしたドライバーの一連の操作にクルマは忠実に反応し、向きを変える。

 ソフトトップのロードスターでも感じたことだが、クルマを操る楽しさは車速や加速度の大きさに比例するとは限らないことを、RFはあらためて教えてくれた。

今回の試乗(約190km)での燃費は12.7km/ℓだった。モード燃費はWLTCモード 15.8km/ℓ  WLTC市街地モード 11.8km/ℓ  WLTC郊外モード 16.0km/ℓ  WLTC高速道路モード 18.3km/ℓ 
マツダ・ロードスターRF VS 車両価格◎357万4800円 試乗車はオプション込みで365万400円

全長×全幅×全高:3915×1735×1245mm
ホイールベース:2310mm
車重:1100kg
サスペンション:Fダブルウィッシュボーン式 Rマルチリンク式
エンジン
形式:2.0ℓ直列4気筒DOHC
型式:PE-VPR[RS]型
排気量:1997cc
ボア×ストローク:83.5mm×91.2mm
圧縮比:13.0
最高出力:184ps(135kW)/7000pm
最大トルク:205Nm/4000rpm
燃料:プレミアム
燃料タンク:45ℓ
燃費:
WLTCモード 15.8km/ℓ
 WLTC市街地モード 11.8km/ℓ
 WLTC郊外モード 16.0km/ℓ
 WLTC高速道路モード 18.3km/ℓ 
トランスミッション:6速MT
車両本体価格: 357万4800円

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