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HVシステム搭載のための最適化 ホンダ・ステップワゴンのメカニズムを徹底解説!

  • 2019/07/28
  • ニューモデル速報
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新型ステップワゴンのハイブリッドシステムは、単に燃費の良さを得るアイテムとしてだけでなく、より上質な走りを獲得するための手段として選ばれた。だからこそ上位機種の、Mクラスミニバンにはオーバースペックとも言えるハイブリッドシステムの搭載を敢行し、その大きさと重量増に対応する対策が講じられている。果たして、あくまでも静粛に強大なパワー&トルクを発生させるハイブリッドの特性を、重厚で滑らかな走りへと昇華させている。

図版解説●編集部

※本稿は2017年10月発売の「新型ステップワゴンのすべて」に掲載されたものを転載したものです。車両の仕様が現在とは異なっている場合がありますのでご了承ください。

居住性や使い勝手はHV仕様でも変化なし

従来型スパーダ比で全長+25㎜はハイブリッドシステムの搭載によるもので、それ以外の数値はガソリン車と同様。1列目席の下に駆動用バッテリー由来の盛り上がりはあるが、実用上の問題はない。

ミニバンでも「Enjoy the Drive」

ガソリン車
ハイブリッド車

ミニバンであっても走りを楽しめるように、慣性マスの集中と低重心化が追求された。結果、プラットフォームの基本はガソリン車を踏襲するが、車両前半部のフロアをHV専用設計とした。

ウォークスルーを妨げないセンターコンソール

ハイブリッド車には前述の床の盛り上がりを覆う形で、手荷物や身のまわりの品を置けるセンターコンソールが設置される。高さや大きさ、周辺のスペースが十分に検討され、サイドウォークスルーや、前後の移動も跨いで行なえる。内面も柔らかな素材で覆われ、収納物の保護にも対策されている。

USB端子や100Vの電源も用意

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